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はじめての弟子は王子様?で 11

 

「ちょっとみーくん?何黙り込んてるのさ?」



 さて、ちょっと試してみるか



「お前等ちょっと話がある。てかこの件に関して最重要な話をするから皆さんちょっとここで待ってて下さい」



「分かったわ」



 先にパーティーメンバーを行かせて俺の部屋に入れる、モタつくふりをして距離を置き最後に俺も部屋に入る、この時扉は開けっ放しだ。

 ここでかなり細めかつほぼ透明に近いねばのーるくんを靴を脱いで中のゴミを捨てるかの動作をするフリをして部屋の入り口に足を引っ掛けるかのような感じで仕掛ける。

 果たして掛かるか?仮に掛からなくても居るかも知れないというテイで話をしとこう



「皆、ぬりぽっちゃんを食べたい俺な訳だがそれはひとまず置いといて…正直俺達の国の弁当とかこっちに連れてきての外食って何かあった時凄いめんどくせー事になるからやめたほうがいいと思うんだよね。

 俺はこんな面倒には関わらずとっとと済ませて観光でも楽しんで帰りたいのだ!王子がどうなろーとどーでもいいし!」



 この単語で皆なら察してくれるはず



「なるほど、同感ですね。では我々はあの人達は放っといて…最低限協力だけするフリをして関わり合いは避けましょうかね」



 よしよし、いい感じ。でもまさかメロニィさんそれ本音じゃないですよね?



「そうだねぇ、そろそろお土産も見て回りたいし私はもうちょっとご当地グルメを堪能したいかなぁ」



 クリス様も大丈夫とは思うけど本音だったりして?



「アチキはこっちで釣りしてみたいぴょ!」



 あ、そら俺も気になる



「んじゃ満場一致という事で。今晩のご飯は俺達はここで食べるという事でいいよね。んじゃ皆の所に戻ろう」



 みーサーチには反応無しか、となるとねばのーるくんに賭ける訳だが細く緩くバレないように気を使ってるせいか反応がわからぬ。そして己の馬鹿さに気づいた。

 そうだよ、部屋出る訳だから皆ねばのーるくんに触れちゃって訳分からんくなるじゃないか。

 どーしよ…なんとか器用にベトベト感を無くさねば…と思ったら反応ありました!

 まさか本当に居たとは、しかも入口付近に居たのか勝手に皆の所に向かって行ったぜ。

 良かった〜、これクリスに知られたら絶対馬鹿にされまくってただろうからな。

 後はタイミングを見計らって引っ捕らえるだけだが万が一の為皆の前での方が良いだろう。

 さっきの話ではないがここでコイツをつまみだしたとして俺達というか外部の人間が勝手にやってるだけみたいな見方をされかねないのは避けたいところ。

 コイツ1人とは限ら無いから少し観察もしたい所だし。

 それにしてもみーサーチにも掛からないし音もしないしまるで見えないしと、とんでもないな。 

 こんなのに狙われたらたまったもんじゃねない



「……不躾ながら廊下の外で聞きました。皆さんの意見も最もかと思います、もうコチラに関わらないで結構!ありがとう御座いました」



 半ギレ気味でギルが言ってきた。コルト君がとても切なそうな顔をしておる…なんか申し訳無い気がして来たな。

 タイマ君達はというと、然程気にしてない御様子、やはり手練れだけあって基本的に他をアテにするつもりが無いのだろう。

 このまま本当に帰ってもなんとかしてくれそうな気さえする。

 それにしても、多分あの辺なんだよなぁ…確実に捕まえる為にはどうするか、結界で閉じ込められるかな?



「では我々は失礼しようと思いますが…その前に、みーさん何かありませんでしたっけ?」



 ナイスメロニィ!そう、ちょっと間が欲しいんだよ



「そうそう、レーヌさん!前夜に話した結界のやり方なんだけどさ、特定の人だけ出入りするのに必要なのが最初に中に入ってる事が条件なんだよ。なのでちょっとお見せするね」



 もちろん嘘である。そんな技術は無いしそんな話もしてない。

 今俺がやれる結界は出る事は出来るか完全に閉じ込めるか遮音するだけかのものしか無い。

 この流れで自然に部屋全体に結界を張った。完全に閉じ込めるやつだ



「えっと、そんな感じ?なんだね。なんとなく分かったわ。でも私じゃやっぱり使えないかなぁ」


「みー殿、もうよろしいですか?これ以上の関わり合いは王子が」



 この時動きがあった、ちゃーんす!



「確保ーーー!!!」



「「え!!?」」



 ねばのーるくんの色を戻して見ると、やりました。見事小さい結界の中に閉じ込めた筈



「確保って…まさか誰か居たの?」



「これよりみーくんはこの中に誰か居ることを証明すべく、水責めを敢行しようと思いまする」



 そう言って結界の中をみーウォーターで満たすと、もがいてる感じだけが見受けられた。

 チラホラ下の服も見えてるが音までは聞こえない…ここで少し水を抜いてみた



「…………はぁはぁ…」



 遮音機能は効かせてない結界なので音がしなかったのはコイツの何かが要因なのだろうがそのくらいになると音も漏れるのか



「み、みー殿…これは一体?」




「刺客、だろうね。話を聞いてる限りこんな感じで透明人間レベルにまでなれる奴が居るんじゃないかなと思って罠張ってみたら案の定掛かったのよ」



「「おおーー!」」



 皆驚いてる、我を崇めよと言いたいところだけど異世界知識があればこその発想なので程々にしておかないと頭がキレまくるって誤解を招きかねないな



「それにしても器用に水抜きますね、私はそっちに驚きです」


 キリカさんはそっちに関心気味だがただやり場が無くなった水を結界で作った通路で外に出そうとしてるだけです



「さっき下の服がチラチラ見えてたところを見ると何か覆い被さってるようにも見えるな、ちょっと脱がせてみようぜ。みーさん結界少し穴開けとか出来る?」



 実は出来ません、なので半分くらいの結界を新たに作って解除、幸いこの結界は人を介してかけてもその部分が切断されるなんてことはない。

 ただその部分は介された人がもがくと壊れやすいので注意が必要



「さて、やはりそうか。触れる事は可能なんだな。んじゃお披露目と行きますか」



 果たしてどんなヤツが出て来るのか?

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