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イベントは来訪者からで 4

 

「なんか遂に来ちゃった感じがするなぁ、おい。変態鬼畜にロリコンが確定したな」



 せいらさんがここぞとばかりに責めて来たが気持ちは分かる



「えっと、何も変な事はしないよ?でもアレだ、この件をマッサンに言うとかロリコン認定を確定して来るようなら俺は大人しくソファで寝るからそれでいいかい?」



 まゆもと同じ部屋で寝るのは正直そこまで抵抗は無い。一緒に暮らしてるのもそうだし小屋に居た頃も一緒にゴロゴロしてたり昼寝する事もあったので変に意識しなければどうという話でも無いのだ。

 これがクリスでも多分似たようなものだろう。メロニィは結婚を迫ってくるからちょっと意識してしまうけど



「それが一番健全だというのは分かるがそれではこのゲームの意味が無くなるからな…ここは仕方無い。分かった、この件に関してはまっさんにも言わねーしロリコンだなんだと言ったりはしねーよ。手を出したとか無い限りはな」



 そんな話をしてると寝る際に被る三角帽子を装着し準備万端なまゆも。

 その三角帽子実は生前から欲しいとか思ってたのは秘密です、てか何処に売ってるのだろうか?



「いいかい?まゆもちゃん、目だよ目、何かされそうになったら急所と目を狙うんだよ」


「ここに弱気で何も言えずに枕を濡らす事しか出来ないか弱い許嫁が居るという事を忘れないで下さいね」



 クリスとメロニィがまゆもに色々言ってるが流石に一緒の部屋で寝るという時点で仕方ない事か



「み、みーさん。ちゃんと責任取らなきゃダメなんですからね!少女相手に手を出すだけの関係なんてダメなんですぅぅぅ」



 リリィさんは案の定思い込みの世界へ。リリィさんと同じ部屋になったらどういう解釈してたか気になる所だ







 もっと色々言われたりなんやかんやと無しになるかと思いきや思ったよりもアッサリ部屋に戻る事になった



「流石に抵抗あると思うから俺は床で寝るから安心したまへ」



「気にする事にゃいのでぇす。さぁみーくぅん、はよう、はよう」



 そう言ってベッドで横になったまゆもは俺をベッドに誘って来た。ツッコミどころ満載だがまゆもっぽいな



「そ、それでは失礼します」



 俺のベッドなんだけど


 流石にくっついたりする訳では無いとはいえ思ったより緊張するな。一応まゆもと逆を向いておこう



「イモムシごーろごろ」


「ぐはっ!?」



 まゆもが突っ込んで来た。こういう子でしたね



「ろーりんぐ、ろーりんぐ、イモムシろーりんぐ!みーくんこっち側に来るのでぇす」



 壁側に追いやられたと思ったらどんどんゴロゴロで追い詰められる俺。このままではまゆもゴロゴロに潰されてしまう



「このままだとみーくん潰れちゃうから駄目だぞ」


「ぴきょっきょ、ぴきょきょきょ!」



 凄く楽しんでますね。それにしてもまゆもはドSだな、心無しか目がヤバいもの。

 こうなったら俺も攻めるしかない



「イモムシごーろごろぉぉぉ!」


「ぴにゃ!ま、負けぬのでぇぇす」



 不毛な争いをしばし続けたがこの辺にしないとずっとくっつきっぱなしになりかねないのでもうやめとこう



「まゆも様、この辺にしてそろそろ寝るなのですぞ」


「うにゅ、寝るぼん!寝るぅぅぼぅぅん!」



 寝る気ねーなコイツ。だが俺は割と眠いというか疲れたのだ。単純な疲労や眠気は回復魔法ではどうにもならない。多少は効いてるのかも知れないけど体感的効果は最初だけで疲労感や眠気は取れたりはしないのだ



「まゆもっこしりとりやるでぇぇす、りんごぴーぴょ」



 出た、まゆもっこしりとり。理不尽の極みのゲームだ



「よ、ねぇ〜…鎧」 


「い、イカダぴーぴょ」



 まゆもは語尾にぴーぴょを付けて来るのでこちらはよ、かぴょ、を常に迫られる地獄のしりとりだ。当然勝てるわけもないので



「次のターンまゆもは口が開けないのだ」


「にゃんと!?」



 秘技理不尽返し



「ほら、早くしないとまゆもの負けだぞぅ〜」


「んん~、んん~!」



 まゆもの負けかと思われた矢先、ろーりんぐによる物理攻撃を仕掛けて来た



「こ、こら、あんまりやるとみーくん潰れちまうぜ」


「んんんんん!!」



 ヤバい、まゆもが俄然やる気に。ここで掴んで止めちゃいたい気持ちもあるが流石に同じ部屋に2人きり、抱きついたり密着出来るみたいな形になると本格的にヤバいので大人しく降参しておきました



「そろそろ寝ようぜ、みーくんおねむの時間だよ」


「うにゅ、そろそろねーる…みーくん今日はありがとうなのでぇす」


「気にする事はないのだよ。これからもまゆも魔法を精進しどーのこーのだぜ」


「うにゅ、また凄いのやるなのでぇす」


 ここで沈黙が続いたので寝るモードになったのかと思ったらまゆもが質問して来た



「みーくんは、元の世界に戻りたいとか考えてたりするなのかえ?」



「どうだろうな、ただ…実はまだ死んでなくて長い夢を見てるとかだったとかも考えた事はあるけどそうなると皆と会えなくなるじゃん?それは嫌だからねぇ〜、だからもしそんな方法があるなら行き来出来るようになるのが最低条件って感じがするよ」



 実際の所本能とでも言うのか、実は夢でしたなんて事は無い事くらい分かりきってるし年齢問題とか色々あるから戻る事について考える気が然程起きない部分がある。戻りたい感情が無いわけでもないしやっときたかった事もあるんだけどね。

 これが過去に戻れるとかならあるいはもっと考えちゃってただろうけど




「行き来出来るなら良いぴょ!アチキも色々連れてってなのでぇす」


「そうだったな、まゆも行きたがってたもんね」



 ヤマト村に居た頃、よくそんな話もしてた事を思い出した



「まゆも一緒なのでぇす」


「もしそんな事があったら色々好き放題回れるようにするために、金貯めまくらないとだ」



 なんて話をしてたらかなりの睡魔に襲われてそのまま眠ってしまった















「みーくん、まゆもちゃん、そろそろ起きないとだよ」




 クリスが起こしに来た。そんなに寝てたか?ってもう昼になってる。まゆもも今起きたようだ




「よく寝れたようだな、飯作っといたぜ」



 せいらさんが朝食だか昼食を作ってくれてたようだ

 

「おはようございます。今日は花火ですね、楽しみです」


 リリィさんも普通だ……なんだろうこの違和感


「みーくんおはーぼぅん。アチキは早速面白い魔法を思いついたようなのでぇす」


 俺が何か言う前にせいらさんが喋りだした


「そ、それは良かったな。それじゃあご飯食べてヤマト村に行く前に外でじっくり」



「ユメモグラ」



 何やらモグラ的なのが4匹ほど現れ俺とまゆも以外の4人に入って行った



「ま、まゆもちゃん?これは一体どんな魔法なのかな?」



「これは、悪夢を見せるモグラしゃんなのでぇす。効果は1日ぽん」



 悪夢を見せる?まゆもの魔法は基本絶望的なのしかないのでこれはかなり強烈なのを見せられるのでは無かろうか



「い、一応お聞きしましょうか。何故それを我々に掛けたのでしょうか?」


「人を勝手に眠らせるのは良くないなのじゃ」



 そういう事か。まゆもと一晩同じ部屋で過ごしたというのに誰も触れて来ない所を見ると何かしらの手で俺とまゆもは眠らされたという事なのだろう。

 ここぞとばかりにまゆもは鼻をクンクンしながらせいらさんに纏わりついてる



「ま、待てまゆも!眠らせたのは悪かった。だがこれは安全の為であってだな」


「そういうのは良くないと思うみーくんです」


「今日は悪夢にうなされるなのでぇぇす…ぴょ、ぴきょ、ぴきょきょきょ〜」



 うわぁ、まゆもの笑いが怖いヤツだ。それ程の悪夢に苛まれるという事か




 この後4人はまゆもに謝るが時すでに遅しという事でまゆもの怖い笑い声だけが鳴り響いていた。俺はなんだか怖いので眠らされた被害者ではあったが何も言わないでおいた



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