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制裁はキチックで 2

 

 皆お風呂に入りつつまったりする時間になった、俺はというと



「もうちょっと強めにしてよぉ」


「こっちにそんなに来てないですよ」



 扇風機タイムだ、好き放題言いやがって



「お前等…その内扇風機料頂く事になるぞ」



 この魔法は慣れはしたが燃費がそこまでいいものではないと言うのに



「湯上がり美人拝見料と相殺されてる筈だから大丈夫」



 このアマ、しまいにゃひん剥いてやろうか



「リーダーの暴挙が酷い、パワハラで訴えてやる」


「湯上がりの一杯がまた良いねぇ〜」



 聞いちゃいない



「さっぱりです、お風呂ありがとうございます」



 リリィさんの湯上がりだぁ!!湯上がりリリィ料を請求される前に扇風機でサービスしとかなくては



「ささ、リリィ様。髪乾かしますぞ〜」


「出たよ、セクハラ大魔王め」


「何言ってやがる、リリィさんは客人だぞ?もてなすのが筋ってもんだろ」



 リリィさんの湯上がりは本当もう、たまらんです。スタイルで言えばせいらさんとどっこいなんだけどせいらさんと違って凄く柔らかそうなのだ。

 最もリリィさんの身体には結構触れてるし何なら抱きかかえたりもしてるのだがそういう時はだいたいジェノサイダーズでヤバそうな時だったりするのでちゃんと堪能出来てなかったりする



「あ、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいです」


「この魔法は意外と加減とか色々大変なんだ、だから仕方ないんだよ。ボクの事は気にしないでいいですからね」


「秘技、まゆも髪」



 うわっなんじゃそら!?まゆもが髪を俺にかぶせて来やがった



「ま、まゆもくぅん?こうされると俺は前が見えなくなるのだが」


「みーくんのセクハラを止めるという大事な使命なのじゃ」


「まゆもまで何を言ってるのだい?ボクはセクハラなんてしていないよ。アレだね?叔母に当たる人やリーダーにあたる人が事実無根な事ばっか言って騙されちゃったんだね。

 この世界に来て初めてまゆもに会った時から紳士なボクは何一つ変わっちゃいないんだぜ、だからまゆも、ちょ、やめ、やめて!指で脇腹を突いて来ないで、えぇ〜いやめないか!」


「ぴっきゃっきゃ」



 ヤバい、まゆもの攻撃性の高まった時の目だ



「こうなったら変な髪型にしてやるぅぅ〜」


「ぴにょぉぉ〜、やめるなのでぇぇす」



 まゆもの髪は長くてサラサラなのでクリスやメロニィもよく弄ってる。

 流石に俺は数えるほどしか弄って遊んだ事はないがこんな攻撃をされたら仕方無い



「みーが遂にまゆもにまでセクハラしだしたか、なんだかんだとまゆもは大丈夫かと思ってたんだがな。兄貴に報告だなこりゃ」



 マズいのに見られた、何とか誤魔化さねば



「姐御、前はまゆもの髪を使ってウルトラタロウとかよくわかんない事言って変な髪型にしてましたぜ」


 クリスめ、裏切りやがったな


「そう言えば過去にもされた事がある髪型だと言ってましたね」


 メロニィまで


「ほうほう…て事はだ、ヤマト村に居た頃からお前はまゆもの髪を弄って遊んでた。と、そういう事だな?」


「べ、別に変な意味でじゃないぞ!まゆもの髪が長くてサラサラそうで綺麗だねって話から色んな髪型してくるのが面白くて流れで遊んだってだけなのです」


「そうか…………」



 何この間、何か言う気か?




「ロリコン」


 マジトーンで言われた


「誤解だ!全くもって誤解ですからね、確かに俺はエロいかも知れない。でもロリコンでは無いぞ!」


「うわぁ~、みーくん13歳の子の髪の毛弄ってたんだぁ〜って言葉にしてみると物凄いヤバい人みたく聞こえるね」



 クリスめ、前にまゆもの髪で一緒に遊んでた時はそんな事言わなかったくせに。でも言葉にすると思った以上にやべぇ



「みーさん、前にまゆもの髪で一緒に遊んだ時は何も思いませんでしたが言葉にすると危険です。将来の夫が13歳の子の髪で遊んでるなんて聞くととても嫌なので止めましょう」



 俺もそんな気がして来た



「何かそんなつもりは本当に全く無かったんだけど言葉にされるとヤバい事してる気がして来たから自重します」



「良いのかえ、みーくん?ほらまゆも髪ですぞぉ〜パッファローマンとかいうよくわからぬ髪型に出来ぬのですぞぉ〜?」



 髪を顔に当てて来ないで欲しい、チクチクします。叔母としてこのまゆもにちゃんと注意して貰いたいもんだが



「ま、まゆもよ…その、何ていうかお前等が仲良いのは分かるがそれは中々どうして…かなり高度なプレイになりかねないからやめとけ?みーも、今回は見なかったことにしてやるからまゆもを止めてやってくれ」



「う、うにゅぅ……」



 段々と恥ずかしさが出て来たまゆもは顔を赤くして黙ってしまった



「ま、まあまあ。まゆもちゃんの髪はとても良いですからね、変な意味では無く弄ってしまうのも無理は無いですよ。私もそのサラサラが羨ましいですぅ」



 リリィさんの髪も素敵ですぞ、リリィさんにやられたら髪だけでは済まないだろうけど






 そんなこんなでまゆもを除く皆が湯上がりの一杯を堪能しつつ祭りの話で盛り上がる中で寝る部屋の話になった。

 もうすぐ2時になる、そろそろ寝る頃合いだけど空き部屋は一つに客人が二人、面倒な話になる前に俺が下で寝ることにしようかな



「空き部屋は1つなので俺が下で寝るからお二人は空き部屋と俺の部屋を使って下さい」



「それは申し訳無いですよ、私がここで寝ますので大丈夫です」



「流石に客人をソファで寝かせる訳には行かないですよ、遠慮なく寝て下さい」



「前みたく誰かが一緒に寝るという手もありますね」



 そのやり取り、絶対俺に良い流れにならないからやめて欲しい



「では姐御、今度こそ私と一緒にどうですか??」



「そ、そうだな。リーダーと一緒に寝るのも悪くは無いがここはやはり憧れのリリィ様と一緒に寝ときたい気もする私だぜ」



「そ、そそ、それでしたら3人で一緒に!私が挟まります」



 クリスがおかしい事言い出した。この子こんな馬鹿だったっけ?



「クリスよ、それはみーと同レベルの発言になってるぞ」



 あ、俺も同じ事言ってました



「えぇー!?みーくんと同じ!?うわぁ~やっちゃったよぅ」



「何だよそれ、何か無礼じゃねーか」



「セクハラ魔王と同レベルなんて嫌に決まってるじゃん」



 とりあえずどう足掻いても俺がセクハラだなんだと言われる未来しか見えないので早急に俺が下の部屋って事で話を終わらせよう



「分かったよ、んじゃこうしよう」


「却下」



 まだ何も言ってない



「まだ何も言ってませんが…せいらさんは何か良い案でもあるのか?」



「クジ引きでどうだ?まず空き部屋を私かリリィ様で決めてその後残った人がその人の部屋にってルールだ、面白いだろ?」



 もう好きにしたらいい



「皆が良ければそれで良いんじゃないすかね」


「それだったらいっそわかりやすく誰が二人で寝るかにしてみてはどうでしょうか?手取り早いですよ」



 それはそうだ。そろそろ眠くなって来たし俺は退散しようかな



「んじゃ公平にクジを作るか、6人分で」



 俺は何を言ってるのだろう

 


「ええっと、はい!」


「はい、クリスさん早かった」


「先生、このクジっていうかこのゲームはみーくんっていうどうしようもないセクハラ男も参加なのですか?」


「良い質問ですね、でもいけませんよ。人の事をどうしようもないとかセクハラとか言っては」


「これセクハラどころじゃ無いんじゃないかな!?流石にそれはちょっとダメなんじゃないかい?」


「人類皆平等です、先生と一緒に寝ることも何らおかしくは無いのです」



 イカン、そろそろ止めないとまたぶっ叩かれる



「分かった」



 え?



「いや、その、一応そういう事言う役どころなのかなって思っただけで」


「みーくんだけ仲間ハズレは可哀想だからね、いいさ。この可愛い女子しか居ないゲームに参加するといいさ!嬉しいだろぉ〜?このこの」



 何言ってるのこの子、こんなの参加したら今後どうなるかわかったもんじゃない。セクハラ男なんて言われ方なんかじゃ済まなくなるのは目に見えてる。

 しかも実際の所、仮に俺が誰かと一緒に寝るなんてなってもこんな状況で変な事なんて出来やしない。

 クリスめ、ここぞとばかりに



「冗談だからね?こんな地雷臭たっぷりのゲームになんか参加しないから!俺は大人しく自分の部屋で寝てるから安心して下さい」



「いや、これはゲームだ。どーせならみーも混ざったほうが面白いだろ。明らかなハズレがあった方が燃えるぜ」



 人をハズレ扱いすんな



「何アホなこと言ってるんすか?」



「アリ…ですね!その方が面白そうです。私としてはなんの問題も無いので」



 そういやこの子こういう勝負事好きっぽかったなぁ。なんで俺はこんなのに巻き込まれてんだ…だがなんだろう、さっきまで眠かったんだけど、いや、今とて眠いには眠いがちょっとこう何て言いますか俺も実はおっさんとは言え男、それに達観してる部分はあるが決して無欲ではないし何となく良い雰囲気になった時だって相応に意識もしちゃう普通の男です、鈍感キャラのつもりも無い。

 すなわち、こんなシチュエーションは燃えて来てしまいます。

 落ち着け、一線を超えるような事は無いだろうし何するわけでも無いとは思う、だがしかし!我が音を遮る結界とか屈指すれば不可能でも無いというのも事実なわけで、何も無いのは分かってるけど万が一だって対応が出来るこの状況に期待が膨らんでしまうのも当然の話なのだ。

 落ち着け俺、誰にあたろうと基本的にはご褒美だ。だがその後と言うのを考えるとやはり一線超えは厳しいものがある。

 なので現実的に考えるなら何する訳でもない中で一番ご褒美だなって思える人が良い……そうなるとリリィさん一択だったりする訳だがそういや俺、この中で誰かとどうにかなりたいって感情はあるのか?ハッキリ言って皆好きだが恋人とか将来の事ってなるとちょっとそういう気持ちはまだ目覚めてないんだよな。

 なんというかやっぱりおっさんから転生して若返ってるってのは色々思うところがあるんだよ、ヤルだけとかそういう事はしちゃいけないって気持ちもあるしね、合意の上なら良い気もするが。

 うん、合意なら全然良い。でも一番はあれか、やはり若返って人生やり直してるってズルいって気がするからそれを利用してこういうのを上手くヤルのはよろしく無いと思う今日このごろ。

 いや、そういう流れになってまでやらんっていうのは相手にも悪いからその限りでは無い。

 いや待て!そもそも最初に来た時にチャンスは逃さないと決めたではないか。なら、いや、しかし、いや、いや、いや、いや



「キミってば先からボーっとしてるけど、さては良からぬ事を色々妄想しちゃってるんだね」



 色々な思いを頭フル回転で考えて居たら突っ込まれた


 そして……こんな絶好のシチュエーションに色んな思いを込めたりする俺、それに俺だけでなく男と一緒に寝る可能性があるという事で皆にも緊張が走る中行われたクジは








 なんの面白みもなくまゆもとせいらさんが一緒の部屋というオチで幕を閉じたのだった。



 前回と同じという事で流石に面白味が無さ過ぎるせいか、皆も何処かがっかりしたと言うか拍子抜けみたいな感じのまま寝る事になりました。



 リリィさん抱き枕という夢は儚く散ってしまいました。



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