始まりはヤマト村で 1
年季の入った妄想家が書いてみました。
大筋の設定は出来てますがゴールは不透明です。そこが脳内で完成しちゃうと途端に作る気無くすという悪い癖がありますがゆえ。
作品の意向としまして、
女キャラは相応に出て来てエロそうな話は相応に出て来ると思いますが世に出回る漫画やアニメキャラのようなエロ丸出しの服装は一切して無いです。
作中出て来ると思いますが創作側の私にも都合が良い話で、この世界は自動翻訳の魔法及びまじないのような物がほぼ世界全体に掛けられてるので使用される単語なんかはほぼ日本人在住者が分かる言葉であり言葉遣い等色々主人公の理解による所が影響してるので世間一般では誤訳がある事もあります。
作中で出るかは分かりませんが、例えば主人公君は貴族の爵位等理解が殆ど無いので男爵も伯爵もなんか身分高い人位な感覚です。
つまり事実上誤訳というか間違いが存在しないのと同義になります。細かい点で違うと思ってもそれは単純に主人公君の知識のせいなので気にしないで読んでいただけたらと思います。(私がその方が楽というのは秘密)
最後まで頑張りたいとは思いますが一応ちゃんと魔王を倒しには行くと思うのでよろしくお願い致します。
◯◯年
みー 死亡 享年42歳
悔いしか無い人生だったが、それをどうこう出来る人間でも無かったというのもまた悔やまれる。
なんて死ぬ間際に思って頭が真っ白になった
迷惑ばかりかけてどうしようもないヤツだったな俺。若い頃はヤンチャもした時はあったが殺人等の異次元な罪を犯した事は無い、無いよな?例えば俺がポイ捨てしたゴミが原因で人が、なんてことがない限りは無い。そんな俺は中途半端な地獄にでも落ちてどーのこーの…とか生前に思ってた訳だがいざ死ぬ寸前ともなるとそんな事すっかり考えてもいなかった
あれ?確かに死んだがなんか意識あるんですが…もやもやしてて時間の経過とか感覚とかそういうのはない。これが死後ってやつか?
「お願いです、この世界の魔王を倒してください」
そんな声とも言えぬなにかが意識の中に流れ込んで来てふと意識が飛んだ
気付くと見知らぬ森?のような場所に立っていた。
これ、なんか漫画とかである転生的なヤツじゃね?
漫画はまあ結構読むよ、アニメはそんな見ない。でも何となく見聞きし想像は出来る異世界転生どーのこーの。この場合何かチートがとか言ってたりするのも聞いた事あるが…とりあえず現状確認だ
驚愕な事が起きていた!
多分これ、かなり若返ってる!しかも何?割と肌が弱めでニキビが出来やすかったりとかも無く肌がなんか良い感じ。若いからか?それと…健康だ!俺は割と病弱寄りだったがそんな感じもない。おや?18の頃に付いた傷跡が無いぞ、ということは体格的には死ぬ前と変わらないから……うん、ちょっと盛った。痩せてるね、流石に42歳ともなるとたるんでたけどそれもない。これは充分チートだ!武器……はないが服は俺の生前の私服だな、少しダボつくが許容範囲内。
では年齢は17としとくか、記憶は生前のが鮮明なので単純に若返っただけとも言える。身体能力は……少なくとも衰えてるとは無さそうだ。うん、これは良い。まさか魔法とかは……別段使えそうにないか。んで……これからどうしましょう
「ぎゃぁぁぁ〜落ちるぅぅ〜嫌なのでぇぇぇぇす!!」
誰かの悲鳴!?行ってみるか。
女の子が崖から落ちそうになってる
「大丈夫か!?落ちそうなんだな、今助けるよ」
「あ、足元気を付けて下さいでぇす。その辺も脆いのです」
問題無く助けられた
「ありがとうございます。いやぁ~本当に危なかったなのです。魔力が尽きてて力も入らずもう少しで落ちてましたぞよ!私はまゆ、みんなにはまゆもと呼ばれてるなのです。ど、どう御礼をすれば良いか……」
ふむ、魔力…という事は魔法は存在してるんだな。これは俺が恩人になったと言えるのでちょうどいい、とりあえず記憶喪失で何もわからない設定でこの世界を1から学んで見よう。
目的は……そうだな、とりあえずあの声のようなものに従って魔王討伐を一応目標に掲げつつまずはここでの生活を盤石にせねば
「いえいえ、当然の事をしたまで。その、実は申し上げ難いというか……どうやら私、記憶喪失になってるようで何一つ分からない状態なんです。よろしければ色々教えてもらってよろしいですか?」
「ありゃりゃ!?記憶喪失なのですか?それは大変だ。初めて見かけましたよ、記憶喪失の人。私でよろしければ是非、お役に立つです!」
「ありがとうございます。ところでココはどこなのでしょうかね?」
「ここは我らがヤマト村の近くの森なのでぇぇす!」
「ヤマト……村ですか。よろしければご案内して頂いても?」
私は妄想家で絵心があれば漫画書きたかったってタイプです。
つまり小説というか文は素人です。
色々拙いとは思いますがよろしくお願い致します。