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奇人たちのカオスな日常  作者: 杏子
第1章 奇妙な彼女たちの事情
6/6

第4話 クールでブルーな彼女は憂鬱

〜生徒手帳〜

夜琉(よる)

・3-A

・歌い手科


静かに目を開く。すぐ目の前に見えるのは白い天井。あれ、ここどこだっけ?ムクリと起き上がると、寝ぼけていた頭も覚め、ここはどこなのか直ぐに分かった。

「あれ、保健室…」

そう、保健室だ。僕はまぁ、体調を崩しやすいもので、あと少しサボり癖があるので保健室にはよくお世話になる。1日の大半はここにいるだろう。そろそろ出席日数が不安かもしれない。明日からはちょくちょく授業に参加しよう、と思っては見るものの、確実に無理な気しかしない。留年の危機である。……やっぱり頑張ろう!!流石にこれは焦るわ。しかし、そろそろこうしてベッドに横になるのも飽きてきた。今は多分放課後。そろそろ部活の時間になる頃であろうか。

「うーん…面倒いけど部活行くか。」

よいしょ、とベッドから起き上がり靴を履く。学校生活とは何とまぁ、退屈で割とつまらない。寧ろだるい。一時期やめようかなとか思った事だってあった。歌は学校に行かなくても出来るし……とか。超ブルーだ。でもそんな中でも少しではあるけど「楽しい」と思えることがあった。

__部活。面倒だと思うときもあるけどみんなと話すのは楽しい。一緒に遊んで、お出掛けしたりとか。だから、まだ、ここで頑張ってみようかな、もっと楽しんでみようかなって。この学校生活をつまらないまま終らせないよう、僕はゆっくり、ゆっくりと今日も部活へ向かう。

キャラが安定せぬ。

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