表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
願い叶う時  作者: ナツイロ
1/7

暗闇に願いを

登場人物


星野 彩葉 (いろは) 17歳 女

航太のことが好き…?2010年では10歳


富岡航太 (こうた)17歳 男

彩葉を好きだった…?2010年では彩葉と同じ10歳


富岡陽夏 (ひなつ)4歳 女

航太の妹

24時ピッタリに学校の真っ暗な教室の自分の席に座って願い事を叫ぶと願いが1つだけ叶うらしいよ―






休み時間友達にその話を聞いた私は今こうして真夜中の学校に忍び込んでいる。

さすがに馬鹿馬鹿しいなとは思うけどそれ以上に叶えてほしい願い事がある私には忍び込むという選択肢しか頭の中にはなかった。


「着いた…。えーっと、私の席は…っと」

暗闇の中なんとか自分の席に座ると私は友達の話の続きを思い出した。


―ただね、願い事が大きいとその代償が大きくなるか ら気をつけてね―


大丈夫。大切なものなんて何も無い私には代償になるものなんて自分の命くらいしかないはず。

だから、だからどうか

「2010年のあの日、7月24日に時間を巻き戻して!!」

叫んだ私は何1つ変化が起きてない時間に嫌気がさして家へと走って帰った。



「お姉ちゃんまってよー!!」

「―ちゃん早く早く!!」


「どうして、どうして―がこんな目に…」

「ごめんね…ごめんなさい…。」


―「彩葉ー!朝よー今日は陽夏ちゃんと遊ぶんでしょー?」


え?なんで?陽夏はもう…


「彩葉!早くしなさいって言ってるでしょ?!…って

あなたそんなボケーッとしてどうしたの?」

「ねぇお母さん今って2017年だよね?」

「なぁに馬鹿なこといってるの。今は2010年よ。」

お母さんの一言で確信した。私は紛れもなく2010年に戻ってる…!!


これであの子を陽夏ちゃんを救える。

私の罪を消せる―



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ