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始まり
謎の建物内-階段
タンッ タンッ タッ……
300円ガチャのライトを頼りに階段をおりる。
建物の中は真っ暗で、ひと気も感じず気味が悪い。
見たところ全てコンクリートでできており
階段だけで、他のフロアに続く扉などは一つも無かった。
不安だ。
俺の足音だけが響き渡る……。
(何階くらいあるんだ？)
俺が屋上で見た景色から予想すると、
10階建てくらいの高さだったかな?。
まぁ、田舎っ子の俺でもそれくらいの事はわかる。
「しかし…寒いなぁ。」
屋上よりいくらかマシだが…。
半袖(薄着)の俺にはキツイ。
(これって、やっぱり………。)
「夢じゃない……?」
感覚がリアル過ぎる。
(いや、んなことあるか。)
今は考えることを止めよう。
だいぶ階段を下った。
「おっ」
やっと外に出れそうな扉が見えた！
俺はホッとして建物から出た。
この建物は、後に重要な意味を持ちます。_φ(・_・
