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謎の目眩
山道の通学路
「っ…!」
グゥァン グゥァン
踏み出したその瞬間、激しい目眩と頭痛に襲われた。
さっき楽しく飲んでいたファミレスのメロンソーダが
吐き出そうになるのを必死に押さえ込む。
「うっ…うぅ…。 前が見えない…。」
脳が正常に機能していないようだった。
"ピピッ キュゥーン………"
妙な音が聴こえた。
「何だ…?」
機械の作動音みたいなのが聴こえたと同時に
頭痛と目眩が更に強くなってきた。
シュピイィィィーーーーーーン
一瞬 閃光のようなものが俺の目の前を横切った様な気がした。
" うっ!? "
"どうしちゃったんだ、俺"
「気持ち悪い……。助けて…。」
体がねじれていく様だ。
グァヮン グァヮン グァヮン…
"ガガガ ピィーーーピピッー 。 ツーツーッー………。
ーードスッ
俺は意識を失い、その場に倒れてしまった。
まだまだ続きます(・ω・)ノ