入学式1
ちょっとずつコマメに更新予定です(‘o‘)ノ
引き続きコメントよろしくお願いしますm(_ _)m
ときは、流れ春
温暖化の影響で早めに開花した桜がちるころおれは、緊張気味で一人道を歩いていた。 今日は、もう勉強のかいあって羅舞高校の待ちに待った入学式当日であり、またこの先新しい出会いがこの季節の訪れと同じ様におれにも春が来る事を期待してしまう
また、ちらほら見てとれる同じ制服の男子も俺と同じような表情がみてとれた。
おれは、クラスを知るべくクラス分けがはりだしている掲示板へ、向かった。
掲示板の前で自分の名前を探していると、
『おはよう健一』
『おはようございます。佐藤くん』
二つの聞きなれた声が聞こえた。
『おはよう由衣』
清水由衣
幼稚園、小学校と同じで簡単にいえば幼馴染みというやつだ。
中学は、羅舞の中等部だったはずだ。髪は、ショートで顔は、童顔。性格は、さばさばしている
『おはよう仁科さん』
仁科 友佳
小学校が同じで由衣の親友髪は、長く大和撫子のような子だ。
『健一は、何組だった?』
おれは、さっき自分の名前を見つけていたので
『六組だっぞ』
と告げた。
『じゃあ六組は、いやだなぁ(笑)ちょっとクラス分け見てくるね。友佳の分も見てくるからちょっと待ってて』
とそういって行ってしまった。
『由衣ちゃんありがとう』
おれは、クラスがわかったのでクラスに向かおうとすると
『健一くん』
なぜかよびとめられた。
『由衣ちゃん可愛いよねぇあの可憐な瞳そしてキュートな唇そしてあの可愛い顔からは、想像できないくらいの胸キャーそれにあの制服の似合いかたヤバイよね健一くんもそう思う・よ・ね!』『まぁね』
確かに由衣は、可愛い・・・
『そうだよね。そう思うよね。男の子だったら食べちゃいたいと思うよね』
いやいや友佳さんそこまで言ってないけど
『でもあげない由衣は、わたしのだからわたしが食べちゃうんだからジュルリ』
そういえば友佳は、たまに百合が見える子だったんだ・・・ 本人曰く女の子が好きなんじゃなくて可愛い子がすきらしい・・・
あとこうやって暴走するのも俺や辰起の前だけというのも凄い
友佳のマシンガントークを聞いていると由衣が戻って来た。
『由衣ちゃんどうでしたか』
由衣が戻って来たのでさっきの様子とは、がらっと変わって落ち着きを取り戻した。
『友佳と同じだったよ
残念だけど健一ともね』
『それは、本当に残念です。』
由衣は、冗談っぽいけど
友佳さん真顔っすか!
リアルにきらわれてる!?
『じゃあ6組ですね。行きましょう』
といってすたすた友佳は、歩き出した。
『健一何落ち込んでんのおいてくよ』
『おぅ』
そう言って俺は、歩き出した。