おんりークリスマス
台詞が多くなってしまいました。
その上まとまりがありません。
精進せねば。
…ハッピークリスマス。
な訳あるかいな!
今年もオンリーロンリーグローリークリスマスだよ!
グローリーちゃうか。
かと言って細々とやるのもあれなのでそれなりに食べ物や酒も買ってきた。
こっちに越して来て初めてのクリスマス。
彼女がいた事もあったが元々無口なのが祟ってすぐ振られた。
治そうにもこれが中々治らない。
友達には喋ればモテると言われた。
まぁ、今何を言っても1人は変わらない。
っと、ケータイが鳴った。
こんな時間に誰だろう。
「やっほぉ!元気ぃ?メリクリことよろぉ。」
田舎の幼馴染からだった。
「ことよろって…んーまぁ、元気。」
「僕ちゃんテンション低いでちゅねぇ?どうちたのぉ?」
すごくうざったい。
酒入ってんなこいつ。
「これが俺のデフォだっての。で何?」
「うん、彼女出来た?」
今、グサッつったぞ?
俺の中の何かが砕かれたよ。
てか、急に落ち着いたな。
「いや本当に心配でさ。彼女代行としてそっち行こうか?」
「いや、間に合わんだろ。彼女は…まぁそのうち?」
「こっちに聞くな。ほら言ってた隣の子誘えば良いじゃん!」
こっちに越して来て一ヶ月後程にやってきた子の事だ。
隣に引っ越して来たと律儀に挨拶してきた。
そしてその時やられた。
一目惚れだ。
「どーせまた断られたらどうのこうのって考えてんでしょ? あんただったら喋ればおちるって!」
うーん、確かに少し好意寄せられてるかもって…
『あんちゃもぉこっひひてのみぇ!』
『しょうだぁ!のみぇ!』
お隣は大盛り上がりの様だ。
「隣凄いねー。それでも行きなさいな。」
「無理だろ! 空気読めよ!」
空気は読むんじゃねぇ、吸うんだ!と言われついでに援助停めてもらうよ?と脅され俺はお隣に特攻準備。
幸いなんとお隣に来てた友達は帰ったようだ。
キリストに感謝。
その時家のチャイムが鳴った。
俺はこんな時間に誰だ、と訝しみながら戸を開けた。