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夏に君は

作者: 雨宮雨霧

消えないでって

言ったって

君はもう居なくて

いかないでって

叫んだって

君はもう冷たくて


置いていくんだね

僕のことなんて

もう忘れてしまったかい


君がいなくなってからの

初めての夏

青空には入道雲

木々にはセミが

暑い日々を生きているよ


君がいないのは

日常ではなくて

これは現実なのか

毎日考えるほどに


君が大事な存在だったんだ


君がいなくなってからの

初めての夜

夜空には君の星

暗闇にはひとり

寂しいなんて言えないよ


君がいないのは

幸せではなくて

これが現実なのか

神様を恨むほどに


君が大事で好きな人だった


消えないでって

言ったって

君はもう居なくて

逝かないでって

叫んだって

君はもう動かない


置いていくんだね

僕の言葉は

こんなに力がないんだね

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― 新着の感想 ―
[一言] 切ないですね……。
2024/07/31 07:57 退会済み
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