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35話 厄災の始まりと筋肉自慢

とある日の夜中


そして、空を見ると黒い渦が出来ていた


「あの渦が厄災か・・・」


黒の服を着ている男が呟く


「魔王、貴方ならこれを解決できる?」 


女性ー剣姫は魔王に聞く

目の前の渦が何なのか分からないが彼らは嫌な予感をしていた


「どうだろうな・・・まだ大丈夫だからいいだろうよ。少なくともこれは我々始原が原因ではない」


誰がやったのか分かっているようだ


「そう?なら、誰がやったのかしら?」


剣姫は魔王に質問する

剣姫の質問に魔王は淡々と告げる


「始まりだ」


「!?」


「可能性としてはあるだろう?あいつやらやりかねん」


始まりの能力者がどんな人なのか知っている魔王だからこそ、言えること


「そうだけど・・・・・・何故始まりが?」


始まりがどんな人物なのか剣姫も知っている

やらないかと言われたらやりそうな人物であるがここまでのことをする理由が彼女には分からない


「どうだろうな」


魔王は笑う


「厄災まであとーーーだな」


「・・・・・・」


厄災まであとーーー



ーーーーー


「さてさて、元気に登校しますかね・・・なんだアレ?」


学園の廊下に筋肉自慢達が歩いている

天野の派閥なら分かるが・・・学年が違うよな

多分、3年生だな実際そうなのか知らないけど


あっ天野からLINE

何々・・・


『学園筋肉自慢大会が開かれるが参加するか?』


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何それ??筋肉自慢大会?



っていうわけで生徒会長に聞くが


「筋肉自慢大会ってなんだよ会長」


「・・・私にに聞くな・・・海野」


疲れ切った顔をしている会長

生徒会も何かあったのか


「生徒会選挙まだですか?」


「・・・今聞くことか?自由に言うね〜それは3日後だと知っているだろう?」


「まあ・・・知っているけど」


俺は前回の生徒会には入らなかった

え?なんでって?そりゃ今やるべきことをしたいからね

今回のは参加するけど入れるのかな


「何故学園側は筋肉自慢大会なんて大会を許可したんです?」


「学生8割が賛成したのだ。多数決で決めたことを否定するな。私だって驚いているんだからね」


「この学園8割も賛成したのか」


嘘だろ

筋肉好きな人・・・いや、面白がっている人いるだろこれ


「俺は参加拒否だけど他に参加する人いるのか?」


「女性参加有り。たくさんの人達が参加する予定だよ」


「男女分けか」


いや、それもそれでやばいような・・・

う〜ん


「まあ、新しい行事が増えたと判断するよ」


「よくねえよ」


筋肉自慢大会をやっている高校なんてあんまりないんだよ。

防衛学校かなんかか?

それに大丈夫か生徒会長


「仕方ないんだ・・・生徒達の希望を捨てないために・・・」


「だからと胃を抑えるな。かっこ悪い」


腹を触る会長

いつか胃関係で倒れるだろこの人

俺は哀れだなと他人事のように会長を見ていた



ーーーーー



という話を聞いて参加するSSクラスは居なかった

・・・・・・訳ではなかったが数人程度

生徒副会長は爆笑していたし


紅谷と松本は参加してみようと考えているし

この学園の魅力が筋肉自慢大会があることですと面接で答えそうな人増えるわ


それを聞いた企業の方々どんな反応をしたらいいか分からなくなるだろ

あとなんで各学年に筋肉自慢がいるんだよ


いても悪くないが各学年分けと学年トップの筋肉を決めるとか

何を言っているのか分からん俺


ーーーーー


それから数日後


確実に筋肉自慢達が集まるこの大会

参加者は100人以上という驚きの人数

学年のプライドをかけてマッチョ達は気合いが入る


『ええ、今から筋肉自慢大会を始めると宣言します』


そして、何故か進行者が俺やねん

だが・・・この筋肉自慢大会でーーー

厄災の始まりなんて俺はそん時何も思ってなかった

思わなかったどころか予想できるわけがないだろ


ーーーーー


大会が始まる少し前


「はあ!?俺が司会者!」


「頼みますよ」


数時間後に始まる筋肉自慢大会の司会者を俺にやれと言われた

生徒会の人にな

なんでだよ。部外者だろ俺


関係ないだろ

え?今度の生徒会選挙で参加するならやってくださいって?ふざけるなよあんた


「何故当日に俺ですか?他の方はいないんですが?」


「候補のほとんどの方が参加するので・・・」


「何やってんの?」


生徒会メンバーが参加している時点でおかしいだろ

甲まで参加しているのか?


いやいや、あいつそんなことをするような奴じゃない

逃げたなあいつ


「ぐっ!頼みますよ!会長なんて絶対やらないって言ってますし!他の方が居ないんです!」


「嘘だろおい」


強制的に司会者になってしまった

仕方ないのか?

という感じで大会が始まった

思ったより参加者が多いこの大会


計180人


多すぎるだろ参加者

男性と女性で分けてやっているとはいえ、意外に時間がかかる

その度に俺が司会しているから疲れる


これをよく頑張ってやっている芸能人やアナウンサーなどの方々の大変さを理解した


声がやばい

喉が枯れる

これが現実なのがつらい


泣いていいですか?

駄目だろうな

まあ、マイクがあるからまだマシだけど


『No.128 天野和音』


上半身裸の和音が出てきた

意外にも筋肉がある


腹筋すごい割れているし

うん、初めてではなかったわ


その後女子のところは別の方がやって数時間


夕方になる頃


まさか大きな事件になるとは思ってなかった

なんでこうなるんだろう・・・


ーーーーー


『表彰 佐々木海良。第1回筋肉自慢大会全学年男性部一位を取ったことを名誉に讃える』


俺は表彰を渡す

これさ学園長や生徒会長がやることじゃないか?

生徒会長がさ。断ってきたんだよね

なら、学園長がやるべきと思ったんだけど学園長までもが断る始末


なんで俺が最初から最後までやらないといけないんだよ本当・・・

だから仕方なく表彰式もやることになった

佐々木先輩は受けとる


『表彰 松本無我。第1回筋肉自慢大会全学年女子の部一位を取ったことを名誉に讃える』


松本が女子の部優勝

今日は疲れた


あとは学年ごとの表彰のみだ

そう思っていた時

その瞬間空から空間が割れた


「は?」


俺は驚く


なんで?


皆も驚いて上を見ると何かの手が出てくる

その手が空間の破壊をして出てきた

顔見える


顔だけで大きいと分かる

なんだあいつ

顔の大きさは数メートル超え

巨大な化け物だ


『ようやく空間を破壊できた。地上にいる人間ども、私が来たからには絶望を与えよう』


と唐突に何か言うやべえ奴

状況が追いついてねえんだわ

緊張もクソもなかった


「誰だ!」


いきなりやばいセリフを言う怪物

ちなみに今、言葉を発したのは俺ではありません


どっかの勇気のある人です

誰か知らないけど


『私は厄災の王だ。さあ、終わりの時が来た・・・』


空間を完全破壊して出てきた

体長は数十m

大怪獣のような奴が現れた


「始めようか」


俺達に向けて蹴りを入れたが

学園は何者かの結界で耐えた


「私の学園を破壊はやめてもらおうか」


結界を貼ったのは学園長

今日初めて見たがまさか近くにいたのか

逃げていて不在だと思っていたぜ


「ほう?人間が中々の高位結界を貼れるとはな」


自分の攻撃から守るれる結界に驚いているようだ

いきなり攻撃とか何を考えている?


「・・・厄災の王だったか。我々能力者達の前では破壊はさせない」


「素晴らしい意思だ。300年振りの世界なんだ、私を楽しませてくれ」


結界を殴る

衝撃波だけでもやばい


「チィ!なんて言う攻撃力なんだ」


と言いながら簡単に攻撃を防いでいる学園長

まだまだ余裕のある顔をしている


「本気で潰すしかないだろう」


甲が動く


「それには賛成よ。生徒副会長」


会長までも動いた


「生徒会長。いいだろう」


『『神霊武装』!』


2人は神霊武装を発動させる

飛んで2人は厄災の王に攻撃を開始した


「『神霊切断』」


「『虚空 閻王』」


2人は大技を披露する

2人が戦闘した時よりも強力な攻撃だ

厄災の王は受けることになってしまった


結果はーーー

突然始まってしまって困惑していると思われますがすみません

どうもルセイです

厄災の王編に突入です

筋肉自慢大会は書いてみたいなと思っただけです

全然書いていませんがね笑



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次回もお楽しみに〜


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