353話 島田優菜の蹂躙
「お前らいい加減にしてくれ・・・俺の胃を破壊する気か?胃を破壊する兵器どもお前らのせいで胃に穴が開きそうだわ・・・マジでやめてくれ」
呆れてまたため息する獄門
「はい〜!パパ!」
「パパじゃねえんだわ、阿野。お前のパパになった覚えはない」
「パパの子供になる(そうじゃないと生きていけなそう)」
「辞めてくれ。お前も何を考えているんだ音村」
「なんでパパの子になったら駄目なの?」
「島田。お前達と俺は同い年だからな?それになんで俺がお前らのパパにならんといけないんだよ。なるわけないだろ」
3人のそれぞれの自由勝手な発言にまたため息する獄門
自分の将来が心配だと思う日であった
3人と付き合うのはいいと思うが明らかに世間から批判がくるだろうし、面倒なことが起きると言う予想はできる
それは嫌だなと思うが獄門が思うこと
「今はそんなことをしている場合じゃねえな」
「え?ってことはパパ「ならねえと言っているだろ」チッ」
「何故舌打ちをする・・・?」
そんなこんだで下らない話をしていると女性が降りてきた
「お前らか。俺に爆弾を投げたのは」
メオ・エクストラが参上して4人の前に立つ
「島田がやりました」
獄門は島田に指を指す
見事な裏切りである
「ええ!?この裏切り者!」
「やったのお前だけだからな。どこから調達したのか分からない爆弾にバットで打って・・・言っている自分が意味分からねえよ・・・はあ〜・・・」
明らかに悪いのは島田である
なので島田に指を指しても問題ない
「裏切りなんやら言っているが?」
メオは他の女性2人ー阿野と音村を見ると2人は頷いて島田を指す
『この人がやりました』
「裏切り者!!!!」
「お前がやったからだろ。目撃したんだわ」
嘘ではない真実を言う獄門
獄門の言葉にメオは嘘をついていないのだと分かった
「なら、お前を殺すのみ」
「私が死ぬ!?いやいや、私は死なない!」
「なんで自信満々に言えるんだお前」
島田優菜VSメオ・エクストラ
戦闘開始
「おりゃ!」
「!?グハッ」
島田の拳を喰らうメオ
「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!!」
「グハッ・・・!んな!(なんで重たい拳・・・!こいつ強い!)ま「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!」グハッ・・・!」
30発喰らうメオ
だが、まだ終わらない
「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!!」
70・・・
「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!100発目!!!おりゃ!!!!」
100コンボを喰らってしまうメオ
避ける暇もなく、喰らってしまう
「グハッ・・・!貴様ぁぁぁ!!!「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!」グハッ・・・!「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!」
180・・・
「おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!200発目!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!おりゃ!300発目!おりゃ!!!!」
300発
メオでも耐えきれない300コンボ
その威力は可愛いってもんじゃない
可愛い声であるが全然違う
一つ一つの威力は12異界の王ですら耐え切るのが難しいほど
それを300発
喰らってしまったメオは気絶してしまった
体が幼稚園児くらいになるまで縮んでしまうほど
その様子に3人はドン引きしていた
このまま勝てるのかなと呑気に思っていたがあまりにもヤバすぎる威力に止めないといけないのでは?と思うくらいにはメオに心配していた
やりすぎである
精神的に追い詰めすぎるせいなのか体が縮んでしまう始末
それはもう、勝負とは言えない
「もうおしまいだ!やりすぎだ!!!!」
獄門は動いて島田の拳を受け止める
「!」
「お前はやりすぎだ」
超攻撃の島田の拳を片手で止める獄門
片手で止められるほどの力が彼にはあった
「もう気絶している・・・やりすぎた・・・」
「やりすぎどころな話じゃねえんだが・・・こいつは12異界の王とやらの特徴に当てはまっているから倒すことはいいが流石にこれ以上はやらない方がいいだろ」
獄門はメオの頭を触る
能力を発動させて見ると
「・・・・・・記憶喪失・・・」
『え!?』
3人は驚愕する
獄門はメオにある脳のダメージを見る
殴られたからではなく、精神的なダメージが大きすぎることによって記憶喪失になっていた
更に調べると今の姿・・・女性の姿になる前の記憶が消滅していた
気絶する前に人質として異界のことを話さないようにするために記憶を自ら消したと言うことが分かった
2度と戻らないように
記憶消去魔法を使用したというところか
「自ら記憶を消したってところか・・・」
それほど追い詰められたと言うこと
本来なら批判されるだろう島田であるがすでに死人・・・は出していないようだ
メオの記憶を覗くと人を殺した気配はあった
それはそれで不味いのだが、対象の記憶を別の人に変えると魔王ー公明院が蘇生していた
まさか何十万人の人々を蘇生させるとは驚きであるがそのおかげで死者数はゼロとなった
いや、同級生2人がやられた記憶があるが学生に死人が出た記憶はない
2人の近くに風間がいる
風間が復活させたんだろうと分かる
獄門の能力は三つ
『身体検査』『過去覗き』『神聖加護』
使用したのは二つ
『身体検査』は体が問題あるのか探す医者がやるような力
X線のように体内を見ることができる
X線でもなくても見ることもできる
脳などの臓器の問題性も調べることができるサポート系能力
『過去覗き』は対象の過去を見る能力
この二つを使用することによって対象がどうしてこうなったのかを調べることができるのだ
「さて、起き上がるまで待つか」
そう呟いて小さくなったメオを見るのだった




