289話 怪魔と王者
6月2日
京都の上空ににて、体力の謎のゲートが現れる
そこから溢れる大量の妖怪
まるで百鬼夜行
多くの妖怪が町を破壊する
大量の妖怪が暴れる
すでに数は万を超える
人がその場にいたら妖怪達に飲むこまれる
しかし、すでに住民達は避難しており、誰もいなかった
人の気配がしないと気づいた妖怪達は暴れて暴れて暴走する
そんな暴走をしている敵に対して現れた男がいた
『!?』
気づいた妖怪達は気づく
現れたのは右眼に眼帯をしている男ー天地蓮羽
天地がいることに気づいた妖怪達は彼を襲う
「・・・お疲れ様」
目を光らせる
すると次々と妖怪達は倒れる
彼から現れた何かが町を覆い、覆いられた何かを喰らった妖怪達はバタバタと倒れる
眠るように倒れるのではなく、気絶して倒れる
『!?』
泡を吹いて倒れる妖怪や気絶する妖怪
地上に現れた妖怪ほとんどが倒れた
「ほう・・・あの男・・・」
すでに京都に現れていた鬼ー酒呑童子は笑う
「覇気使いか・・・我々妖怪には覇気は効かぬが覇気の練度が異常すぎるな。普通は気絶することはないんだが・・・覇気で気絶させると言う力の極地に至っている強者か。我なら問題ないとしても今ので地上に侵攻していた物怪の99.9%がやられたか・・・地上で動ける者が我を含めて僅か10体とはな・・・(覇気は能力とは違って誰もが修行しれば習得ができるが飛ばして相手を気絶させるなんてできないはずだ。我の世界の覇気を使える者でもこんなことはできないのだが・・・どうなっている?まあ、いい。面白いことになったからな)」
京都にいた妖怪のほぼ全員が気絶した
まだ京都に現れていない妖怪を入れたとしても95%の妖怪は今の覇気で気絶している
天地が放出した覇気は対象を気絶させると言うより意識を奪う
後から来る妖怪が動いたとしても勝てないどころか話にならない
流石にこの状況になるとは思わなかった酒呑童子
前回と比べて戦力が大きく増加している相手にニヤリと笑っている
前回よりも面白い状況だからだ
まだ、2週間すら経っていないのにここまでの戦力を増やしたーいや、前回の事件で出ていなかっただけで隠していたとは思わなかった
「我と直接戦闘したいが・・・他にも強い人間の気配がするな。あの女子よりも上が」
大きな気配が幾つもある
今回も楽しめそうだと酒呑童子は酒を飲む
「おいおい、そんなことがあるのか?」
今の現状に冷や汗をかく塩空
天地が覇気を京都の街に放出したことによってほぼ全ての妖怪達を気絶させた
「化け物じゃねえか・・・あのプレッシャーと比べるとまだ可愛いな」
京都にいた彼女にも天地の覇気ーいや、プレッシャーを喰らっていた
しかし、先日のと比べるとマシな覇気だったので問題なかったがほぼ全ての妖怪を倒すとなればやべえだろと言うのも仕方ない
並の妖怪だけではなく、上位妖怪まで気絶させているからだ
「私達に気にかけて威力を下げてこの結果とはね」
「僕からしたら痛くも痒くもないけどそんなに倒れたんだね〜」
山田と極楽の会話が聞こえた
「俺っちからしたらあいつが1番怖いんじゃないか?最高権力者になってもおかしくないだろ・・・あんな覇気をぶっぱしていたらSS級以下なんて話にならないだろ。つうか、そもそも放出して気絶させるとかできないだろ普通。これが最強王者の実力か」
初めて見たと呟く塩空
「そうか〜塩空は初めてだったんだ〜アレ?塩空って最近僕達クラスになったんだっけ?知らないとしてもおかしいとかじゃないでしょ」
「あ?俺っちに喧嘩でも売ってんのか?」
「いや〜別に」
空を飛んで笑っている極楽にキレる塩空
「っで、あいつなんでそんなに強いんだよ。覇気とならでここまで強いとは思えないぞ・・・能力か?」
能力に覇気を強化するような力でも持っているのかと塩空は思っていた
能力ならばこの状況をまだ説明はできる
肉体を持たず、霊体のような存在である妖怪を相手に覇気で倒せるとは思えない
そもそも、覇気を放出しただけで妖怪をほぼ全滅させる事態がおかしい
放出しても気絶するような力は持っていないからだ
覇気ではなく、別の力では?と考えるが極楽によって否定される
「分からなくてもない〜常識の範疇に入っている君なら驚いて現実であると思わないとなるけどこれは現実、彼がどれほど覇気を鍛えたのかは今ので分かるだろう?アレでまだ加減しているんだ、遊べる敵を選ぶためにしただけ〜本気でやっていたら君くらいは気絶していたよ。先日の彼のプレッシャーに動けなかった時点で彼には勝てない。あまり、甘く言うなよ」
ギロリと睨む
「俺っちに文句でもあるのかよ(俺っちそこまで考えていないんだが・・・)」
「無知は恐ろしいんだよ。知らないことを知った時に知識を得るが得ることができなかったら何もできない。何もできないとしても対策しようも見ないと分からない。良かったね、天地が甘い人間だったから君は生きている。僕なら君をぶっ飛ばしていたよ」
だから舐めんなよとさらに追い討ちをかける
そうしていると天地の覇気に耐えた巨大妖怪が3人を襲う
「!話しすぎたか」
「いきなりね」
塩空と山田は避けようとすると
「邪魔」
妖怪に向けて手を向ける
パーからグーに手を動かすと妖怪は膨れ上がり、破裂した
「!瞬殺・・・」
「・・・そんなことをするとはな・・・」
2人は驚いていると無表情で言う
「塵か、魔法すら使う必要がなかったね。今動いている妖怪はざっと1600体程度。放たれた妖怪の4%くらいか、つまらんな。加減していたとしても残っている奴は楽しめると思ったが加減している天地の覇気放出から耐えているだけの半端者か」
次々と襲いかかる妖怪に対して能力、魔法を使用せず、物理で討伐する極楽
一撃殴っただけで妖怪は消滅した
「やはり覇気を鍛えたら雑魚狩りも楽になるんだね〜でも、相手が弱すぎる。僕程度で落ちるとかこの世界のことを舐めすぎだ」
異界からの侵入者を相手に次々と葬る極楽
同じく、天地も2度目の覇気を放出して京都に天地の覇気による気絶作用で残っていた1600体も気絶する
残り10体
約4万体という数は開始数分で終えた
あとは実力者のみ
大妖怪クラスだけだ
「天地も随分加減が上手くなっているね。本気の1%もいっていないんじゃないかな」
かなりの出力を抑えていたからすごいなと思っている極楽
それを聞いた2人はドン引きしている
彼らの次元が違いすぎたからだ
2人の行動が異常すぎる
「俺っち強いとは自負していたんだけど・・・世の中ってそれ以上の化け物がいるんだな・・・」
「・・・上には上がいるってこう言うことなんだね」
2人は顔を合わせてため息した
「お前らも動けよ。あの2人はもう動いているよ〜働かないとかサボるなんて僕は許さないから、僕が働いているのに君達はサボるんだ〜・・・・・・マジでふざけるなよ。その席は僕の席だ」
「何サボるんだよって言っているくせにサボろうとするなよ。お前がおかしいわ」
「塩空に同じく」
こいつらやべえわと2人仲間とは同じであった
残っている妖怪はわずか9体
開始して数分くらいで99.9775%の敵が倒されたというより気絶して倒れている
直々に潰された敵もいる
98%が天地、1%は極楽
この数字だけなら極楽は役立たずに見えるだろう
しかし、これは極楽が役立たずではなく、天地が異常なだけ
極楽も以上の部類だ
彼らと相手になる妖怪は残りの9体の中にいるのだろうか
「さて、やっていこうか」
彼らは残っている妖怪達を倒そうと行動を開始した




