表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/422

11話ー2 勉強と京都観光話

5月第2週目


風間と北坂の戦闘から1週間過ぎた

先週やった中間テスト

俺は上位の成績だった。

え?1位じゃないって?


無理だろ、なんか1位が95点以上全部取っているとか意味が分からんスペックを披露しているらしいし

いいよな、頭がいい人って


誰なのかは知らないが狡いって思ってしまう

しーちゃんがテストの結果を見て青ざめている


「どうした?しーちゃん」


「顔が青いぞ」


俺と和音は心配して声をかけると


「やばい・・・5教科ギリギリ赤点・・・」


『え?』


俺と和音は驚く

しーちゃんは頭がいいと思っていたが勉強は苦手らしい


マジか、できそうな感じには見えたんだが見た目によらず、勉強は苦手なのか

意外だ


勉強ができるかできないかを勝手に判断したら駄目なんだってさ

うん、意外だ本当


「・・・・・・5教科合計何点?」


和音はしーちゃんに質問すると


「・・・・・・215点」


と答えたしーちゃん

あっ・・・そうですか・・・


「ああ・・・・・・ごめん」


「なるほど・・・・・・赤点は?」


「ないけど全部40点前半」


赤点じゃないなら良かったな・・・よくないのか

ギリギリだから次のテスト大丈夫なのか怪しいし

中間テストよりも期末テストの方が難しいからな


「中間テストで平均40点前半か・・・次も頑張れ」


「無理でしょ」


即答ですか・・・

諦めるの早くない?

いやまあ・・・分からんでもないけど


「このままでは俺は・・・」


「いや、まず、この学園って能力者達を集める学園だから留年はないだろ」


俺が言うと和音は


「基本的に高校と同じシステムだろうから可能性はあるぞ?ただ、校則で留年がない校則があるなら話が別だ」


和音は校則が書いてある生徒手帳を開いて探す

少し時間が経つと和音は見つけた


「・・・あったぞ。留年はないと書いてある」


「マジか」


俺は驚いた

本当に留年ないのかよ。

叔父さんは何も言ってなかったぞ?


いや、まず留年するなよって話になるから言わないか

ってか留年がない校則ってなんだよ


過去の生徒会長の中にそんなことをした奴がいるってことか?


強さで生徒会長になっているわけではないからな

よくよく考えて、この学園の生徒会のメンバーになるには基本的にSランクの人達がなるんだよな


強さによって生徒会長になるなら勉強が苦手な会長がいるってことか

よくよく考えると姉がやばいなだけだったわ


過去に能力学園の生徒会長になった人が東大に進学したのって数えるくらいしかいないんじゃないか?


いや、まず東大に合格している生徒が身内にいるんだったわ


まあ、そんなことを考えるのではなく


「ただ、勉強しないと駄目だぞ」


赤点回避するにはある程度勉強をしないといけない


「くっ・・・俺勉強は苦手なんだよ・・・」


勉強が好きな人なんていないからな

俺も勉強くそ嫌いだし


だから強制的にやらされた過去がある

高校受験とかな


「まあ、勉強苦手なのはお前だけではないからな」


俺は周りを見ると紅谷がこの世の終わりみたいな顔をしてテストの結果を見ているし

実力を持っていると勉強はイコールしないんだなと俺はそう思ったのだった



ーーーーー



次の時間はホームルームだな


先生から合宿について話す


「今回の合宿は勝負なしだ。合宿ですることは京都での観光や山の散歩などのある」


結構充実しているな合宿は


「へえ〜結構やるってこと?」


誰かの発言に先生は反応する

結構やるとはなんだ?


「そうだ!2泊3日の行事だからな!楽しもう!!」


班決めとなった。

部下と一緒になる行動するわけはなく、各クラスでの行動


5人で行動するから3班に分けられる

このクラスは15人しかいないからな


「どうするか」


と俺は考えていると和音としーちゃんが俺に声をかける

いつものメンバー集合だ


「海野は居ないなら一緒の班になるか?」


「俺達と一緒の班の方が心の余裕できるだろ?」


「ああ、頼む」


あとは2人か

空いてる奴いるのか?

既に5人班できているところがある


3位、5位、11位、14位、15位の女子班は作っているな


「班に入っていない奴居ないのか?」


「いや、いるだろうよ」


「5人班だから2人は残っているはずだよ」


そして、集まったのは


1位紅谷、2位風間、4位俺、7位天野、9位大正寺谷の男子4名と女子1名だ。


男子トップクラス3人とかパワーバランス崩壊している

戦闘になるわけではないからそんなことを考えない方がいいけど


だが話したことある者だけなので良かった


「お前ら誰にも話しかけられなかったとかなんか寂しくね?」


1位紅谷と2位風間は俺らが話しかけなかったらハブられただとろう、俺達が話しかけたからこの班に入ったが悲しくないか?


「否定しないね」


紅谷は答えた

そこは答えずに無言で貫くか反論するところだろ


自覚しているんだ・・・そう言えばこいつクラスL○NE入っているのか?


「否定しないのかよ」


悲しいなお前

なんか仲間かなって既視感がある


「紅谷お前に関しては女子になんかすごい目で見られていたぞ?」


どこから入手したのか分からないが和音が言う

女子に喧嘩あったのかこいつ


おいおい、何をしたらそうなる

変に指摘したとかじゃねえよな?


「前のいきなり話したのが原因かな?女子トイレの前にいたし、まあトイレ後だけど」


「それはなくね?」


それで変な目見られるとかないだろ

そんなことで変な目で見られたからって嫌われるなんて嫌われるハードル低すぎるだろ


「いや、タイミング悪かったらな・・・変態って言われたよ」


「何をしたんだよ紅谷」


「勘違いされて嫌われたと」


「お前悲しい奴だな・・・」


「それで初日の京都どこ回る?」


「え?無視?」


「金閣寺なんてどうだ?」


「いや、だから俺は」


「あとは清水寺」


「無視するな!!!!」


「他はーーー」


「無視するな!!!!!」


「うるせえんだよ!!クソガキがァァ!!!」


大声で言う紅谷に俺達の代表にキレる風間


「俺を無視しないでくれよ!?」


「今黙るか溶岩に浸かるかどちらか選べクソガキ」


恐怖の二択だなおい

溶岩に浸かるとか無理だろ

死人出るぞ


「溶岩に浸かる!!」


は?マジで?

こいつ何を言っているんだぁ?

溶岩に浸かって生き残れる自信があるのか?

どんな自信を持っているんだよお前


「いいだろう、火山の溶岩に浸かるんだな」


受けんなよ風間

キャラ崩壊した2人を含め、班決めは完全に決まった

こうして班決めと当日の行動を決めて今日は終わったのだった

面白かったと感じた方は広告下にある☆☆☆☆☆とある評価をしていただけると幸いです。面白かったと感じた方はブックマークをいただけると嬉しいです

また、感想をいただけると嬉しいです

応援よろしくお願いします

次回もお楽しみに〜

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ