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本音が零れる

作者: 蓮薔薇 揺麗

本音が零れた


知らず識らずのうちだった


私の中で全てが崩れる音がした


彼の中でどうかは分からない


彼の瞳は光の乱反射でよく見えない


彼の本音は分からないまま


私にしか分からない私の建前


私にも分からない私の本音


その混濁を初めて捨てた


抱えきれなかった二つの


扱いきれなかった二つの


その片方を捨てた


荷は重く道は険しく


だからこそ二つはいらなかった


その道が彼に何を導かせるのか


少なくとも私には導が見えた


本音の切り札は無意識ながら上手くいった

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