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月夜の代行者  作者: うた
第三章
106/330

106 拳と剣

「はぁ、先輩見つからないね」

「うん。千草さん達も、知らないって言ってたし」

「二人とも、元気でやってるやんね」

「うん! 笑顔でいるよ」

 タエはハナに笑いかけた。ハナも頷き、ふぁ、とあくびをしている。彼らが旅立って二日。朝食を終えた、タエ、御館様、ハナ、藤虎は、貞光から借りた馬の世話をしていた。馬屋は久しぶりに使うのだという。確かに荒れている感じはする。藤虎は馬屋の補修、御館様は掃除をして藁を敷く。タエは馬の食事を用意した。

 タエは腕も筋肉痛も完治したので、力仕事も平気だ。御館様は、源頼光の指示により、まだ自宅待機。貴族は絶対にしない、馬の世話を平気でしている。タエは、見ていて何だか複雑な気持ちだった。

「ぶるる」

 馬がタエの背中を口でつついた。タエはごめんごめんと言いながら、ご飯を持って行く。二頭の馬はお腹が空いていたようで、我慢できずにタエが持つ篭に首を突っ込んだ。

「うおぉっ。す、すごい!!」

 馬の勢いに押されるタエ。力が強いので、篭ごと持っていかれそうだ。餌箱に入れたいのだが、それすら許してくれないようで、タエは動けずにいた。

「構わず入れればいいから」

 見かねた御館様が手を添え、タエと一緒に、餌を餌箱に入れてくれる。ようやく解放されたタエは息をついた。

「ありがとうございます」

「……別に」

 相変らずそっけない返事だが、冷たい響きはない。タエは、それが彼なのだともう知っているので、全く気にならない。むしろ、何故か心臓が騒がしい。

「キレイな毛並み」

 馬のブラッシングをさせてもらう。現代にいれば、馬に触れる機会は滅多にない。とても逞しい体が美しく、見とれてしまう。貞光に大事にされていると、よく分かる。世話も一段落ついた所で、御館様がタエに声をかけた。



「タエ」

「はい?」

「あんた、これから暇?」

 首を傾げる。

「御館様の護衛か、宿題ですかね」

 学校の宿題は、全く進んでいない。

「勉学を優先するなら、止めないよ。もし時間があれば、手合わせをしたいんだ」

 タエの思考がストップした。

「……手合わせ?」

「あんた強いでしょ。武術の鍛錬になると思ったんだけど」

 藤虎も良い案だと頷いた。

「いつもは私と鍛錬するばかりですからな。タエ様はまた違った戦い方をされるので、良い練習相手になると思いますぞ」

「鍛錬かぁ。いいですね。勉強なんて、いつでも出来ますっ」

「お姉ちゃん、それでいいの?」

「夜やるもんねー」

「……やりたくないんでしょ」

「ソンナコトナイデスヨー」

 図星だったようで、棒読みだった。




 庭にて。タエは動きやすいTシャツに、ジャージズボン姿、髪の毛はポニーテールにまとめている。後ろに届いていない前髪はそのまま垂れているが。

 タエは依り代を持ち、晶華を呼び出す。発動はさせるが、刃は極力出さない。いつも刀サイズまで一気に伸ばしてるので、微妙なサイズが難しかった。

 ヴン……。

 晶華が淡く光るが、刃はほとんど見えていない。タエはそのまま上段、中断、下段の突きをしてみる。空を切る音がした。

「うん。大丈夫、動ける」

 蹴りも確認し、晶華を左手に持ったまま、側転からのバク転、バク宙を決めて見せた。晶華を発動しているからこその運動神経だ。

「良い感じやね」

 ハナも満足そうだ。


「……何、今の動き」


「あ、御館様!」

 タエが気付いた。御館様も準備を済ませ、庭に出て来る。木刀を持ち、武術用の道着に袴を穿き、すねの所に布を巻いて動きやすくしている。いつもかぶっている烏帽子も今はない。頭のてっぺんに髪の毛が御団子にされている。烏帽子の中身を初めて見たタエだった。

(なんだなんだ……? ちょっとちょっとちょっと……かっこいい……)

 タエはつい見とれてしまった。御館様が訝し気に見返す。

「何か変? あんたの恰好よりはまともだと思うけど」

「い、いえいえ!! 男の人の道着姿って、どの時代もかっこいいなぁと」

 タエは正直に言った。

「……あんたの時代でも、道着ってあるの?」

「ありますよ。剣道に柔道に空手とか、格闘技とか。そういう人って、かっこいいですよね」

 御館様はふぅんと、少し考え、口を開いた。

「あんたの近くにはいたの? そういう奴」

「え?」

 タエはきょとんとすると、うーんと空を見て、頷いた。

「お父さんが柔道をしてましたよ」

「そうじゃなくて……」

 はぁ、とため息。タエは“?”と疑問符が飛んでいた。

「まぁ、いいか」

 御館様は、手合わせの話に戻す。

「タエ、剣は?」

「私、剣はいりません。私の武器はコレです!」

 タエは右の握りこぶしを見せた。

「は……拳?」

「私のこの運動神経は、晶華を発動させてる間だけなんです。晶華はあの世の者を斬る為の刀だから、御館様の木刀に触れる事が出来ないんですよ」

「本当に?」

「はい。ほら」

 タエが晶華の刀身を長く出し、御館様の木刀に近付けた。剣同士がぶつかっているはずなのに、音もなくすり抜けてしまった。

「だから、晶華を発動させつつも刃は少ししか出さないようにして、得意の体術で対抗しようかと」

 とんとん、と軽くジャンプ。その足取りは軽い。

「俺は剣術しか出来ない。ケガの保証はないよ」

 タエはふふん、と笑ってみせた。

「当たらなければ、ケガはしませんよね」

「へぇ」

 余裕なタエの言葉に、御館様も木刀を握りしめた。二人は庭の中央で距離を取り、向かい合わせになる。

「なら、遠慮なく」

 御館様は中段の構えを取った。

「負けませんよー」

 タエも左手を前に、構えた。


 いざ、勝負。



「っく……」

 手こずっていたのは御館様だった。いつも相手は、もっぱら剣を持っている。真剣を持つ者に、拳で対抗しようとする者など皆無だった。だからこそ、タエの動きに戸惑ってしまう。

 突きをかわした後、タエの足払いや下から上への突き返し。足を狙われると思っていなかった御館様は、咄嗟に避けて体勢を崩した。

「もらったぁ!」

 タエが拳を振りあげる。踏ん張って、体が倒れないよう食いしばった御館様が、木刀のしのぎの部分で、タエの拳を受け止める。そのまま力で押しのけた。

「いけると思ったんですけどねぇ」

 タエはまだまだ余裕だ。楽しそうににやりと笑っている。

「女だからと思ってたけど、その心配もなさそうだな。手、木刀に当たって痛くないの?」

「能力は上がってますから、今のでは全然痛くないですよ」

「そう。なら、本気でいく」

 御館様の目つきが変わった。武人の目だ。タエの背中がぞくりとする。しかしそれは不快なものではなかった。タエの中で高揚感のような、わくわくする感覚が芽生えたのだ。

「そうこなくっちゃ」

 能力が向上しているタエの動きは本当に早い。小柄だからスピードも増すのだろうか。御館様は最初、着いて行くので精一杯だったが、徐々にその速度にも慣れていき、タエの動きを封じるようにもなっていった。


 ハナは縁側で見ていて感心する。

「あの速度に追いつくなんて……」

 生身の体のタエだろうと、あのすばしっこさはハナでも苦戦する。それが同じ生身の人間に追いつかれるなんて、と驚いているのだ。

「御館様は、自分に出来る事は鍛錬を積む事だと考えているのです」

 藤虎も、タエ達の鍛錬を見ようとやって来た。その手には、湯呑と紙がかぶせられている皿が。

「妖怪と戦う為に?」

「それもあるかもしれませんが、周囲に侮られないようにするには、強くなるしかないと。晴明様は、生まれた時から見守ってくれていて、強くなるよう、助言して下さったのもあるのです。勉学においても、剣術においても、修練を怠る事はありませんでした」

 ハナは御館様をじっと見つめた。妖怪を自らの意思と関係なく呼んでしまう力のせいで、周りには彼に寄りつく人間はほとんどいなかった。その孤独を、他の能力を上げる事で補おうとしていたのか。

「妖刀も晴明様から賜り、妖怪と戦えるようになりました。その成果もあり、今では頼光様に目をかけてもらい、御館様の人となりを気に入って下さっています」

「……強い人ね」

「ええ」

 藤虎は嬉しそうだった。

「藤虎殿も、すごいと思う。御館様を見捨てなかった」

「私は……褒められるような者ではありません。恥ずかしながら、最初は恐れの念がありました。何故、奥方様は私に御館様の世話を言いつけたのかと」

 無意識に強い妖怪を呼ぶ体質の子供。対抗する術がなく、いつも彼を抱きかかえ、逃げ回っていた。

「それでも、月日が経つ内に、幼い御館様に情というのは私にも湧いてきまして。周りから何を言われようとも、気丈に振る舞う姿や、鍛錬をする姿を見て、あの方は生きる事を諦めていないのだと確信すると、自分もその手伝いをしたいと思うようになったのです」

「それがすごいよ。他の人間では、そうはいかなかったと思う」

「ありがたいお言葉です」

 大柄の藤虎が、照れくさそうに笑う。ハナは、御館様の側に彼をつけてくれた母君と運命に感謝した。

「こんのっ!」

 御館様の木刀がタエの肩を狙う。しかしかわされ、タエが彼の胸元へ拳を向けると、柄をぐっと握り、水平に木刀を切り返した。頭に当たる。と、タエが咄嗟に左手を出すと、派手な音が辺りに響いた。


 がきぃぃっ!


 二人の動きが止まる。タエの左手は小刻みに震えていた。御館様の木刀を受け止めたその力が、タエの体に直接伝わっているからだ。

「はぁ、私の負けですね」

 それだけ言うと、タエは木刀を弾き、一歩引いた。不思議そうにタエを見る御館様。

「まだ決着ついてないと思うけど」

 二人は肩を揺らし、はぁはぁと息を上げている。

「いやいや、ほら」

 そう言って見せたのは、晶華だ。ずっとタエが左手に持っていた。

「拳だけって言ったのに、晶華で攻撃を受け止めちゃいました。まさか、ああいう切り返しをしてくるとは。今日はここまでにしましょう。疲れたでしょ?」

 タエも息切れしている。晶華を発動したタエに、ここまで消耗させるとは。ハナは御館様の剣術の技術の高さを見て驚いた。

「まぁ、そうだな。手合わせ、ありがとう」

「こちらこそです」

 にこりと笑うタエ。藤虎が声をかけた。

「お茶が入ってますよ。落雁も用意してます。一服してください」

「落雁!? 大好きです!」

 タエの目が輝いた。御館様が、ぶっと吹き出した。

「元気だな。さっきまでの疲れはどうしたの?」

「疲れには、甘いものがいいですよ。早く行きましょー!」

 タエが御館様を手招きして、足早に縁側に駆けて行く。彼は頭から滴る汗をぬぐいながら、タエの後を歩き出した。前を行く、小さい背中を見つめて。






 夜。ハナは代行者の仕事に行く前に、タエの部屋で話をしていた。昼間、藤虎から聞いた、御館様がいろんな努力をしていたという話も聞かせると、タエは感動していた。

「それから今日の手合わせ、楽しそうやったね」

「あ、わかる?」

「初めての手合わせと思えないくらい、二人とも楽しんでたから、驚いた」

「御館様も?」

 タエが意外だと言うようにハナを見る。

「お姉ちゃんみたいな戦闘スタイルの人と、剣を合わせるのは初めてやったろうから、最初は戸惑ってたけど、徐々にスピードが追いついてきて余裕が見えたら、なんか楽しそうだなって」

 タエも頷いた。

「そうそう。私の動きについてくるんやもん。びっくりしたわ」

「それだけ、剣の腕が一流って事やね」

「そっかぁ……」

 共闘は一度したが、基本は、ずっと彼の前に出て剣を振るっているので、御館様の剣の腕を知らなかった。今日の手合わせを思い出す。もう楽しかった記憶しかない。顔も緩む。

「さ、そろそろ行くね。お姉ちゃんは護衛、よろしく」

「まっかせてー」



「今夜の護衛は私です」

「無理せず寝たらいいから」

 夜もとっぷりと更け、御館様の部屋には彼とタエ。またこの空間だ。タエは前回よりも緊張していた。

(なんだろな……。心臓の音が、耳の側で聞こえるんですけど……)

 文机持参だ。御館様は何か書き物をしている。タエも勉強の時間だ。燭台も持って来る。部屋が明るくなった。

 シャーペンを取り出し、カチカチと芯を出す。そしてページをめくり、問題を解き始めた。そんなタエを、御館様はじっと見ていた。はっと我に返ると、彼は自分の手元を見て、再び筆を握り直した。



 どれだけ時間が経ったか分からないが、タエの集中が切れた。

「あーー……、疲れる」

 机に突っ伏すタエを見て、御館様は読んでいた書から目を上げる。

「終わったの?」

「まだありますけど、もうしんどい……」

 問題集は進んだが、一冊終えるまでは、まだ道のりが長い。

「ねぇ、それ何?」

 御館様はずっと気になっていた事を口にした。

「それ?」

「手に持ってたやつ」

 タエはシャーペンだと分かり、御館様の手に乗せた。

「未来では、筆の代わりにこういう道具を使うんです。これはシャーペン。ここを押すと芯が出て、これで書くんです」

 カチカチ、軽快な音がする。御館様が自分の机の上に置いてあったいらない紙に書いてみると、びり、と破けてしまった。

「紙が柔らかいんですよ。私達はこの紙を使うんです」

 タエがノートを広げて彼の文机に置く。そして真っ白なページにすらっと線を引いた。おお、と声が出た。

「固い紙だな。でもこれだからしっかり字が書けるのか」

 筆で書くように文字を書いてみるが、細く均等な線なので、違和感がある。

「墨がいらないのは便利だな」

 タエにシャーペンを返す。タエは筆箱から何かを取り出して、得意気に見せる。

「それだけじゃあ、ないんですよ。この字、消せるんです!」

 消しゴムで彼がしゅっと引いた線を消してみせた。それには御館様の瞳も見開かれる。

「なにこれ……、間違っても修正が効くのか!」

「ボールペンの字は消せないんですけどね」

 タエが今度はボールペンで“タエ”と書き、消しゴムでこするが、もちろん無理だ。カラーペンも見せて、御館様も使い、ノートはカラフルになった。

「未来は想像がつかないな」

「びっくりですよね~」

「未来の話、聞かせてくれないか?」

「いいですよ」

 タエは、それから女性の社会進出の事や、女性の地位が向上している話をした。まだまだ男女差別があるこの時代からしてみれば、カルチャーショックものだ。それからファッションの話になると、持って来た雑誌を見せ、好きな服を着て、好きなように髪を切って自分を表現することを話した。夏の特集だったので、肌の露出が多い服のページに来ると、御館様は困ったようにさっさと飛ばしていたが。


 時間があっという間に過ぎていく。タエはそんな時間が楽しかった。御館様も興味津々で聞いてくれていたので、嬉しかった。


 そうして、御館様は就寝となった。

「あんたも寝なよ」

「はい。眠たくなったら寝ますから」

 そう、と彼は寝床へ向かい、羽織を脱いだ。それだけの動作で跳ね上がるタエの心臓は、おかしいくらいにドクドクと脈打っている。必死に平静を装う。

「寝床、持ってこようか?」

 タエの寝る所がなくて声をかけるが、タエは首を横に振った。

「大丈夫です! お気遣いなく。あの、障子を少し開けてもいいですか? 御館様が寝てる間は、外を見てますんで」

 笑顔で答えた。この部屋に自分が寝る場所を得てしまうと、ますます緊張して眠れなくなる。

「良いよ。……おやすみ」

「おやすみなさい」

 燭台の炎が消え、部屋が暗くなる。タエは御館様を見ないように縁側の障子を少し開け、外を眺める体勢を取った。彼が自分を気にして、眠れなくならないようにだ。

 月明かりに、部屋がぼんやりと照らされる。外を見れば、ちらちらと光が舞っているのが見えた。

(あ、蛍だ。初めて見た……キレイ)

 こんなにゆっくりと夜を満喫することがなかった。夜になれば、戦いの時間だ。ゆったりと静かに時間が過ぎる感覚も、代行者になる前の時を思い、懐かしくなった。しかも、現代では滅多に見られない、蛍を見られるというご褒美付き。自然と表情も緩んでしまう。


 御館様はタエが外を見て、ゆるりと微笑んでいる事に気付き、蛍を見ているのだと気付いた。この時期は蛍が見られる頃だ。屋敷には妖気のせいで、今まで虫一匹寄り付かなかったが、タエとハナが来てくれたおかげで、蛍が庭で見られる事に先日気付いた。そんな些細な変化だが、敏感に感じる。彼女達がここに来て、自分自身も変わってきている、そんな気持ちになっていた。

(あんな表情、するんだな)

 自分と向かい合っていたタエは、とても元気の良い娘だ。それが、月明かりに照らされた彼女は、どこか神聖なもののように見え、いつものタエではない感じがした。

(確かに神聖な存在、だったな)

 元気娘も神の使いだったと思い出し、タエから目を離して背を向けた。こうしなければ、ずっと見ていたかもしれない。御館様は目を閉じ、寝る事に集中した。



 しばらくして、規則的な呼吸が聞こえてきた。タエが御館様を見れば、見える背中が上下している。彼の背中から、視線を逸らせない。

「……違う、やんね」

 小声で否定してみる。問いかけるのは自分の心だ。その心はドキドキとまだ早鐘を打っている。自覚しそうになる感情を見ないようにし、押さえ付けた。


読んでいただき、ありがとうございます!

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