表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルクソール・オンライン  作者: ルク穴禁
第12章(内戦)
80/91

080(虎VS鮫)

「アールの旦那。スマートタイガーが怖いでさあ。何とかしてくだせえ」

「俺に言われてもな。カーマインのスマートアニマルだろ?」


スマートタイガーがアールとスマートモンキーの近くに来た。


「ガオー。スマートモンキー、ビビりすぎだ。アールからも何とか言ってやってくれ」

「俺に言われてもな。それよりもライガーだ」

「アール。ライガーにはっ……」


ドカーン! スマートタイガーが話そうとした時、近くで爆発が起きた。巻き込まれる4人と2匹。ダメージはないが爆風で視界が悪い。4人はそれぞれ武器を構える。アールはファマス。カーマインは大剣。バイオレットはレールガン。キノコはガトリングガン。ゲームそのものに入らなくても、エリアで武器が使えるようにルクソール・オンラインのルールがだいぶ変化している。


カーマインがスマートタイガーの背に乗り、大剣を振り回す。風を起こして爆風を飛ばす作戦だ。


「バイオレット! ライガーの姿が見えたらレールガンを撃て! アールとキノコ先生は弾幕でバイオレットをカバー!」

「兄ちゃんはどうするの!」

「大剣で奴の動きを止める! その時に俺ごと撃つんだ!」


爆風が徐々に晴れていく。しかし、ライガーの姿はなく、代わりにハワードが居た。さっきの爆発はハワードが爆弾を投げ入れたのだ。ルクソール・オンラインで99人プレーヤーキル、フレンドリーファイアをして最後にライガーに殺られた男だ。ネコーナーショットを持ち、エリアの物陰に隠れた。直ぐ様、カーマインが立ち向かう。バン! バン! キンキン! ハワードがネコーナーショットを撃ってくるが、カーマインは大剣で防ぐ。


「スマートタイガー!」

「ガオー!」


ブワッ! スマートタイガーが火を吹き、辺り一面が火の海となった。全身に火傷を負ったハワードは距離を取る。ダイになるのも時間の問題だ。しかし、ハワードにもスマートアニマルが居る。


「水だ! スマートシャーク!」


空中に浮く鮫が水を降らして、その水に触れたハワードが回復していく。


ダダダダーー! スィーン…………ドドドドーー! アールとキノコが弾幕を張るが、スマートシャークがハワードの盾となり、攻撃を防ぐ。バン! ハワードがネコーナーショットを撃つ。


「グワッ!」


キノコの腹にハワードの一撃が当たってしまった。その隙を逃さず、ザキン! カーマインがスマートシャークを真っ二つに斬り捨ててデリートした。そして、ブワッ! スマートタイガーは再び火を吹く。ハワードはまた全身火傷を負い、今度こそダイになる。だが、キノコもダイになってしまった。


「カーマイン。キノコさんがダイになっちまった」

「ああ、分かっている。敵はライガー1体じゃないのか」

「どうやらそのようだな」

「バイオレット。皆にこの状況をギルドのメンバーに伝えてくれ」

「うん」


カーマインは、スマートタイガーから降りてスマートタイガーの喉を撫でる。


「よくやった、スマートタイガー」

「ぐるぐる。私はこの事を伝えたかったのだ」

「気が抜けないな。取り敢えず、体勢を整えよう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ