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ルクソール・オンライン  作者: ルク穴禁
第10章(テラフォーミング)
53/91

053(地底人のボス)

「皆、一旦退避ー! 戦略的撤退だ!」


アールは状況を察して撤退指示を出した。しかし…………。


「こちら、宇宙戦艦トマトの艦長、ジョージ。撤退は許可できない。輪島八式は地底人の洞穴に突入せよ。七式も突入だ」


ジョージの通信に現場は混乱する。アールはジョージと話す。


「正気か!? 全滅するぞ!」

「逃げられる前に抹殺しろ。歯向かえばお前はデリートだ、いいな? 輪島タイプの替えはいくらでもある」

「くっ!」


アールは激戦の中、マシンガンを撃った機体が爆発してる事に気付き、突入部隊全体に指示を出す。


「マシンガンだ! マシンガンを使うな! 切り離してビームソードに換えるんだ!」


突入部隊は指示通りにマシンガンを外した。


すると、地底人のボスが現れた。体高は4メートルほどで筋肉質。口の周りに触覚がない。地底人のボスは片手を振っただけで固まって動いてた5機の八式を爆破させた。超能力だ。


アール、カーマイン、バイオレットは段差の物陰に隠れて、地底人のボスの弱点を探る。距離30メートルの位置だ。他の八式がランチャーを撃ち込むがノーダメージ。対戦車ライフルもマシンガン同様、地底人の特殊能力で爆発する硝煙が出てしまう。


「どうするアール。あのデカイ奴は強いぞ」

「七式のミサイルとロケットだ。あの火力なら倒せると思う」

「アール君、これは?」


バイオレットの輪島八式にレールガンが装備されていた。


「それだ。貸してくれ。俺一人で突撃する」

「うん」


バイオレットはアールにレールガンを渡す。


「ありがとう、バイオレット」

「皆のためだからね」

「ああ、分かってる。スマートモンキー、カウントダウンしてくれ」

「合点!」


状況は混戦模様となっている。地底人は待ちの姿勢だ。ボスは片っ端から突入部隊を爆破させている。

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