027(第2の地球)
ーーアールがライガーをキルした頃。アメリカの先行隊、宇宙戦艦トマトがガンマスF1という惑星に到着した。
宇宙戦艦トマトのブリッジは沸き立つ。
「ビンゴ! ガンマスF1は情報通り、ハビタブルゾーンだ」
「雲もある。水があるぞ」
「緑の星だ。樹木もあるぞ」
「探査機の準備を始めろ。大気などのサンプルを採取して来るのだ」
「イェッサー!」
探査機がガンマスF1に着陸する。2人の調査員が大地に立つ。
「ドナルド隊員、調査を開始しよう」
「ああ。気温はと…………16.2℃」
「第2の地球だ! 素晴らしい!」
「ジョー隊員! あれを見ろ!」
ドナルド隊員が指差す方に鳥が飛んでいた。
「高等生物も居るかもな」
「一戦交えるか?」
「友好的にしようよ」
「こちら探査機機長。聞こえてるぞ、ドナルド隊員。テンション爆上がりで間違っても宇宙服を脱ぐなよ」
「「イェッサー」」
探査機が降り立った所は砂地だ。近くには川が流れており、遠くには森林が広がっていた。
「大気の成分は地球と99.98パーセント合致。重力は地球の赤道と合致」
「水の成分もほぼ地球と同じだ。ジョー隊員、宇宙服を脱いでみない?」
「僕のパンツ姿が見たいのか?」
「こちら探査機機長。聞こえてるぞ。変な気は起こさないことだ、特にドナルド隊員。一旦、宇宙戦艦トマトに帰還する。二人とも探査機に戻れ」
「「イェッサー」」
探査機はドナルド隊員とジョー隊員を乗せ、宇宙戦艦トマトへ戻る。貴重なデータサンプルを持って。
宇宙戦艦トマト艦長のジョージはデータを見てから後方の移送船、帝釈天アールタイプや諸外国の宇宙船に吉報を送った。ガンマスF1は第2の地球だと。




