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ルクソール・オンライン  作者: ルク穴禁
第7章(帝釈天アールタイプ)
25/91

025(自称神様)

アールはモコロの天恵を受ける。


「モコロはどういう存在なんだ?」

「ワシか? ワシは緊急制御AIじゃよ。自称神様」

「自称かよ! ダイになったプレーヤーはどうなっている?」

「コールドスリープのカプセルから起き上がってるだろう。それよりもじゃ。稲葉アールよ、バグのプログラムを直せ」

「バグ?」

「ライガーじゃ。奴は人間ではない。外国の宇宙船からクラッキングを受け、その時に生まれたバグなのじゃ」

「どうやって直すんだ?」

「ゲーム内でキルしろ。それでバグは修復される」

「仲間が要るな」

「ギルド、モンキータイガーと火の鳥に再びログインしてもらうか」

「そういや、俺はAI船長だからチートが使えるとして。火の鳥のミセル、サトル、ロゼは何で1000万円もするレイピアを手に入れたんだ?」

「その3人はファーストクラスのコールドスリープをしていたハイスペックセレブじゃ。ゲーム内で優遇されていた。本人達は無自覚に」

「コールドスリープにクラス分けがあるのか」

「…………待て! また帝釈天アールタイプにクラッキングが入った」

「外国の船からか?」

「そうじゃ。ロシアかコリア、チャイナ辺りじゃろう」

「ライガーが増えるのか?」

「分からん。取り敢えず、AI船長としてライガーを始末してくるのじゃ。仲間を送っておく」

「了解」


ーーアールはモコロの導きに従い、ルクソール・オンラインに戻ってきた。バイオレット達は目を覚ましたが、再びコールドスリープの装置入る。ギルドメンバーにホログラムで、アールがモコロから受けた天恵を教えた。ギルドメンバーは皆、ヤル気満々だ。


アールはルクソール・オンラインで皆と再会した。バイオレットが第一声を発した。


「アール君!」

「バイオレット、皆、迷惑をかける」

「何言ってんの。バグを、ライガーを倒しましょ」

「行こう! 皆!」

「「「おーーー!」」」

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