表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【仕切りなおし】異世界防衛戦記 ~トンネルの向こうは戦場だった~【打ち切り】  作者: よぎそーと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/108

48話 攻防の転換 3

「そろそろかな」

 兵衛府で待機を命じられていた立橋ヒロキは、頃合いを見計らっていた。

 与えられた仕事から動くならそろそろだろうと予想をして。

 長年こういった仕事をしてきたせいで、おおよその流れは予想が出来るようになっていた。

 はっきりと指示が出されていたわけではないが、やるなら今だろうと考える事が出来る。

 そして、その考えに違わず、ヒロキの所に指示が飛んできた。

『おう、聞こえるか。

 そろそろ移動だってよ』

 同じ会社の上司にあたる者から通信が入る。

 それに伴ってあちこちからざわめきが上がってきていた。

 待機状態だった者達がにわかに活気づいていく。

「了解。

 こっちも動けるようにしておきます」

 そう言って通信を終えたヒロキは、自分の配下の連中に声をかけていく。

「おーい!

 そろそろ出発だぞ。

 動けるようにしておけ!」

 周りにいた連中は、その声に応じて動き始める。

 車輌やバギーに乗り込み、エンジンを始動させていく。

 また、手持ちや車載の銃の調子も確認していく。

 それを見てヒロキは満足そうに頷いていく。

(怯んでる奴はいないようだな)



 ヒロキ達に与えられた仕事は、前線への突入である。

 正確に言えば、前線部隊に届ける補給物資の護衛だ。

 輸送用のトラックの周囲をかため、敵を排除する。

 幸いな事に、先頭に立って突っ込めというわけではない。

 道を切り開くのは他の部隊がやってくれる。

 とはいえ危険である事に変わりはない。

 周りは敵だらけだというのだから。

 普段の仕事よりよっぽど危険である。

 敵はモンスターよりも数多く、戦闘力も高い。

 遠距離攻撃の手段も持っており、近づかれるだけで損害を受ける可能性がある。

 だからこそ、護衛の重要性も高いのだ。



 そうこうしてるうちに出発の時間がやってくる。

 先頭に立つ部隊が出発していく。

 重量感のある履帯の音がヒロキ達にまで届いてくる。

(動き出したか)

 そう思いながら愛用してるバギーに乗り込む。

 エンジンを始動させ、通信機で部下に呼びかける。

「出発だ、準備しろ」

 それを聞いた部下が動き出す。

 ヒロキの周辺もエンジン音で一気にうるさくなっていった。



 出撃した部隊はそのまま前線へと向かって進んでいく。

 敵の勢いはまだゆるんでないが、それが滞るのを待ってるわけにもいかない。

 兵衛府はともかく、このままでは最前線に残ってる部隊が全滅する。

 それを避ける為にも、必要な物資を届けねばならない。

 その為の出撃でもある。

 同時に、強引にでも敵を蹂躙し、敵の勢いを削ぐためでもある。

 また、合流した最前線部隊と共に、機械の天使を挟撃する狙いもある。

 敵の流れを乱し、勢いを削いで戦闘を有利に進めねばならない。

 その為の遊撃でもある。

 単なる輸送任務というわけではない。

 だからこそ、突破力のある部隊が参加していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誤字脱字は誤字報告機能で
感想はメッセージで。

新しくやりなおしてる↓
『異世界開拓記 ~トンネルの先は異世界だった~』
https://ncode.syosetu.com/n8924fg//

前編にあたる話はこちら。
『異世界開拓記 ~トンネルの先は異世界だった~』
https://ncode.syosetu.com/n5916es/

ブログのほうでも幾つかは掲載している。
『よぎそーとのブログ』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ