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【仕切りなおし】異世界防衛戦記 ~トンネルの向こうは戦場だった~【打ち切り】  作者: よぎそーと


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104話 モンスター掃討業務

 あちこちから人員や機材をかき集めて行われるモンスター駆除。

 その一撃目は空から行われる事になった。

 このためにわざわざ、一井物産が保有してる数少ない戦闘機も用いられている。

 それも軽飛行機を改造したものではない。

 新地道軍にも配備されてるものと同型のものだ。

 4号戦闘機が開発・配備された事で旧式となり、予備機となってるもの。

 それを買い取り、一井物産で運用してる戦闘機。

 新地道において2番目に配備された事で、2号戦闘機と呼ばれるもの。

 数そのものは少ないが、それらが現在、中間大陸に集まっていた。



 かつて自衛隊が配備していたF1戦闘機。

 その復刻版と言えるのが2号戦闘機になる。

 電子機器やエンジンは換装してるし、それに合わせて機体の大きさにも多少の変更はある。

 だが、見た目にはっきりと分かるほどの違いはない。

 そんな2号戦闘機が翼に爆弾をつり下げて離陸していく。

 元となった機体が、ついには実戦を(ある意味幸運にも)経験せずに済んだのとは対極に。

 彼等は今、明確な攻撃目標に向けて空に飛び上がっていく。

 立ちふさがる脅威に対抗するためという、これだけは共通する理由を抱えて。



 2号戦闘機は企業の保有する武装部隊としては、過剰な戦力といえる

 開拓のために武装が必要とはいえ、爆弾などを用いねばならないような戦闘はまず発生しない。

 維持費も大きくなるので、経費を削減したい企業としては敬遠したくなる装備である。

 だが、その速度による展開の早さと、航続距離の長さ。

 そして、軽飛行機には為しえない、複数の爆弾を搭載する能力。

 これらが必要になる瞬間もある。

 今がまさにその時だった。



 一井物産の保有する2号戦闘機部隊は、指示された目的地に向けて飛んでいく。

 攻撃目標でもあるそこには、事前の偵察でモンスターの巣があると推定されている。

 少なくとも、大量のモンスターが存在しているのは確かだ。

 そこは森林地帯になっており、車輌で侵入するのが難しい。

 砲撃をしても、木々によって効果が減少してしまうのは目に見えている。

 まずはこの木々をある程度処分する事も求められた。

 それを上空からの爆撃でやろうというのだから、乱暴な話ではある。

 だが、車輌から降りた兵員を突っ込ませた場合、どれだけ被害が拡大するか分からない。

 その場合の損失は金銭だけに留まらない。

 貴重な人員を失う事は、人手不足の現状では避けたいものであった。

 例え、人が余っていても、無闇に死者を出すような作戦は避けたいものではあるが。

 その為に、わざわざ2号戦闘機を中央大陸に集め、爆撃を行わせていく事となった。



 4機の2号戦闘機はその任務に従い、目的となる地域に爆弾を投下していく。

 それにより、森の木々がなぎ倒されていく。

 潜んでいた動物やモンスターも周囲に逃げ出していく。

 爆発に驚いて、周囲にいるものたちが一斉に動いてるようだ。

 それらが他の動物やモンスターのいる場所にも進んで行く。

 接近を察知したもの達は、それらを威嚇しようとする。

 たいていの動物がもつ縄張り意識を、この世界の生物も持ち合わせていた。

 しかし、危機感や恐怖心を抱いて走ってくるもの達を止める事は出来ない。

 生存本能に突き動かされ、とにかくこの場から逃げる事に専念してる。

 そんな連中を押しとどめる事など出来るわけがなかった。

 むしろ、逃げてきたそれらに感化され、まだ安全地帯にいたもの達もつられて走りだす。

 それはどんどん伝播し、周辺にいた動物やモンスターの多くを巻き込んでいった。

 使ってる爆弾は、燃料気化爆弾やサーモリック爆弾、焼夷爆弾などを想定している。

 ただ、これらの威力や効果範囲などがはっきりしてないので、表現はぼかした。



 とりあえず、一発で直径数百メートルくらいの空間を薙ぎ払ってるという事で。

 もちろんこれは、威力が最大限に発揮された場合なので、実際には効果範囲はもっと狭くなってるかと。

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新しくやりなおしてる↓
『異世界開拓記 ~トンネルの先は異世界だった~』
https://ncode.syosetu.com/n8924fg//

前編にあたる話はこちら。
『異世界開拓記 ~トンネルの先は異世界だった~』
https://ncode.syosetu.com/n5916es/

ブログのほうでも幾つかは掲載している。
『よぎそーとのブログ』
http://rnowhj2anwpq4wa.seesaa.net/
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