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元引きこもりの冒険譚  作者: ユルスネコフ
こんにちは、引きこもり
9/41

引きこもりの判決

どうも、ユルスネコフです


本日2本目の投稿です

あと何本投稿できるか分かりませんが、がんばります!



「俺って案外図太いのかもしれない」

朝起きて最初に思ったことがコレだ

今日は俺の命運が掛かってるというのにぐっすりと爆睡出来てしまったのだ

コレを図太いと言わずなにを図太いというんだろうか


井戸水で顔を洗い、適当に見繕って渡された|(安っぽい)服を着て部屋で大人しく待っている

そして、ついにその時がやってきた


――――コンコン

「隊長が戻ってきたよ、出向かえに行くから出てきて」

「今出ます」

今の俺は死刑執行を待つ囚人の気分だ

何を言われても動じない自身がある


サーシャさんに連れられて着いた場所は、昨日デューンさんと話していた兵舎だった

兵舎の一角にある少し大きめの部屋に隊長と見知らぬ人…ついでにルマイさんがいた

「久しぶりだな、この町で悪さをしなかっただろうな?」

「俺にそんな度胸はありませんよ」

「そうか、貴様がそういう態度でいるのならこちらとしては有難い限りだ。で、サーシャ。この男の言葉は事実か?」

「んー、まぁ概ね合ってるよ?知ってるかどうか知らないけど、昨日事件があってね…その見物に宿を出たくらいで他には特になかったよ」


ん?かばってくれてるのか?

そんなことしたって何も変わらないだろうに…いや、自分の保身のためか


「そうか、ならば私から言うことは何も無い」

「なら今度は私から言わせて貰おうか、先日の平野での話しだ。君は記憶があまり無いと言ったな?あまりとはどの辺りまでないのだ?」

「どの辺りと言われても…何が分からないのか分からない状況です、としか言えないんだが」

「そうか、では問い方を変えよう。君はどこの出身だ?四方を探っても君の名は一切記載されていない、これはあり得ないことだ。この国では生まれた瞬間から我が国の民として王城の保管庫にその者の名と親の名と出身を記載しておくことになっている。だが君の名は記載されていない」


「………」

「更にだ、君の話し方には学がある。つまり、貴族だった可能性が高いのにも関わらず君の記載がないと言うことは」

「他国から潜り込んだ者だと?」

「そうだ、他国の者ならばここで首を斬るしかない。死にたくないのならば今ここで君の過去について教えてくれないか?」


どうしよ…隊長さん、意地でも事実確認を取りたいらしい

俺が異世界出身だと教えても信じて貰えないだろうなぁ…

仮に信じられたとしても色々面倒事になりそうだ


それで教えなかったら死…か

どちらかしか選べないのなら、俺は!





「そうか…大変だったんだな」

「全く、上の連中は何をしてるんだ!」

「まさか、我が国に|国にも知られていない小さな集落があった(,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,)とはな」


そう、俺は嘘をついた

ここから少し離れた森の中に集落があり、その中でひっそり暮らしており

長には『この場所を誰にも教えてはいけない』と釘刺されていたことにした

更にその集落は魔物に襲われ壊滅した…ということにした


なに一つ事実の入ってない嘘だが、静かに暗く話す俺の言葉を皆が信じてくれたみたいだ

ここまでの大嘘は初めてだったからドキドキしたが上手くいってよかった…


「それでは記憶があまりないというのは」

「町の様子など知る機会がなかったのでわからなかったんです。あの時は嘘を付いてすみませんでした」

「そうか……ということなんだがどうだろうか審議長」

「そうですなぁ…この者は無実でしょうな。なにより、あのような衝撃をこの者が生み出せるとは到底思えませぬ」


この言葉に今まで固く、崩れぬようにしていた緊張の糸が一気に解けた

「おい、無実になって嬉しいのはわかるがもう少し態度というものを…」

「いいのではないか?この者は先ほどまで死の淵に立っていたのだ、このくらいは多めに見てやれ」

隊長さん…なんて優しいんだ…

それに引き換えこの女…ルマイには優しさの欠片もねぇ


「それではここに審議の沙汰を言い渡す。この度のことは無実とし、汝イサミの拘留を解き、自由にすることにする」

「罪の無い君を拘留してしまったことをここに詫びる、すまなかった」

「いえ、わかって貰えただけで十分です」

「そう言ってもらえると助かる。侘びと言ってはなんだが1000フルトを支払おう」

そう言って袋をこちらに渡してきた


「あぁ、そういえば金の価値が分からないよな…軽く説明しようか?」

「実は…サーシャさんに少しだけ教えてもらったので大丈夫です」

「え?あ、あぁそうです!万が一無実だった場合の為に少しだけ教えました」

「そうか、無駄なことは教えてないだろうな?」

「も、もちろんです!!」


あのいつも楽しそうにしているサーシャさんでもルマイさんに凄まれたら萎縮しちゃうよな

ルマイさんってクールそうに見えて実際怒ってばかりだからな…

人は見た目に寄らないってのは確かだなぁ



「あ、そうそう、使ってた宿だけど、あと5日は泊まれるようにしてあるから使ってくれていいよ~」

「助かります」

正直今日はどこで寝るか心配だったし、有難いことだ





「さて、我々はそろそろお(いとま)させてもらうとするかな。仕事が山積みになっていたからな」

「うぇ~、帰ったら書類仕事ですか~?」

「もちろんだ」

心底帰りたくないって感じのサーシャさんの首根っこを掴んで連れて行ってしまった


「今度また会うことがあったらよろしく頼む」

そういい残して隊長さんも足早に帰って行ってしまった



…ところで何をだ?



判決は・・・・・・無罪!無実!


ボクは見てないので内容は知りませんが、99,9%ってドラマっぽいですねw



っと、それはさて置き

現在ビジュアル参考としてボクのイメージに近いキャラをリストアップしてます

要望があれば投稿しますのでよろしくお願いします

また、他作品を参考にすることがダメだ、ということがあったら教えて頂けると有難いです



評価していただけると幸いです

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