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イースの大いなる野望  作者: ダメ人間
第一章 ノンストップ・イースフル
1/21

一.イース・アタック

「いらっしゃいませ。」


 お客様に丁寧なあいさつをする彼の名前は阿久竹次郎あくたけじろう。年齢は17歳。

 阿久竹は本屋で仕事をしている。正社員ではない。バイトである。

 何故本屋でバイトをしているかというと地球の情報を手に入れやすいからだ。

 阿久竹は地球人ではあるがこの世界の地球出身ではない。この世界の地球を侵略するため別世界の地球からやってきた異世界人なのである。


 異世界は無数にあるが彼はこの世界のすぐ隣の世界の地球に住んでいた。

 阿久竹のいた世界の地球は資源が少なくひどく貧しい星であった。

 そこで科学者たちは技術を結集して隣の世界の地球への扉を開くことにした。隣の世界の地球から資源を根こそぎ奪おうと考えたのだ。

 科学者たちは貧しい資源をやりくりしながら知恵を振り絞り、長い年月をかけ扉を開くことに成功した。

 そして2年前、隣の世界の地球を征服しようと意気揚々、巨大人型ロボットに乗り込み戦いを挑んだのだが見事に返り討ちにあった。

 この世界の地球の資源は豊富で技術も発達しており、彼らの作った巨大人型ロボットよりも数段すぐれた巨大人型ロボットを所有していたのだ。

 彼らはすぐに作戦を練り直すことにした。


※これからこの世界の地球を『アース(Earth)』、隣の世界の地球を『イース(Yith)』と呼ぶことにする。


「どうすればアース人に勝てると思うかね?」


 侵略失敗から2年後、アース侵攻組織『イース・アタック』日本支部の会議室にて、支部長『イースレイ』が組織のメンバーに対して重い口を開いた。イースレイはメンバーに直接姿を見せず、いつもイース・アタックのマスコットキャラをアバターにして3Dホログラム映像で会議に参加している。


「まずは情報収集が必要かと。そこでアースに何人かの精鋭部隊を送り込み直接地球の生活スタイルを観察することを提案します。また隙あらば攻撃をしかけ侵略への足掛かりにしたいと思います。」


 組織のリーダー(イースレイの右腕で実質的なメンバーのまとめ役)である阿久竹次郎はイースレイに提案した。

 阿久竹は17歳という若さで組織のリーダーとして活躍していた。

 アース人とイース人の大半は短寿命(長寿命の者もいる)である。そのため彼のような若者が戦場などで活躍するということも少なくないのだ。


 ※アース人とイース人の違いは都度説明することにします。


「うむ。確かにアースの人間たちについて知ることは重要だ。それに上手くいけば奴らの主力を叩く機会があるかもしれん。・・・よし!指揮はお前に任せる!やってみるがいい!」


「ありがとうございます。では直ちに作戦を実行致します。」


 阿久竹はイースレイに一礼をしてアース侵攻部隊のメンバーを十数名集めアースへ侵入した。


 侵入した彼らの部隊名はイース特殊部隊『イースフル(Yith Special Forcesより命名)』。

 彼らはイース人の希望の星だった。


 侵入する地は日本の福岡。住みやすい場所ランキングでアジアナンバー1の称号を得たことがある地を侵略拠点とした。

 阿久竹たちはアースに侵入するとすぐにコンピューターにハッキングした。

 そして今回の作戦のための情報(精鋭部隊の偽の戸籍情報など)を入力、またアースの文明情報を入手した。


「ボス聞こえますか?情報を入手することに成功しました。これで第1段階は成功したといえます。」


「でかしたぞ阿久竹!これでアース侵略作戦が大幅に改善できる!」


「ありがとうございます。では引き続き第2段階へ移行します。」


 第1段階はアースの情報入手。そして第2段階はアースの世界を直接調査であった。先ほどの会話通り阿久竹たちは第1段階が成功したので第2段階へ移行することにした。


 (見ていろアース人たち!ここからが俺たちイース人たちの反撃の時だ!)


 阿久竹次郎は固く決意をした。


 しかしそう上手くいかないのが人生である。


 ここから彼の苦難の人生が始まる。

読んで頂きありがとうございました。

下手糞な文章で申し訳ありませんでした。

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