第5話☆街で準備
ラフォス
「よ〜し!って何を準備するんだよ?」
ルーク
「まずは薬局でいい薬を買わないと。」
ラフォスは自分の背中をさすりながら、
ラフォス
「ん〜、大丈夫だと思うけどな〜」
ルーク
「念には念を押しとかないとね。それに武器も買わないと……」
ラフォス
「オレにはこれがあるぜ?」
ラフォスはおじさんが貸してくれた剣を抜いてみせた。
ルーク
「それ……重くない?」
ラフォス
「確かに……ってなんで知ってるんだよ!?」
ルーク
「寝ている間にちょっとね。ふふふ……」
ラフォス
「うわっコワキモ!」
ルーク
「相変わらず失礼だね……プン(`ε´)プン」
再び2人の間にビミョーな空気が……
ラフォス
「あっ、武器屋だぜ!」
ルーク
「そうだね……」
(ここまで華麗にスルーできるなんて……)
2人は武器屋の扉を開いた。
ルーク
「ただものじゃないな……」
ラフォス
「ん?どうしたんだよ?」
ルーク
「いや、なんでもないよ。」
ラフォス
「ふ〜ん。……おっ、コレなんかよくないかな〜?」
ラフォスは鉄でできた細身の剣を手にとった。
ルーク
「ちょっと威力が低そうだね。」
武器屋のオヤジ
「ウチは試し斬りOKだぞ!」
ラフォス
「マジっすか!?」
そういってオヤジは藁人形(もちろん人間と同じくらいの大きさ)を店の奥から引っ張り出してきた。
ラフォス
「オイオイ……コレ斬るのかよ?」
武器屋のオヤジ
「大丈夫だって!呪われなんかするわきゃねーよ!」
ラフォス
「まあいいけど……」
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悩んだ結果最初に選んだ剣を買うことにした。
ラフォス
「あれ?ルークは買わなくていいのかよ?」
ルーク
「あぁ。僕はあるから、ちゃんと。」
ラフォス
「どんな武器使うんだよ〜?」
ルーク
「それは……ヒ・ミ・ツ♪(*'-^)-☆」
ラフォス
「ギャー!ウインクなんかしやがった!?アンタ、カマか!?」
ルーク
「本当に失礼だね……男だよ!プン(`ε´)プン」
ラフォス
「もうそれはいいよ!!さっきのウインク、その辺のザコモンスターならイチコロだぞ!!」
ルーク
「イチコロって……ハートを射止めるほうかな?」
ラフォス
「んなわけあるかー!!………疲れた……」
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ルーク
「さ、行くよ。」
ラフォス
「誰のせいで遅くなったんだか……」
ルーク
「ん?何か言った?」
ラフォス
「別に…」
そして2人はリース教の大聖堂へと向かう。