第24話☆女の子?
ラフォス
「ふわぁ〜朝か……」
ダン
「あれ?ルークは?」
ラフォス
「あれ、いない……」
寝ていたベッドから忽然と姿を消していた。
ラフォス
「……あ。」
ルークはベッドから死角の所にある窓に腰掛けていた。
ルーク
「………」
ルークは物思いにふけた表情で外を見ていた。
ラフォス
「…何してるんだよ?」
ルーク
「目が覚めちゃってね。」
ストッ
ルークは窓から降りた。
ルーク
「じゃあ今日も聞き込み頑張ろう。」
ラフォス
「おぅ……」
ーーーーーーーーー
ラフォス
「聞き込みっていってもどうするよ?誰も答えてくれそうにないんだろ?」
ルーク
「うーん…どうしよう……」
三人は宿から出た。すると……
*
「あなた達かしら?昨日いろんな場所で精霊の事を聞こうとしていたのは?まぁムダだっただろうけどね〜」
そこには15歳ぐらい(?)の女の子がエラそうに仁王立ちしていた。
ラフォス
「あ……あの〜どちら様?」
*
「私はサラ。精霊の事を知りたがってるんでしょ?」
ルーク
「子供には聞きたいことなんて無いね。」
ルークはさらりとかわすように答えた。
サラ
「子供!?もぅ!失礼しちゃう!私はこうみえて25歳よ!!」
サラと名乗る女の子(失礼)はかなり頭に来ているようだ。
ラフォス
「えぇ〜!?25歳!?」
(しかも自分で『こうみえて』って……)
ルーク
「!!……ホントに?」
ダン
「…………」
(同年代かと思った……)
サラ
「とりあえず中に入って……」
ルーク
「は〜い(笑)」
ラフォス
「は…い……」
(まだ怒ってるな……というかルーク煽るなよ……)
ダン
「おじゃまします……」