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第18話☆ニルビア城

 

ルーク

「やっと着いたね〜」


ダン

「ハァ…………」

(色んな意味で疲れた…)


ラフォス

「やっと着いたね〜…じゃないよ全く……早く用を済ませてフィナの事を探したいんだから……」


ルーク

「ゴメンゴメン〜」


ラフォス

「謝る気があるのかホントに……」


城の門に辿り着いた。両脇に一人ずつ衛兵が居てそれぞれ目を光らせている。


ルーク

「ちょっと待っててね。」


ラフォス

「ん?おう。」


ルークは二人を置いて一人で門番の所へ行った。


ルーク

「ちょっといいですか?」


門番

「ん?なんだ?」


ダン

「何話してるんだろ?」


ラフォス

「さぁ?……ここからじゃ聞こえないな?」


ダン

「一人で大丈夫かな?」


ラフォス

「大丈夫だろ、仮にも大人なんだし。」


ダン

「本当に『仮に』だよね……」


ラフォス

「ハハッ確かにな。」


話がついたらしくルークが二人の方に振り返って


ルーク

「お〜い\(^_^)/」


ラフォス

「子供か……」


二人はルークの下に向かった。


ルーク

「入城許可と王との謁見許可が下りたよ〜」


ダン

「スゴい!どうやったの?」


ルーク

「ま、ちょっとコネがあってね。」


ラフォス

「ヘ〜……」

(前々から思ってたけどルークって何者なんだろう………)


ルーク

「ラフォス、行くよ〜」

 

ラフォス

「うん……」

(気になるな……)



ーーーーーーーーー


三人は客室に招かれた。客室は見たことも無いぐらい煌びやかだ。


ラフォス

「すげー!」


ダン

「まぶしい……」


ラフォス

「そういや、なんで俺達みたいな奴らがこんな部屋に?」


ダン

「ま、まさかこれも!?」


ルーク

「そんなわけないじゃないか。」


ラフォス

「だよな〜」


ダン

「じゃあなんで……?」

 

ルーク

「ま、まぁいいじゃないか。」


ラフォス

「………?」

(何焦ってるんだろ?)


ーーーーーーーーー


衛兵

「みなさんそれではついてきて下さい。」


ラフォス

「はい…」

(緊張するな……)


ダン

「国王か〜一体どんな人だろ?」


ルーク

「……………」


その時のルークは何故か機嫌が悪そうな顔をしていた。


ラフォス

「……?」


衛兵

「どうぞ。」 

ガチャ……


大きい扉が低い音を立てて開いた……


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