第17話☆ニルビア入国
ラフォス
「お〜!」
ルーク
「さすが大陸一の大国、ニルビアだね。」
そう。ニルビアはこのバルシン大陸で一番国土が広い都市なのだ。
ラフォス
「それにしても本当に大きいな〜!」
ダン
「あっ、お店だよ。」
ルーク
「なにか買っていこうよ。」
ラフォス
「おう、いいぜ!」
ーーーーーーーーー
ダン
「品揃えが良かったな〜」
ルーク
「ホントに良かったね〜。そういえばラフォスは服だけでいいの?カナテでもそうだったけど?」
ラフォス
「うん、いいんだ。剣はおじさんがくれたこれがあるし、鎧は重いから嫌いだし、盾は邪魔くさいし。」
ルークはラフォスの剣を手にとって見た。
ルーク
「古びているけど、何か高貴な感じがするよね。」
ルークの言う通りその剣は古びた感はあるがサビ一つ無くどこか神聖なものを感じる。
ラフォス
「もういいか?…………あーー!」
ラフォスはどこかを見て絶叫している。
ルーク
「どうしたの…………あ。」
ルークも同じ方を見た。………太陽が西に傾いていた。
ダン
「日が暮れちゃうよ、ウソ〜!?」
ラフォスとダンは驚いているがルークは平然としている…
ルーク
「あっちを見てみなよ、もっとびっくりするよ。」
ラフォス
「あっち?……い"っ!?」
ダン
「そんな……」
二人の目に映ったのは遥か遠くに見えるニルビア城だった。
ラフォス
「うわっ、流石大陸ナンバー1!!」
ダン
「……簡単に国王に会えるか分からないってこういう事?」
ルーク
「うん(=^▽^=)」
ラフォス
「殴りたい!ものっそい殴りたい!」
ダン
「ハァ……」
(なんか悲しい……)
ルーク
「大丈夫!宿は門の近くにちゃんとあるから。」
ダン
「もしかしてそれも知ってたの……?」
ルーク
「モチロン(`∀´)」
ラフォス
「殴りたい!というか蹴りたい!!」
ダン
「ハァ……」
(もうええわ……)