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ここまでのあらすじ


 激闘の末、勇者ユーシアに敗北するも、時を遡り復活した魔王オーマ。


 幾度殺そうと蘇る勇者にトラウマを抱えつつも、打倒勇者を目指して行動を開始する。


 経験の浅いユーシアをあっさり捕縛することに成功し安心するも、そこへ入ってきたのは勇者出現の報。


 家族である魔王軍の精鋭を危険にさらすわけにはいかないと、一人、勇者と対峙することを決意するオーマ。


 前線の拠点に到着するも、迎えるのは静寂のみ。不審に思うオーマの前に勇者を名乗るヒメという少女が現れる。前線の魔族は、既に勇者に壊滅させられていた。


 にもかかわらず、脈絡もなくヒメに一目惚れしてしまったオーマは、自らが魔王であることを明かした上で、「お前がほしい」と変態発言してしまう。


 当然、オーマの発言に引く勇者たちにファーストアタックの失敗を予感するが、何と勇者ヒメは事情の説明を求めてくる。


 意外にも乗り気なヒメと、事情を擦り合わせるため、自ら勇者の『もの』になってしまったオーマは、ヒメと共に改めて和平への道を模索することになる。


 和平のための作戦を進める中、図らずも一夜を共にすることになり、ヒメの意志を知るオーマ。


 そんな互いに仲を深めていく勇者と魔王の与り知らぬところで事態は進行していた。


 リアン軍と魔王軍の接近。


 両軍の緊張が高まる中、事態を収めるためオーマが出張るも、解決には至らない。しかし、直後到来したヒメと力を合わせることで、両軍を無血にて退かせることに成功する。


 この事態を踏まえオーマは参謀役アーリアの提案を受け、魔王軍を解体する。


 同時に、リアン国の国王へ直接の交渉に出向く。そして交わされる王同士の激戦。辛くも勝利したオーマはついに和平を勝ち取る。


 ようやく、見えた未来への道。


 喜びに浸るオーマはヒメと互いが互いの『もの』となることを約束する。


 和平締結当日。ヒメが豹変する。


 それまでの努力を踏みにじるように、次々とオーマの家族を殺していくヒメに、怒りのまま、オーマは手を下す。


 我に返り、見回せばあたりは絶望ばかり。


 そこへ訪れた元勇者、ユーシアが振り下ろした聖剣によって、オーマは半ば自ら、命を絶つ。


 勇者としてやはり復活したヒメもまた、オーマが死んだことを知り自ら命を絶つのだった。


 そして、再び時は巻き戻る。









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