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32番目の物語り

All or None

作者:blue birds
 あるとき、300人を載せた大型旅客機が海へ墜落した。
 それは最終的に乗客の200余りが死亡する大惨事となった。



 ・・・・・・その、悲劇の影で。


 「他人を押しのけても、生きていたい?もしよければ、手助けするよ?・・・・・・守らなきゃいけない人が、いるんでしょう?」




 ・・・・・・・その、悲劇の影で。



「え?手違い?え?どういうこと?俺、死ななくてよかったの?ふざけんなよ、お前!おい、こら!説明しろ!」




*

 ある悲劇を境に、一人の男が間抜けな死神の手引きで彼岸へ渡った。そして着いた先で彼は、どうやら自身の「死」が手違いによるものだと気づく。故に彼は、此岸への帰還を望んだ。
 それは、当たり前の話である。


 そして、時を同じくして一人の男が昏睡から目覚めた。
 彼は旅客機事故の被害者で、数週間も眠りについていたのだ。
 しかし、彼は目覚めた。目覚め、鏡で自身の姿を見た彼は・・・・・・自身の体がーーー自身のそれでないことに気づく。


*




彼らに残された選択肢は、all or noneである。
これは、それだけを語るお話。
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