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魔術と運でぶちかませ!!  作者: So!Cho!→
壱章 はじめての異世界
12/22

戦闘の仕方

テスト期間ということもあり、かなり短いです!すいません( ;´Д`)

俺、宮市爽は異世界に来て初めての戦闘をすることになった。


「で、先生。誰と戦えばいいんですか?」


「私と戦うのよ。」


先生とか・・・


「私と戦って、あなたの戦闘力を分析するわ。そしてその強さによって、D C B A Sの5クラスに分けます。ちなみにこの学校では、治癒科、狙撃科、強襲科の3つの科があって、治癒、狙撃科から1人ずつ、強襲科から2人、合計4人でチームを組んでもらうことになるわ。あなたは事前の調査書で強襲科に入ることが決定しているわ。」


「つまり強いクラスに入れば、強いメンバーが集まるというわけですね。」


「その通り。Sクラスに入れるように頑張ってね!じゃあいくわよ。私を殺すつもりでこないとSクラスには入れないわよ。ちなみに公式戦じゃないから技名は言わなくていいわ!」


なるほど。そういえばサラはSクラスだと言っていた。知ってる人がいた方がいいし頑張ってSクラスに入るか。


そして試験という名の戦いの火蓋が切って落とされた。


まず間合いをとる。


俺はこの前までただの高校生だったから戦い方なんて何も知らない。


だからとりあえず先生の出方をみることにした。


「攻撃しないの?じゃあこっちからいくわよ!


そういうと先生はグローブをはめた手を俺のほうに向ける。


するとグローブの前が光り始め、そこか直径1メートルはあろうかという火の玉が飛んで来た。


俺はそれを横に飛んでよける。


しかし、今の俺は何も能力を使っていない状態なので火の玉のスピードに勝てずに、足の腿を焼かれた。


「ぐあっ!」


何これ!?想像を絶する痛みじゃん!


俺はあわてて創造能力で皮膚を再生する。


「なっ!?皮膚を再生するなんていう高度魔術!治癒科の生徒でも出来ない人がいるのに、あなたやるわね。」


そういえば魔術を使って戦っているふりをしないといけないのだ。


創造能力で戦っていることがばれたら王様の元へ連れていかれてしまう。


しかし、さっきのリオン先生の術をみる限り、特別な印や言葉などは必要ないみたいだな。


まだ魔術というものを扱えない俺は、創造能力で火の玉を作って見せる。


すると俺のグローブの上に直径3メートルくらいの火の玉が出来た。


俺はそれをリオン先生の方へ投げつける。


リオン先生はそれを華麗によけると、火の矢を大量に、しかも瞬時につくり俺の方に飛ばせて来た。


俺は創造能力で見えざる盾をつくろうと、頭の中でイメージする。


すると次の瞬間には、イメージした通りの、シャボン玉の膜のようなバリアーが俺の前に出来た。


そして火の矢は全てそのバリアーに食い止められる。


「少し中断していいかしら?」


いきなりどうしたのだろう。


「ソウ君だったかしら?あなた魔術師じゃないわね?」


な!?


まさかばれた!?


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