私の1ページ_23
「先輩のことが好きです」
呼び出されたときから告白でもされるのだろうかと予想してはいたが、直球にくると面映ゆかった。
サークルの活動後にご飯を食べに行ったり遊びに行ったりするくらいの仲の良い後輩だ。
気持ちのいい性格だし、顔は好みのほうだし、告白されて悪い気は全然しないが、現在自分には高校生から付き合っている人がいる。
どうすれば今後に支障なく上手く断れるか予想段階から考えてはいたが、どのように切り出すか若干間があいた。
「あ、でも伝えたかっただけです。付き合ってくださいとかは特にないです」
黙ったままでいると、ゆったりとした口調のまま後輩が続けた。
「一人で抱えてると爆発しそうだったので、先輩に渡すことにしました」
なんだか清々しい笑顔を向けられた。
爆弾的な想いは今こちらの手に渡されてしまった。




