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1から魔法と体力の修業。彼の記憶を元に目指す冒険者への道!

転生先での辻褄合わせ!今の体力の無さに唖然としました。

遠くで誰かの声が

聞こえている。



微かに聞こえるその声は何故か耳心地が良く

何だか懐かしいとさえ

感じる気がしていた。




「トモルシード兄様!」




と呼びかけられ

続けられていた。



そして徐々に自分の記憶が呼び覚まされていく。




あぁ~あの少年の名が

確か

トモルシードという名

ではなかっただろうか?


そう朧げに考えていて、

意識が完全に戻った。




ガバっと起き上がれば、誰かに

突然抱きしめられた。





「本当に心配していたのですよ!

あの事故以来兄様は、

ずっと意識を

失くしたままで…


寝た切りの状態

だったのですから…」





と言ったかと思えば俺を離さず号泣し始めた。


暫くの間、相手の状況と自分の記憶の整理の為に


甘んじてその状態を

受け入れていたが、

何とか理解して来た所で




「すまないが、

そろそろ離しては

くれないだろうか?」




その子の肩を

優しく触れて

自分との距離を離した。





「お見苦しい処をお見せしてしまい…

スミマセンでした。」





やっと自分を開放してくれたのだが、

その子は俺の顔を見ると少しだけ放心状態に

なった後………





「全て私のせいなのです。本当に

スミマセンでした。

浅はかな妹だと

お嫌いになられても、

当然ですので………」




余りにも落ち込む

彼女を見て




「そこまで嘆くのは、

私の顔が惨めな状態にへと変貌して

しまったのだろうか?」




と尋ねれば、無言でスーっと手鏡を渡された。



俺は、手鏡を黙って

受け取り確認すれば



鏡の中にはナンとも

端正な顔立ちの

金髪で瞳の色は

綺麗な薄いブルーであるが、

片方の瞳の色が黒く

その瞳の奥には

紋章みたいなモノが、

薄っすらとだが確認

できる程度

だけだったので…




「ルシーシアが

そこまで気にする

ことではないよ!」





と自分の記憶の中にある少年の記憶に残る

彼の妹に、少しでも

安心して欲しいと優しく妹の肩を

ポンポンと叩くが




「いいえ!

トモルシード兄様は、

魔物から私の事を守って重傷を負い1月もの間

意識を

なくされたのですヨ。


私の事をどの様に

攻めようとなじろうとも


当然の権利を

お持ちなのです!」




その瞳に涙を

浮かべながら、

俺に訴えかけてきた。





「1月もの間かぁ~

ソレはえらく心配を

かけたようだが、


ルシーシアの身体に

何もなかった事は

喜ばしい事だ!


それに腹違いとは言え

異母妹を守るのは、

兄である俺の領分

なのだから

気にするな!」 





俺の話を聞いて

泣きじゃくる

ルシーシアに





「本当に

困った子です事。


貴方がそんなに

泣いているのでは、


母の私が

トモルシードさんに

感謝の言葉さえ

言えないでは

ありませんか?」





突然割り込んできた人は、

少年のイヤもう

自分の義理の母であり

ルシーシアの実母

スペイ王国第三王妃の

ソフィーシア様だ。




彼女はトモルシードの

実母が病死してから、

本当の母上の様に

トモルシードを

育ててくれた人だ。 



ルシーシアは

母上の言葉に慌てて

ベッドから降りると




「余りにも嬉しくて、

少々取り乱して

しまいました。


誠に申し訳ございません

でした。お母様…」





と衣服を整えながら

母であるソフィーシア様の隣に並んだ。





「どうですか?

1月もの長い間意識不明の重体だったの

ですから、

身体に不調は

無いですか?」




心配そうに尋ねられ

俺は違和感が

少しでも無いように

微笑を浮かべながら





「そうですね。

少々記憶の混乱は

ある様ですが、体調の方は違和感はありません。



が、兎に角お腹が空きすぎているのが

実情ですかね。」





「解りました。

食事はすぐに

用意させましょう。


処でその右の目の色は

どういう

理由なのでしょう?」





俺の記憶でも

トモルシードは両目共

綺麗なブルーだったので俺にも理解不能である‥





「さぁ自分にも

判りませんが、暫くは


眼帯でもしながら

生活したく思います。」





と答えて

誤魔化す事にした。



それから食事を

取りながら俺が

意識不明に陥ってる間に、


オレの家臣や従者達が、俺から去っていった

事実を聞かされたが……



そのことに俺が

とやかく言う

必要は無いと考えて





「今自分の元を

離れた者たちは、

どちらにしても


自分に災難が

降りかかった時には、

どうせ自分の元を去っていくでしょう。


なので逆に

良かったですょ。


自分の配下は

自分で探します!」





そんな他愛もない

話の後に?





「何だか、

トモルシードさんは

急に大人に成長されたかの様ですね。


少し寂しくもありますが母親代りとしては、

その成長が

嬉しくもあります。」





と、にこやかに自分を

見つめるソフィーシア様の瞳が暖かく、


自分の心に染み渡って

行くのが少しだけ自分の罪悪感につながった。



本当は、トモルシードと言う名の少年記憶を受け継いだだけの

全くの別人なのに………




こんな感じで夕食会は

終わり自分は、


ソフィーシア様の配下に自分の部屋まで

護衛をしてもらい

自室へと戻った。




一人きりなり改めて

自分とトモルシード少年の記憶とその関係者の事を整理していきながら、



神様からの大切な贈り物であるスマホを探すと

トモルシード少年が

大切なものを何時も


保管していた所に

スマホを発見した。



ホッとしながら

スマホを起動して

確認する。




トモルシードになった俺は、少しづつ成長する、、、

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