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2   転生した彼の記憶から最強の少年を目指す

目覚めたばかりで少しだけパニックった俺?

日本で一度死んだのだから、自分は神の導きに依って異世界に転生し命の復活が出来たのだ。


せめてこの身体の持主であった。

少年の願望だけははたして上げる事に決めた。


どうやら彼は、英雄的な人物に憧れていた節があるみたいだし、


先ずは魔法を書物で学びながら、同時並行で武芸を鍛える処から始めるのが、


自分に出来るトモルシード少年への償いだと考えた。


先ずは、基礎体力から把握する為に腕立て伏せをしたのだが…


十数回でギブアップする様な程度?


腹筋も同程度しか出来ない有り様に…… 


はぁ~と深すぎる溜息だけが、室内に響いていた。


明日からは、基礎体力の向上と魔法の学びと武芸の練習の3本柱で挑む事にした。


日課としては朝のランニングこれも今の体力でどれだけ走れるのか?


予測出来ないが頑張るつもりだが、余り期待できそうもない。


次に腕立て伏せと腹筋を数回セットをこなしてから


ルシーシアとの朝食、

その後は城内にある国立図書館で魔法学の知識の向上、


それから昼食後にスマホで武芸の鍛錬と体幹トレーニングと基礎体力向上に重きを置く事に決め


夕食後は剣術の稽古に励むつもりだが……


神様も自分次第ではあるが、最強になれる可能性はあると確かにおっしゃったのだし、残された道は信じる事だけだ。


これで今後の進むべき道は決まった。

ここで自分のこと以外の現状を少し整理しておこう!


場所は前の世界のスペインでこの世界ではスペイ王国になり王様は俺の父上で、


名をルシファーと言い第一王妃から第3王妃を娶っており


自分は亡くなった第1王妃の子の次男で王族では第4王子である。


前の世界では公務員を早期退職し、

単なる一般人だったので気持ちの上で格差が負担に感じられるが……


転生してしまったからには、嫌でも受け入れるしかない。


第1王子は実兄のルシファード兄上だが第1王妃と同じ病で現在寝たきりらしい…


第2王子は第2王妃の子で、名をギルザルシーと言う。


第3王子は第3王妃の子で名をジルルシークと言いルシーシアの実兄である。


今はフラン学園都市の学生でスペイ王国の外にいるという話だ。


特に仲が良かったのやが、

実兄のルシファード兄上らしいのだが?


完全に面会謝絶状態なので調べてみる必要があるようだが


先ずは自分自身レベルアップからだ!


次に関係性が良好だったのは、第3王妃の家族であり


第2王妃とその子第2王子のギルザルシーは、

王国の祭典等で挨拶程度を

交わすだけの関係だ。


その仲はお世辞でも仲が良いとは言えない関係性だった。


この世界の彼の記憶によれば、

隣国の名も自分が知る世界の国々の名称に最後の一文字がない国名なので、

おそらく彼が知らない国々も同じであると推察される。


それより驚いたのは、

この世界の地球が4つに分断されている事。


自分が今いる区画の神がゼウ神とゆう一神しかいない状況だ!


国名のように一文字足りないと考えたならば、

ゼウ神とはオリンポス十二神の神のゼウスで間違いはないだろう。


だが、これ以上に驚いたのは、歳のとり方だった。


前の世界では、365日を1年として歳を重ねるのに対してこの世界では?


何と10年間で1つ年を取るという事実だ???


10年で1つ歳を重ねるのならば………


子供とは言え思考や身体は大人に近くなるはずなのだが…

彼の記憶を幾ら覗いても子供は子供のままなのだった。


こんな事があるのか?

とスマホで調べていたら、

いつの間にか寝落ちしていた…


次の日、目を覚ましたのは!


「トモルシード兄様!大丈夫ですか?」


と自分の寝室を、ノックしながら呼ぶルシーシアの声で目を覚ました。

学びと修行に邁進する日々

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