レトロなマップを手に入れた
いや、人はそれを「人生ゲーム」って言うと思う。
スタンプラリー in 人生。
「何、この列?全部「作詞家」のイベ?」
「「作詞家」の栞貰うスタンプラリーじゃない?」
「え、なんかみんな俺たちより若くない?」
君たちも十分すぎるほど若い。いや、スタンプラリーって、どこかの御朱印よりマシかもしれないけど、大概じゃないか?
まあ、疫病下明けでマスクしてないからか余計に年齢が感じられるのはわかるけど。
人の年齢は「首」「手」「毛先」に出やすい。ついで「目」と「ほうれい線」。
性別は「胸」を誤魔化せばいいし、顔立ちの印象は「凹凸」で決まる。メイク含めて、人の印象は操作可能。
なお、身長は腕の長さで大体わかる。特に「服」を展示、かつ着衣写真などあればかなりの精度で弾き出せ・・・。まあ、いい。
なんというか、周りが全力で「イタい」会話を繰り広げている。今、令和5年である。
5月3日に行った「作詞家」様の個展。半端なく混んでいた。さすが、長期連休。今回書き直すにあたり、少なくとも現時点の「彼」を調べようと電車に乗ったが、どうやら、知らない間にタイムスリップしたようだ。
美容室の扉は異世界に繋がっていたが、武蔵野線はタイムスリップが出来ると知った。次から気をつけよう。
大切なことなのでひたすら繰り返すが、もう2023年である。陛下の留学時代の軌跡が再販された時代なんであって、初版の時代ではない。
どこか鄙びたぴーかん晴れのいい天気。そんな最寄り駅からして平成中期感がするのに、周囲の会話が「イタい」。耳を塞ぎたい。
周囲は作詞家様の歌詞を引用する会話を繰り広げている。300曲以上あれば会話には困らない語彙はあるのだろうけど、合成単語が飛び交う空間は大変、居た堪れない。
会場までにすれ違う方々の視線が気になる。
俺は違う。頼むから一緒にしないで欲しい。
しかし、まさかカラオケとか以外で大変有名かつ特徴的な歌詞を素面で聞くとは思わなかった。
確かに「そして輝く」と言われたら、35歳以上かつ65歳未満が高確率で弾き出す単語だとは思う。
まあ、どうやってこの単語を考えついたのか疑問に思ったからわざわざ来たんだが、入場前から大変戸惑ってしまう。帰ろうか悩む。
綺麗に晴れた空の下、なんでこんな風な気持ちになりながら歩いているのだ?などと自分に言い訳をする。だけど、それがわかる時点で大概だとは、残念ながらわかっている。
さて、今日はスタンプラリーのように手際よく欲しいピースは見つかるのだろうか。
そんな気分で「遠足」は始まった。