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大統領の戦争

作者:明日乃
ある朝、ユウケイ民主国の田舎町ミールに一発のミサイルが落ちた。独裁軍事国家フチン共和国の侵略の始まりだった。

ミールに住むアテナは両親と娘を失い、夫は葬儀を前に防衛軍に参加……。翌日、アテナも戦うことを決意した。

フチン共和国は核兵器を盾にして、傍若無人にユウケイの国土を犯す。

一方、ユウケイ民主国の大統領ドミトリーは、国民の士気を高め、世界中の支援を受けて侵略軍に立ち向かっていく。

そうして、数日で集結すると思われた戦争は泥沼化した。

偶然、ドミトリーを守ることになったアテナ。……彼はネットに上げるメッセージの中で、アテナを祖国防衛を象徴するジャンヌダルクに例えた。それにフチンのイワン大統領が反応した。

フチン政府はアテナを停戦交渉団に加えることを要求。アテナはイワンの手に落ちる。


ー-----

ウクライナ戦争にみられる侵略戦争。

プーチンは、何故それを始めたか?

戦争は、早期終結可能なのか?

個人の自由と独立国の主権は、核兵器の前に無力なのか?

それらを問いたい。

ウクライナを守りたいなら、そこに行って戦えと誰かは言う。が、私には渡航費用も戦闘能力もない。

できることがあるとするなら、文字を持って、忘れやすい人々の記憶からウクライナを消さないこと。

戦闘が行われている今、それをモチーフにした小説を発表する戸惑いはありますが、いじめを傍観する第三者にはなりたくない。それは、いじめの共犯者になることだから・・・

物語の中で考える。物語を使って声を上げたい。

何故、今、彼はそれを決断したのか?

誰が、彼を止めることができるのか?

正義はどこにあるのか?

情報は少ない。武器は、共感力と想像力……。

物語は、リアルの延長線上にあるフィクションです。

多くの日本人の心の中に平和を希求し、いじめを傍観する第三者にならないことを望みます。

※この作品は、『エブリスタ』にも掲載しています。
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