表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄になれなかった男と勇者の娘  作者: 白霞
序章 英雄を目指した男と英雄を目指している少女
1/1

英雄になれなかった男

―――――最初は、憧れ、だった



―――――だが、いつしかそれが生きる目標となっており



―――――いつしかそれが生きる意味となっていた



―――――そして儂は



―――――俺は強くなっている己に溺れていったんだ






チュンチュンと小鳥が鳴いている朝、その男はズズッと茶を飲み、ふぅと息を吐く。


そして正面を向き、ジトッとした目で木刀を振る幼い少女を見る。


「頑張り屋さんじゃのぅ」


「そうでなきゃ、おじ様を超せませんから」


「カッカッカッ、その意気込み良し。なら儂もちょいと指南してくれる」


男のその言葉に少女はえっ、と驚き男の方を向く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ