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~新たな産声・・・・・そうでもない(いってみただけw)~

新年明けまして、おめでとうございます。私、パソコンのないところからの書き物と投稿でちょっとあせっています。

一様、そこそこ書きましたが、お見苦しい点は重々承知でございます。

どうぞ、今年も生暖かく見守っていただければ幸いでございます。



かしこ

・・・

・・・


なんちってw


ふーここ最近、突っ走ったけどなー・・・

まぁ、その結果、都市までとったわけだが・・・・


この後、とりあえず住民にメンテナーを投与したりしなきゃだし

俺とボークスで、ボークスの故郷へいってヤツのかみさんと娘を連れてくるまでは進んだんだけど、

戻っても、白氷と黄土の元領主との話し合いというかなんだろう?色々詰め込む件だけど、

難航しているようだ・・・どうも、俺ができることを知りたい元領主の答えに困ることが多いみたい。


戻ってきてからは白氷と黄土それと元領主からの質問攻めにあっていた。


「ニックよ・・まず、手始めにこの都市から作り替えるのじゃな?」

「まぁ、そうだね・・・作り替えるっていっても一気に更地からなんかやると住民が混乱するだろ?だから段階的にいろんな環境を導入していくつもりだけど?」


「ニック様、住民のなかには貧しい者がいて、健康が損なわれていない者のほうが少ないようです。どのように対処いたしますか?」

「住民にはメンテナーをまとめて投与するつもりだ。今はまだ、全員一ヶ所に集めて寝させといて・・・直ぐにその作業に取りかかるし・・そのための施設は、すでに働き蜂に指示してこの領主の館付近に作り始めてるから・・・」


「ニック・・俺の扱いはどうする?」

「デボイスさんは・・・そうだな、当面人間側の取りまとめをしてほしい・・ある程度の成果が出てきたらデボイスさんにも自分の好きな道を模索してもらうことになるから・・領主見たいに纏め役が好きならそれでもいいし、住民と楽しくくらしてもいい・・すきにするといい。」


「俺は、やっぱり住民が大切だ・・みんなの為になる事がしていたい。」

「ならば、そうできるようにしよう。」


「ニックよ・・巣の者の入植についてじゃが・・・」

「その件は、女王陛下にも話を通そう・・以前話したのは、この領地を手に入れてから女王陛下自ら人間化に挑む話をしたから・・つまり外見上は人間・・・亜人になるんで、この都市に来てもらえそうだしね。ついでに兵士以上の階級も人化を施せば入植できるでしょ?」


「ふむ・・わかった」

「・・ちょっと待ってくれ・・蜂がこの都市に住むのか?」


「そりゃそうだろ・・それもあってのことだしね。」

「だが・・それでは、住民が恐慌状態にならないか?」


「まぁ蜂の姿のままだと・・なるかもしれない・・ソードヘッドのことは知っているか?」

「ああ・・あまり被害はないが、かなり強い魔物だと聞いている」


「うちの者がそのソードヘッドだよ。」

「!!!なんだって!?」


「だが・・話では、ソードヘッドは縄張りから出ないはずでは?」

「まぁ・・そうなんだが・・色々あってね・・おもに俺が原因なんだけど・・」


「それに、ソードヘッドって位だ・・頭に剣が生えているのではなかったか?」

「・・まぁ・・それも・・俺が関係してる・・結局は、角・・剣は邪魔だしね・・」


「そうか・・しかし・・」

「まぁ・・大丈夫だよ・・巣の皆は、女王陛下の命令は絶対に聞く、人間が手出ししなきゃ争いは起きないよ」


「ふー・・・そうか・・」

「さて・・大きな問題は?他にあるか?」


「ああ・・俺からだが・・話にあった、その・・なんというか・・都市、領土の生産等についてだが・・」

「それは、基本的なところは俺の方で用意する・・はじめのうちはうちの蜂にやらせるけど、そのうち住民に引き渡すよ。まずは、教育めんからやらないといけないからね。」


「教育かぁ・・それは・・貧民層の者へも教育を施すのか?」

「ああ・・もちろん。皆等しく教育していく・・」


「だが・・金がかかるだろ?」

「金?・・ああ・・そうか、そうだったね。カネ・・カネ・・・金ねぇ・・」


「その辺は、あとで纏めたいな・・俺の意見としては、お金ってものは、今まで通り流通させるけど、生きるのに必要な衣食住は此方から提供しようとおもう・・ただし、その施しに対し怠惰な行いが目立つのなら・・少し改めなければならなそうだが・・」


「・・・そうか・・しかし・・金が関わると貧富の差が出るのではないか?貧しいものが損をする・・そういう事に繋がらないか?」

「どうかな?・・競争心を刺激するために有ると思っておいてもらいたいんだ・・今の生活をより良くしたいと思った者はより働けばよいだろ?」


「・・では・・働かなくとも食っていけるというならば・・働くものが少なくなるのではないか?」

「人間以外と欲は出るもんだ、今までより良い生活になれると思えば意外に頑張るよ。ダメならだめで、強制ではないがやることを見つけるよ。うちがほしいのは、生きていれば手にはいるんでね。まぁ、飼育されていると思えば、奮起するだろう。」


まぁ、一事が万事こんな調子で、事が進んだ、俺はある程度話したら早速にメンテナーの投与へ移行しなければならない。

住民、人間をそのまま放置するわけにもいかないので、仮だが施設を設け雨風をしのげるなかでの作業となった。


メンテナーの投与によって、住民は、基本元気に暮らすことができる。さらに病気を患っている者はある程度の病気であれば、たちどころになおるので、ほっとく。


・・・しかしあれだな、俺がやりたい作業ができん!・・・どうするかなぁー



現在、都市の中は静まり返っていた、起きている住民はおらず、領主の館にいる者のみが、活発に動いていた。


王国への通知についてデボイスに訪ねられたが、もう少し後に手紙ないし、魔法の通信を使い通達するようにしてもらった。


さて・・・

人間は裏切るものだ・・・領主・・・裏切らないでくれることを願う・・・まぁ、いざとなったらハーモニー使うがな・・


さてさてっと・・・メンテナーの作業進めとこっと・・


その日一日ほぼメンテナーの投与作業に従事した。



「王次郎・・ママつかれちゃったよー・・・」

「ママー!黄土ちゃんが遊んでくれないー!あそんでー!」


「・・・・・・じゃぁ、一度巣にもどるとするかね・・女王の方も何とかしないとだし」

「おうちにもどるのー?」


「うん。しばらくここには戻らないかもしれないけどね」

「そっか・・・黄土ちゃんはー?」


「黄土ちゃんもしばらくお仕事で忙しいと思う」

「ブー」


「そんなにブー垂れないでね?・・王次郎にもお仕事あげるからさ?」

「ボクもお仕事できるのー?」


「そーだよー?いい子はお仕事ちゃんとできるよねー?」

「うん!王次郎はいい子だからちゃんとできるよー!」


「さすが!我が息子!」

「へへーw」


「じゃぁ・・王次郎は、巣とここの行き来を手伝ってチョーダイ」

「はーぃ!」


白氷と黄土にその他細々とした事をまかせて、俺は単身巣に戻ることにした。

一様、事前に打ち合わせはしてあるし、大丈夫だろう。


さて、巣を移転するための事前段階として、必ずやらないといけない・・それは、女王の人化だ・・・


ただ、女王が巣を諦めない場合は、白氷にヘキサの施設・・・工房の建設方法を伝授してもらわねばならない。


一番いいのは、経験者である。

女王自身につくってもらうほうがいいのだが・・・


それに巣を諦めない場合はこの都市と巣の間の繋がりを保たなければならない・・手間が増えるが・・もうひとつの都市ってことで考えれば・・まぁ・・できなくもないが・・・


まぁいい・・・

考えても仕方ない・・女王の判断によって様々に変化しそうだ・・・


「白氷、じゃぁ一度戻るね。」

「うむ、母上によろしくいってくれ」


「黄土ちゃんも頑張ってね」

「早く戻ってきてくださいね・・心細いので・・・」


「おうどちゃーんいってきまーす!」

「はい、王次郎様もお気よつけください」


「へへーwおしごとするのー!いってきまーす!」


そう言って、俺は王次郎に乗り込み巣へもどることになった。




「なぁ・・・9ニック様本当に都市制圧しちまったぞ・・一人で・・」

「あー・・あんまり考えない方がいいんじゃないかなー?」

「そうそう・・もうあの人何でもありっぽいし」

「私は、今後の展開がきになりますし・・応援したいですが?」

「活躍・・なかったなぁ・・・」


「「ちょっと!あんたたち!あたしたちはこれから書類とか細々したことに駆り出されるんだからね!悠長にそんなとこで雑談してないでてつだってよ!」」

「そうですよ!手伝ってくれないと・・おわりません!」


ナンバーズ達は総出で内政回りの下準備だろう・・巻き込まれる形で・・駆り出されていった。




「貴方・・・本当にここで暮らせるのですか?こんな暖かな土地で・・」

「パパァ!あったかいよー!」


「ああ・・ここならば安全だ・・食料もある。大丈夫だ!・・やっていけるさ」

「でも・・人々の姿が見当たらないのですが?」


「・・そうだな・・一昨日・・占領したばかりなんだ・・」

「占領ですか?・・・どこがどこへ?」


「・・・まぁ・・これは、落ち着いてから話そうと思っていたが・・俺は、ある事件の際に一度命を落としている・・」

「えっ!・・・」


「その際に一度死んだ俺を・・よみがえらせてくれたのが、あの子供・・ニックだ・・」

「あの子・・魔法使いだったのですか?」


「俺の知る限り、魔法でさえ死者の完全復活は・・蘇りは不可能だ」

「じゃぁ・・・あの子は・・」


「恐らくだが、神やその類いの者に違いない・・・」

「えっ!・・神様!?」


「ああ・・だが、性格に問題があってな・・本人は人間だといって聞かない・・」

「そんな・・訳のわからない者に貴方は関わってしまったのですか?」


「・・・う・・うむ・・すまない・・」

「いえいえ・・私も言い過ぎました・・でも本当にここは安全なのでしょうか?先程から外になにやら巨大な蜂が飛び回っているようなのですが・・・」


「あれは・・・仲間だ・・外敵から守ってくれる・・此方が手を出さないならばなにもしない・・・」

「でも・・私は不安です・・・」


「俺がいる!安心しろ・・必ず守る!今度こそな!」

「フフフ頼もしい限りです・・貴方は私との約束は必ず守りますからね・・わかりました。」


「苦労を掛けるな・・」

「パパァー、あそぼー」


「・・・う・・うむ・・」


しばらく、休暇をもらったボークスは、久しぶりの家族団らんの時を過ごすのだった。



混乱のなか、新たな国の先駆け・・

岩壁都市が、新たに生まれ変わる・・


そんな都市の・・柔らかなひとときであった。


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