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ただの冒険者の英雄譚  作者: 伊田サキノ
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ただの冒険者の英雄譚

なんとか書いた感じです。

うまくまとめられるよう努力する所存ですか、今回は暖かい目で見てやってください。出来ればこれからも暖かい目でお願いしたいのが本音です。

1とか2とか書いてますが、掲載様式がいまいち分かってない馬鹿なので、気にしないでやってください。多分次からは意識をします。多分。

【第一章 終わりの兆し】

 〈1〉

「どうしたものか・・・」

 頭をひねる様にわざとらしく横に傾かせ、まるで何か考えていますといわんばかりの姿勢で、小さな湖面を覗き込み、独り言を呟いていたのは1人の男。

 男の上半身は綺麗に整われた真っ白なシャツと、その上には急所を守るために左胸を覆うような形の革製のチェストアーマーを着用している。

 下半身は黒っぽいズボンに、右太ももには小さな茶色がかったポーチが巻き付けて、腰には一振りの剣、足元は皮のブーツと、分かりやすく言うと冒険者か旅人といったところ。

 そんな風貌の彼が頭を捻らせているのは、しかし自分の服装についてではなかった。

「やっぱり目立つな、これ」

 そう言って探る様に触るのは、黒色に交じっているおかげでやけに自己主張の激しく感じるダークブロンドヘアー。その髪色は見事な色合いで、どちらかといえば黒髪が邪魔なように感じてしまうほど綺麗に染まっている。

 どうやら彼はそれを良しとしていないようで、軽く髪を手で触ると、困ったように表情を曇らせた。

「髪を切る文化が、まぁあるのは当たり前なのかもしれないが、なんとも染め直せる物がないのはきついものがあるな」

 彼が悩むのは黒髪を染め換える事ではない。

「遺伝とはやっかいだな、まったく」

 生まれもったダークブロンドの髪を黒く染め直せないことであった。

 幸いと言っていいのか、彼が住む街には彼以上に髪が明るい人たちが闊歩しているという点か。少なくともその髪色でとやかく言われることはないが、彼は彼自身の個人的な感覚から黒髪に出来ない事を嘆いていた。

 そのおかげで見せるそのため息交じりのぶつぶつと独り言を誰もいない湖面に向かって放つ姿は、どこか滑稽と言えるかもしれない。

「そろそろ一年経つか・・・さすがに生えてくるよな、わかってたけど」

 湖面と対面しつつ、再度彼は自分の姿を確認すると、流石にいつまで愚痴を漏らし続けるわけにはいかないというように一度気合いを入れ直して、大きく息を吐き捨てると

「よし、さっさと仕事しますか」

 そう言って素早く気持ちを切り替えて、彼は湖面から顔を離した。

 湖面の周囲には、それを囲むように林が包み、差し込まれる日差しは小さく、たが確かな陽の暖かさを振り撒いていた。

 彼は湖面に背を向けると、林の間に出来た人一人分の隙間をくぐり、自然が作り上げた一室を後にした。すると瞬間、急な光の変化が目を瞬かせたが、すぐに明瞭に視界が広がった。

 草色に視界を埋める大地は、奥に見える景色と混ざり合う程に広く。背景には鬱蒼と広がる森や山々が描かれ、まるで完成されたひとつの絵画のような美しさを持っていた。

 山のからは川が続き、彼が滑稽な姿を映していた湖面に流れ込んでいる。辺りの草木は揺れ、静かなさざ波が通りすぎていく。そんな自然の音や動きが、描かれて動くことのない絵画とは違う、現実の光景だと教えていた。

 だがしかしそんな現実を教えていたのはそれだけではなかった。

 視界に映るその多くは、見た目は彼が知る動物と似通った姿をしていた。それは鳥の様であったり、狼の様であったり、蜥蜴の様であったりと様々。だがそれらは魔物と言われ、時に畏怖され、時に命を支え、時に寄り添う存在。

 

  一歩街の外に出れば、そこは魔物の国。

  魔物を畏怖した者は、命をしのぎ合う。

  魔物を恵みと享受した者は、命を分け与える。

  魔物を信頼できる者は、命を預け合う。

  ここは魔物がいる世界ではない。人がいる世界なのだ。


 魔物を知識として知るために読んだ一冊の書物に書かれたそんな一節を彼はふと思い出した。

 魔物だけが全てという事ではないが、少なくともその一節から、魔物は当たり前の存在であり、存在することがつまりは平和の象徴だという事を表していた。

「今日も平和だ」

  彼は日常になったそんな光景を見ながら、そんな事を呟き、彼は切り株に据えていた荷物を手に取ると、足を動かし始めた。

 この世界、言い方を変えれば異世界に流れ着いて、はや一年。

 見知らぬ土地に、あり得ない生き物達。魔物、魔族、亜人とまとめるべきか、多くの種族が生きる正にファンタジー世界で、右も左も分からないただ現代人が生き残るのがどれ程の苦労があった事か。

 だが馴れてしまうと、存外この世界も悪くはなかった。

 馴れるまでにそれなりの苦労はあったが、生きると言うことに、広い意味で自由なこの世界は性に合っていた。

 日々を細々と生き、時として命を掛けて魔物を狩る。金が有れば一寸の道楽に身を投げて、日々の疲れを癒す。

 元の世界の日常では味わえない刺激と、無慈悲な現実よりも優しい世界。そんな世界に染まり、今では異世界の日常を謳歌していた。

 とっくの昔に、いやこの世界に流れ着いた時からすでに元の世界に戻ると言う考えはなかった。戻ったところで、何もない。

 この世界が危険だらけであることは間違いないが、それは常識が違うだけで、自分の認識を変えて、この世界に染まれば、それはすでに常識であり、日常であり、平和だ。

 とはいえ日常的に人が魔物に食い殺されるのが平和的とは言い難いかもしれないが、少なからず下手な事をしなければ安全な街の中で一生を終えることができるのだ、十分に立派な平和と言えるだろう。

 とそこで彼の、久しく感じることのなかった感傷的な意識を異世界はと戻し、すでに何度も来た分かれ道を、進むべき道を知っていながら、感傷の余韻を使い切るように見渡す。

 異世界以前では聞いたことのない魔物の声は、日常の音となり、匂いや景色も以前の世界を塗りつぶしている。法も種族の違いにももう馴れた。自分でも驚くことほどにそれらを受け入れる事が出来た。

 だが時として、ホームシックにも似た感覚が襲うときがある。正に今がそれなのだろう。今と過去を比べるように、自分自身の納得させるかのように。

 そこまで来てようやく余韻を使いきり、彼は頭をはっきりさせようと、受けていた依頼を頭に起こす。

「・・・道は・・・こっちか」

 そして受けた依頼を頭の中で復唱するようにして再確認をすると、彼はすでに見知る道を目的地に向けて、残った邪念を振り払うべく力強く地を踏みしめて進んで行くのだった。

 〈2〉

 そこは木材で建てられた建物。建物内にはそれぞれ風貌の違う者たちが数えることが難しくなる境目ほどにいた。

 建物内の一部の区画にはテーブルと椅子が置かれてはいるが、今いる人数分はない。だがそれでも建物内には空間が空いており、そういった大人数を想定した造りであることが窺い知れた。

 ここはギルドと呼ばれる、冒険者の為の一つの施設であり、そんな広さを持ったギルドの奥には受付が三つあった。その内一つには『お隣の受付へ』と書かれたカードが出され、残り二つには、受付の外にいるお互いに風貌の違う者たちとは違い、同じ服装をした、というよりはギルドの制服を来た受付嬢が、目の前の相手に対応している。

 だが今、その機能を果たしていたのは一つだけである。

 一番右側の受付、そこからはなにやら揉めているような様子が垣間見えた。

 抗議をしているのは一人の聖職者のような風体をした女性。それをわたわたと見ているだけの兵士風の男。そしてその横では視線をまき散らしながら興味津々な様子の少女。しかしながらこの少女だけ、ほかの二人とはなにか違う、強いて言うのであれば場違いな風体である。それからそんな愉快なパーティを笑顔で向かい入れている一人の受付嬢。

 周囲は奇怪なものを見る様に視線を向かわせていた。

「すみません。このダンジョンはギルドの許可がないと」

「理解が及ばす申し訳ありません、此処はギルド様で相違ないでしょうか?」

「ええ、それは間違いないですが・・・」

「でしたら許可をすぐにとって頂けないでしょうか?急を要する事態ででして、すぐにダンジョンに潜りたいのですが?それとも個々のギルド様は冒険者の戯言など聞いてくださらないのですか?」

「ですから、ダンジョン申請は許可が・・・」

 その慎まし気な物言いの中と正反対に、言葉に棘を生やして受付嬢と会話しているのは聖職者のような風体をした女性。

 その聖職者は間違いなく美女と言っていいだろう。それも他の美女が霞んで見えるほどの絶世の美貌のであろう。頭には淡い青色の円形上の帽子を被り、そこから流れるように腰ほどまで伸びたロングヘアーは、うっすらと白く遠くから見れば灰色にも見える事だろう。

 上から下までここにいる全員が彼女を聖職者と感じさせた通り、聖職者のような服装であるが、あくまで『聖職者のような』である。少なくともこの街にいる聖職者とはどこか違う神々しさや装飾美があり、それに付け加え一般的な聖職者の装束とは違い布の面積が少なく、動きやすさを重視した造りになっているのが見て取れた。だがそのおかげで肌が露出しており、彼女の凹凸のはっきりした体つきでは、なにやらいかがわしさが醸し出されてしまっていた。特に大きな胸のあたりは一段とはだけていて、周りの男たちが思わず目のやり場に困ったり、目を離すこともできず凝視したりと、誘惑の権化と化してしまっている。

 聖職者だと思うのだが、なんか凄く淫靡。それがここにいる全員の認識であった。

 だがその周囲の色目とは違い受け答えをしていた受付嬢の笑顔は僅かにだが歪んでいた。だがすぐに隠れ、第三者が見るといつもそこにある椅子が少しずれている程度の違和感。受付嬢のプロとしての技が見せた幻影とでも言えば良いか。

「すみません、一人の傲慢な冒険者さんのためにほかの冒険者さんに迷惑をかけるわけにはいきませんので、どうぞ今日はお引き取りを」

 だがその笑顔とは真逆に受付嬢の放った言葉には返すような棘があった。

「あらあら、随分と口が悪い受付嬢あらせられますね。ですがその貧相な体を見れば、致し方ありませんね」

 同じく笑顔で、しかし受付嬢の愛想のいいスマイルとは異なりこちらは、周囲を癒すことができそうな、だがどこか凍った笑顔を振りまく聖職者の美女も負けず劣らずの棘で言葉を返していた。

 すると今度は確実にだれが見ても引きつった笑いをしながら、受付嬢が口を開いた。

「それは申し訳ありませんでした、どうも目の前に傲慢な脂肪の塊を持った冒険者さんがおりまして、そんな肥えた体の冒険者さんにはいい印象があまりないものでつい言葉に棘を含めてしまいました」

「あら、そういった偏見で仕事を行っておられますと、さらに貧相になってしまいますよ」

「ご指摘ありがとうございます、しかし事実ですので」

「あらあら、道理の暗いお方にあらせられるようで」

 言い合う二人の姿は虎と龍と言ったところか。

 他も巻き込みそうなほどに険悪な雰囲気を醸し出し始めた二人に、ようやく、というには遅すぎる頃合いに聖職者の美女の仲間であろう兵士風の男がおずおずといった様に間に入った。

 兵士に支給される一般的なアイアンプレートとロングソード、足腰にも一般的な防具を付けて、唯一違うのは通常の兵士なら規定に伴い、頭にもヘルメットを着用しなければならないが、彼の頭には何も装備されておらず、その素顔をさらしているという事。

 髪色は茶色で短く整えられており、その素顔もきれいに整った端麗な見てくれである。同伴の聖職者が集める視線とはまた違う方向の、彼もまた周囲の視線を集める容姿だ。

「お、落ち着いてくださいファロさん」

 だがその姿からはあまり想像しがたい、なんとも腰の低い物言いで彼は僧侶と受付嬢を双方に見ながら、最終的にはファロと呼んだ聖職者へと顔を向けて、口をもう一度開いてなにかを喋りかけたが

「どうかされましたか、レオン君?」

 レオンと名前を言われ、彼はその場で固まると、愛想笑いを浮かべて後ろへと下がっていってしまった。

 そうして結局まったく状況が一転しないまま、再度にらみ合う形で対面した両者。周囲の他の者達も目を逸らし、意を関せずとほとぼりが冷める事を他人任せに祈るのみであった。

「なぁなぁファロ、お腹すいたぞ、いつまで話しているんだ・・・なにか食べに行くと約束しただろ、クロはぷんすこだぞ」

 とそんな膠着した冷えきった状況に何とも命知らずか、まるで今のこの光景を知らないように、誰もその空気を恐れて声を出さない中、どこか言葉足らずに呑気にそう声を上げたのは、ファロの仲間であろう最後の一人。今の今まで誰も気付けずにいた一人の少女だった。気付かれなかったのは、少女の影が薄いというわけではけしてなかった。その証拠に彼女の見た目は控えめに言っても美少女という言葉が思い浮かぶ、そんな容姿であった。

 空色の髪色はとても澄んだ色合いで、まるで水面ように光を反射していた。短すぎず、長すぎず肩口で切られた髪型は、そのあどけた愛らしい顔立ちとぴったりとはまっている。

 それに付け加え、他二人が多少の認識の違いはあれど、冒険者相応の恰好をしている中で彼女だけは剣士のような体格でもなければ、魔術師というには若すぎる、というよりそもそもそれらしい武器を持っていないようで、紺色のドレスにも似た、だがドレスというにはカジュアルすぎる風体である。そのあまりに冒険者として似つかわない恰好は、三人の中でもひと際浮いた印象を残していた。

 ではなぜその存在が薄れてしまったのか?

 答えは語るに難し、口論を繰り広げる受付嬢とファロ。この二人に、ここにいる全員が悪い意味で視線を独り占め、改めふたり占めしていたからに違いない。

 そんな少女の言葉に渦中の美女ファロは、ゆっくりと首を少女へ向けると、一息ついて

「そうでしたね、クロラ様」

 何ともいい笑顔で、それは先ほどまでの凍った笑顔ではなく、聖職者らしい慈愛に満ちた笑顔で。

「クロラ様はどこか行きたいところはございますか?」

「のほぉ!じゃじゃ、さっきの場所と、えっとえっと、ほかにもいっぱいだ!」

「えぇ、他のところにも行きましょう」

 それはまるで今まで口論していた人とは思えないほど落ち着いた様子で、子供をあやす母親のようで、だがそれとも違うような愛情をはらみながら、何事もなかったようにファロは受付からクロラと呼ぶ少女を連れて、ギルドの出口に足早に向かって行ってしまった。

「はぁ?」

 あまりの豹変ぶりに立ち去ったファロにプロとしての仮面が取れて、間抜けな声が思わず洩れてしまった受付嬢。

 そんな受付嬢におずおずというようにレオンが

「すいません、また後できますんで」

 と早口に告げて、すでにギルドから出て行ってしまった二人を追いかける様に走っていった。

 唐突な終わりに呆気にとられる受付嬢はポカンと出口に視線を向けて動けずにいた。それはここにいた他の冒険者たちもそうで、受付所と同じようにポカンとした様子で去った出口を見たり、お互いに目を合わせたりと、なんとも言えない気持ちを抱えていた。

「・・・いったい何なのよ」

 受付嬢は心の中に感じたままの、それ以上に感じようのない気持ちを漏らすとため息をつく。

「そういえば、そろそろお昼時か・・・」

 先ほどの疲れからか受付嬢は小さくそういうと、昼ご飯を食べようと席を立った。仕事仲間の他の受付嬢に一声かけようとそちらを向くと、なんとも元気のない笑顔で

「お疲れ様ですリーナさん」

 それはいつもの挨拶的な労いの言葉にも聞こえ、先ほどの相手に関しての事にも聞こえた。

「それじゃ、私は休憩に入るから、あとはよろしくエマ」

 エマと言われた受付嬢はハイと頷くが、リーナと言われた受付嬢はそれを見返すこともせず疲れた様子で、後ろの控室に歩を進めていった。その足取りは重いようで、しきりに肩を解しながら歩くその姿は悲壮に満ちていた。そうして角を曲がり、受付が見えなくなると

「はぁぁ~~」

 誰かが傍に居たとしたら、釣られてうんざりしてしまう程の長いため息をつきながら、休憩室に置かれたテーブルにリーネは体を預けるように倒れこみ、上半身をテーブルに付して顔だけを横から覗かせた体勢に固定すると、すり減らした精神力を回復させ始めた。

「今日はハズレの日か・・・」

 誰に言うでもない、ポツリと漏れたのは、小さくまとめた今日への愚痴。

「あああ・・・・」

 いつしか愚痴は呻きに変わり、そして孤独が襲う室内に虚しく響き渡った。

「冒険者がみんなナギさんみたいな人だと楽なのにな」

 今日行われた揉め事とは無縁そうなある男をリーネは思い浮かべて、冗談まじりにその男の名を呟く。

「今頃はゴブリンと戦ってるのかな」

 最近になって住み着いた小鬼(ゴブリン)の討伐。難易度はけして低いわけではないが、なれた冒険者なら容易く終わらせることが出来る依頼。だがうまく事はそう運んではくれない。

 実力や経験を積めば積むほど、冒険者達はそういった小さな脅威から遠ざかり、不馴れな無級の冒険者ばかりが必然と集まってしまう。報酬自体もさして言い訳でもないとなると、ことさらに募る冒険者の質は下がるばかりである。

 解決に時間がかかれば、被害も広がる。最悪、近隣の街や村が略奪され、滅ぼされる事だってあり得る。だがそれほどにもなければ手練れた冒険者は動いてくれないというのが現実であった。

 だがそういった冒険者事情の中、変わった趣向や目的で動く者が数少なくだが存在するという事をまがりにも、ギルドの受付嬢であるリーネは知っていた。そして彼女が語ったナギという男もそういった部類の一人と言えた。

「後で何かしら、お礼でもあげた方がいいかな」

 ギルドとして、受付嬢として、そして同時にリーネ自身の感謝の記しとして。冒険者を労い、腕のいい冒険者をギルドから逃さないように努める事もまた、受付嬢としての仕事。

 リーネはまるでなにかに言い訳をするように、改めて意思を固めると、次はなにをあげるべきか思案を始めようとしたが、それを小さな鳴き声のように鳴いた、腹の虫によって遮られてしまった。

「昼食取りながら考えよ」

 そこでリーネは休憩中だった事を思い出し、ゆっくりと腰を上げて昼食の用意をするのであった。

これでいいのか?ここは間違ってないか?そんな事考えたいると怖くて怖くて、書き直してばかりです。

物を書くというのが、どれだけ大変か身に染みました。自分の語彙力のなさに落胆です。

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