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娘を護り続ける思いは、永久に

あれから三年、京達は、壮絶な戦いを続けていた

 花子が働く、喫茶店に居る客は、京と勇一だけだった。

「また、うちの一族から死人が出た」

 勇一が握るコップの水が激しく揺れる。

「萌野は最前線に立つから一番被害が大きいからな、都様に戦力を温存する様に進言しよう」

 京の言葉を聞いて、勇一のコップが割れる。

「最前線に立つのが萌野の誇りだ!」

 感情的になる勇一をみながら京が淡々と言う。

「感情だけでは、勝てない。もっと萌野の力が必要になる時が来る。その時の為の温存だ」

「大丈夫ですか?」

 花子がやってくる。

「すまない」

 京が頭を下げるが、花子が悲しそうな顔をする。

「京は、戦争には行かないって言っていましたよね?」

 京は笑顔で頷く。

「本当です」

 花子は、首を横に振る。

「でも、二人の顔は軍人さんみたいです」

 苦笑するしかない京。



 喫茶店を出た後、勇一が言う。

「京、彼女には真実を話す必要があるぞ」

 京は首を横に振るのを見て、勇一が詰め寄る。

「いきなりお前が死んだら、彼女は激しい衝撃を受けるぞ!」

「その時はすまない、何処か遠くに旅行に行ったと嘘を言ってくれ」

 京があっさり言う。

 間違っても自分が死なないとは、二人とも思っていないのだ。

「お前が死ぬ時は、俺も死んでる。俺に頼んでも無駄だ」

 勇一の返答に京は、溜息を吐いて言う。

「一応、色々手は打ってある。私が死んでも花子には、伝わらない様にしている。だが、まだ死ぬ気は無い。せめて異邪九龍を滅するまでは」

「当然だ! あいつらは絶対に全滅させてやる! そうしなければ死んで行った奴等に申し訳がたたない」

 勇一が怒鳴った。



 異邪九龍と八刃の戦いは熾烈を極めていた。

 世界中の軍隊を利用して、大戦の激動化を勧める異邪九龍の動きを見つけては、潰し。

 異邪九龍の基地が発見次第、決死の部隊を突入させる。

 八刃は、この三年で元の半分以下の人数に激減していた。

 しかし、それだけの成果をあげても居たのであった。



『八刃、奴等は、何なんだ!』

 異邪九龍の参謀的役目を担う、紫頭が怒鳴る。

 その手には、八刃によってもたらされた被害状況の報告書があった。

 そこに書かれた被害は到底容認出来る物ではなかった。

『命懸け。それがここまで嵌る人間は居ないな』

 金爪の言葉に、異邪神が頷く。

『奴等も、全てを懸けて戦っている。しかし、それはこちらも同じだ』

 異邪神がその場に居た、三体の鬼を見る。

『安心しろ、我等が八刃を壊滅させる!』

 真っ赤な腕を持つ鬼、赤腕セキワンの言葉に、青い足を持つ鬼、青脚セイキャクが頷く。

『我等が、旗下の全戦力を使い、一気に勝負を決る』

 最後に高笑いをあげる黄色い肩の鬼、黄肩オウケン

『下級世界の人間が我等に逆らった罰を与えてやるわ!』

 異邪神が大きく頷く。

『任せたぞ。お前達の作戦が我等の運命を握る、失敗は許さん』

 頭を下げる、鬼達には絶対の自信があった。



ウリ様、本当に宜しいのですか?」

 洋服店に来ていた翼は、連れてきてくれた、温厚そうな男性に聞き返す。

「ずっとあそこに、本拠地に閉じこもっていたら、体が鈍るから良いんだよ」

 笑顔で答える男性は、八刃の一つ、百母モモモ、最強を誇る、百母瓜である。

「しかし、今は何時的の襲撃があるか解りません」

 翼の言葉に、苦笑する瓜。

「俺が百母だって事を忘れていないかい?」

 翼が納得する。

「偵察の輝石獣キセキジュウを放っているのですか?」

 頷く瓜。

「そう言うことだから、安心して買い物してくれ。そうそう、杏に似合う服も頼むよ」

 翼は微笑む。

「杏さんは、確か5才だったかと思いますが間違いありませんか?」

 瓜が親馬鹿全開の顔で言う。

「間違いない。だが、勘違いするな、うちの杏はそこら辺にいる5才の少女とは、違う! 日本一かわいい娘だ!」

 翼は苦笑するしかなかった。

 瓜は頭をかきながら言う。

「俺は戦うことしか能が無い人間だ。だから杏の為にも異邪九龍を野放しにする気は無い。絶対に全滅させる」

 強い決意が篭った言葉に、翼が頷く。

「終末の獣まで使う、あいつらをほって置いては大変な事になります」

 その時、瓜が舌打ちをする。

「奴らが来た。買い物はまた今度だ」

「はい」

 翼が即答するのを確認する前から、瓜は移動を始めて居た。



『我が攻撃の意思に答え、炎よ敵を撃て、撃炎翼』

『我は、九尾鳥様の眷属なり、我が矢に黄の尾の力を授けたまえ』

『白き風よ全てを打ち砕く力となれ、白撃』

 八刃が防衛拠点とする、東京の中心にある屋敷の周囲では激しい戦闘が開始されていた。

 恐ろしい数の魔獣・妖怪・異邪の集中攻撃を行われていた。

「きりがねえ!」

 勇一が、目の前の巨大な虎の魔獣を灰にしてから呟く。

「相手もかなりの戦力をここに向けているのだろう」

 巨大な蝙蝠の異邪を撃墜した京が答える。

「もう矢がありません」

 悔しげに残り少ない矢を放つ翼。

 その前では、十朝と瓜と谷走最強といわれる男、谷走神棚カミダナが、赤腕達、異邪九龍の相手をしていた。

「貴方達はあたしの神威の錆に変えてあげる!」

 十朝が一気に斬りかかると、大きく赤腕が下がる。

『お前等こそ、ここで大地の栄養に変えてやる!』

 真っ赤の腕から炎を生み出す、赤腕。

『百母瓜の名の元に、この寄り座しを用いて、ここに獣晶せよ、冷風隼レイフウジュン

 瓜が手に持った輝石を元に生み出した、冷たい風を身に纏ったハヤブサの輝石獣、冷風隼が、赤腕の炎を相殺する。

『よそ見するとは余裕だな!』

 青脚の氷を生み出しながら放たれた蹴りが瓜に迫るが、瓜の足元から大きな斧を持った巨大な甲虫の輝石獣、土斧甲虫ドフコウチュウが現れて、それを受け止める。

「百母最強の名は伊達じゃないんだよ!」

 その間にも、神棚が、黄肩の放つ雷を影の上で疾走しながら避け続けて居た。

『当たれ当たれ当たれ!』

 注意がそれた、黄肩に十朝の攻撃が迫るが、その前に立塞がる、雑魚鬼達。

「邪魔!」

 十朝の神威の一振りは、京達が必死に相手をしている異邪と同クラス、数十の鬼達を滅殺した。

 十朝達の戦いは、一時的に一方が有利になる場合があったが、勝負をかける前に、相手側から時間稼ぎの捨て駒が動き、捨て駒の処理を行っている間に挽回される、仲間の命すら道具にした戦いが続く破目になっていた。

 両者に焦りが生まれた時、異邪の一部が大きく弾き飛ばされた。

「間結の次期長が中心になって結界を張られました。一時後退して下さい」

 谷走の若者の言葉に、神谷が舌打ちする。

「神谷の長、一気に決着をつけるべきだと考えます」

 十朝が首を横に振る。

「あたし達はともかく、他の人間の戦闘能力が落ちてきてる。このままやっても押し切れないわ。一時後退よ」

 十朝の言葉に瓜が頷く。

「俺達は無駄に出来る戦力はもう無い」

『逃げるのか!』

 赤腕の挑発に、まだ20を少し超えただけの神棚が睨み返す。

「盟主、白風の長から前線を任された神谷の長であるあたしが命じます。後退です」

 十朝の号令に必死に堪える表情をして従う神棚。



 屋敷の中心の部屋では、八刃のトップが集まっていた。

「間結の長、お孫さんの結界はどれだけもちますか?」

 都の言葉に、深い年輪を感じさせる老人、間結の長、間結陣ジンが答える。

「もって2時間、それ以上は無理じゃな」

「流石に、二時間は短いな」

 強い意思が表情にも出た中年男性、萌野の長、萌野望一ボウイチの呟きに、十朝も頷く。

「遠糸の人間は、戦闘準備に時間が必要ですからね」

 濃い髭のがっしりとした上半身を持つ中年男性、遠糸の長、遠糸鶏冠トサカが配下の者に確認して言う。

「十分な矢の補給には最低3時間は必要だ」

 全員の視線が盟主たる白風の長、都に集まる。

 都は暫く黙考した後、告げる。

「この施設を放棄します」

 驚きが走る。

「反対です! この施設は重要な拠点です。我等の力ならばきっと奴等を全滅させられます」

 神棚が感情のままに反論する。

「確かに、この施設の廃棄に因る損失は大きい」

 細身で平均的な外見だが、芯に強いものを感じる、霧流キリンガレの長、霧流五牙ゴガの言葉に、もう50近いのに若い印象を受ける童顔の女性、百母の長、百母李スモモが言う。

「ここに集めてある、輝石は貴重です。逃げるとなったら全て持ち出す事は不可能です」

 それらの反対に対して都が言う。

「倒す事は不可能では無いでしょう。しかし倒してどうなるというのですか?」

 誰もが驚く中、細身の老女、谷走の長、谷走鳥居トリイが言う。

「どうにもなりませんね。ただ、自分の施設を守っただけ。相手の戦力も多少減らせるかも知れませんが、ここに投入してきた以上、損害を想定された戦力でしょうから、今後の作戦に影響があるとは思えません」

 都は頷く。

「ここで徹底交戦しても、喜ぶのは、相手だけです。ここの物を出来るだけ持って逃げて、異邪九龍と戦い続ける。それこそが我等八刃のとる道でしょう」

 豪胆で知られる、八刃の長達の中にも躊躇が生まれる。

 しかし、それは一時的な物であった。

「解った、それでだれが、残るの?」

 十朝の言葉に、神棚が立ち上がる。

「ここは俺が残り、やつらを一匹残らず道連れにしてやります!」

 鳥居が首を横に振る。

「感情だけの発言は止めなさい。一番有効な手段は決まっている。百母の人間が持ち出せない輝石獣の元を使って交戦する事だ」

 李が頷く。

「そうですね。ここは私がやります」

 瓜が立ち上がる。

「残念だけど、お母さんじゃあの鬼どもは足止め出来ません。俺がやります」

 李が睨む。

「長の私では不足といいますか!」

 瓜はあっさり頷く。

「輝石獣の術でしたら間違いなく最強でしょうが、今回は接近戦も行わないといけません。そうなった場合、一番体が丈夫な俺が最善なのは一目瞭然です」

 李も立ち上がる。

「大切な者を護るために不可能を可能にするのが八刃よ!」

 瓜が笑顔で頷く。

「そして、大切の者を護る為に、どんな方法も厭わないのも八刃です。大切な杏を護る為に、その苦しみを耐えてください」

 李は、激しく唇を噛み、席に着く。

「瓜が配下の人間を引き連れて残ると言う事で構いませんね?」

 都の言葉に李が口を開かず、ただ頷くが、瓜が反論する。

「残るのは俺、独りで十分です」

 その言葉に、李が再び立ち上がる。

「ふざけた事を、一人で大量の輝石獣を操ることなんて出来ない。今回の作戦は、多くの輝石獣を使用することで、相手に徹底交戦していると誤認させるのが大切なのよ!」

 瓜が李の視線を真っ直ぐ受け止めて言う。

百姿獣ヒャクシジュウを使えば可能です」

 李が一瞬固まるが、直ぐに気を取り直して言う。

「百姿獣でそんなまねをすれば、もう貴方は生きていられないわ。解っているの?」

 瓜ははっきりと答える。

「元から覚悟の上、ここで捨てる命です。後の事を考えて自分が出来る最大限の事をしたいのです。全ては杏を護る為に」

 李はもう何も言えなかった。

「全てを貴方に任せます」

 都の言葉に瓜が頷いた。



 撤退準備が進むなか、残る輝石の確認をしていた瓜の元に翼が来る。

「一緒に戦わせて下さい!」

 その言葉に、瓜は首を横に振る。

「私一人の戦力が落ちても変りません!」

 瓜は翼の肩に手を置いて言う。

「君には戦い意外で頼みたい事があるんだ」

 驚く翼。

「杏に可愛い服を着させてやってくれ。君みたいに可愛い姿をさせてやってくれ。これは若い感性を持った君にしか頼めない。お母さんに任せたら、古臭い服を着させられそうだからね」

 そう言った瓜の笑顔に翼が涙を流す。

「私は、貴方を尊敬します。貴方は自分が護りたい者を確信しています。そして、その為に自分の全てを懸ける強い精神も持っています」

 瓜は翼の涙を拭い言う。

「君にも絶対見つかる。それまでは死ぬな。自分の全てを懸けても構わない相手を見つけるまで生き続けろ」

 ただ頷くしか出来ない翼であった。



 八刃の撤退が密かに進む中、瓜の呪文が始まる。

『ああ、我等が守護者』


 決して後ろを向かず、前に進む翼。


『百の姿を持つ獣、偉大なりし八百刃の使徒』


 今回の作戦に不満を持つ、百母の人間に怒鳴りつける李。


『我が魂の願いに答え、その特性を、我に与え給え』


 母親に抱かれて安らかに眠っていた杏がいきなり泣き始めた。


『百母流終奥義 百姿獣』



『結界が消える。来るぞ!』

 赤腕が宣言に答える様に、無数とも思える輝石獣が結界の消滅と同時に異邪九龍に襲い掛かる。

 最初の一撃で大ダメージを受けた、配下達に舌打ちをしながら黄肩が言う。

『これ以上時間かける訳にはいかないぜ!』

 青脚が頷き駆け出す。

『これで決める』

 蹴り一つで、数体の輝石獣を蹴散らす、青脚に続くように異邪九龍の配下が施設に特攻をかける。

 抵抗は薄かった。

 最初の猛攻が最後の力だったみたいに、あっさりと進入が行われた。

『これでお前等八刃も終わりだ!』

「残念だが終わるのはお前達だ」

 赤腕達に声をかける瓜。

 青脚が声のする方を見ると、そこには、椅子に座って悠然と待ち構える瓜の姿があった。

『お前一人で俺達の相手が出来ると思ったのか!』

 黄肩が、雷撃を放つが、瓜は、風を切り裂く能力を持った狼の輝石獣、風斬狼フウザンロウでそれを防ぐ。

「掛かってきな、お前等は俺が独りで滅ぼしてやるよ!」

『舐めるな!』

 赤腕達が縦に並ぶ。

『我等の三位一体攻撃を回避する統べは無い!』

 赤腕が放つ凄まじい炎が、瓜の逃げ道を閉ざすと、青脚の足から放たれた氷が、残った空間を埋め尽くす。

『これで終わりだ!』

 黄肩の肩から凄まじい雷が放たれようとした。

 この雷が放たれたら、逃げる事も、回避する事も出来ない瓜は瞬時に行動不能にされていただろう。

 しかし、倒れたのは、黄肩であった。

『お前なんで?』

 信じられない顔をする黄肩に、黄肩の後ろから現れた左腕、右足が無い瓜が、輝石を残った右手で握り締めて唱える。

『百母瓜の名の元に、この寄り座しを用いて、ここに獣晶せよ、光集進竜コウシュウシンリュウ

 瓜の手の中から生まれた光の竜、輝石獣、光集進竜が黄肩を消滅させる。

『幻影だな』

 青脚の注意が凍りで封じられた瓜から外れた時、その瓜の左腕が青脚に向けられる。

『百母瓜の名の元に、この寄り座しを用いて、ここに獣晶せよ、乱風渦竜ランプウカリュウ

 風とカマイタチを撒き散らす竜、輝石獣、乱風渦竜が、青脚を粉砕した。

『何だというのだ?』

 困惑する赤腕の目の前で、力を使い果たして、ドロドロに熔けて消えていく瓜達。

「百母の終奥義は、自分の体を百姿獣様と同じ、スライムにする事。スライムだから分裂したり、姿を変化させる事も可能」

 赤腕が瓜の声がする方を見るとそこには、胴体と首しかない瓜が居た。

『そんな事をしてただで済むわけが無い』

 赤腕の言葉に、瓜が頷く。

「当然だな。通常の精神では自分が異質な物に変る感覚に耐えられない。そして一度分裂した肉体は、元には戻らない」

『お前等は、何なんだ! どいつもこいつも死ぬのが怖くないのか!』

 瓜が曲がりようの無い強い視線で言う。

「死を恐れるものは居ない。もし居たとしてもそれは、人間ではない。ただ、自分の死より恐ろしい物があるだけだ。その恐怖から逃れる為に、我々は死に行く事も厭わない」

 赤腕は真底恐れた、自分達には、到底容認出来ない存在に。

 赤腕は死力を振り絞り、逃げ始めた。

「杏、幸せになれよ」

 それが瓜の最後の言葉であった。

 次の瞬間、瓜が飲み込んだ輝石が一斉に輝石獣に変化して、スライム化した主の体を弾き飛ばし、表に出て、赤腕を含む異邪達を次々に滅ぼして行った。



「……瓜様の気が全て消えました」

 瓜の気を捉えて様子を確認していた翼の報告に、都は黙祷した後に言う。

「間結の長、お願いします」

 陣は頷き、敵を道連れにして自爆する為に用意された、爆発結界を発動させた。



「この戦い絶対勝つよ」

「当然だ!」

 京と勇一の言葉に、涙を流しながら頷く翼であった。

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