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『勇者、再び。〜隣の五つ子が前世のパーティメンバーで、父親が宿敵の魔王だった件について〜』  作者: Zacku


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第31話:異世界に帰還! 嫁5人とパパ(Lv.999)の再就職活動

「またこのパターンかよ!」

現代日本で幸せな結婚式を挙げた直後、光に包まれたレオ一行。

目覚めた先は、かつてレオが救い、パパ(魔王)が支配していた「あの異世界」の数百年後だった。

しかし、そこは魔法と科学が融合した「超魔導文明」へと進化しており、かつての勇者も魔王も「歴史上の古いキャラ」扱い。

さらに、パパは魔力が戻ったせいで、再び「魔王の姿」で暴走し始める!

「……ここは、懐かしのルナリア王国……か?」

レオが目を開けると、そこはかつての王都。だが、空には魔導飛空艇が飛び交い、街の巨大スクリーンには「今週の討伐モンスター・ランキング」が映し出されていた。

一華(賢者):『……解析終了。前世から500年が経過しているわね。魔力の密度が上がっているけれど、術式の効率が悪すぎるわ。私が書き換えてあげましょうか?』

乃二(聖騎士):『ちょっと、重装備のまま転生しちゃったじゃない! このドレス、防御力ゼロなのよ!?』

5つ子たちは、現代のウェディングドレス姿のまま、前世のチート能力を完全に引き継いで転生していた。

そして、一番の問題児は――。

パパ:『……フハハハ! 戻ったぞ、俺の魔力が! 俺の肉体が! 見ろ田中、この溢れ出る漆黒のオーラを! 今こそ人類に思い出させてやる、真の恐怖を……!』

田中さん:『……部長(魔王様)。その格好で高笑いするのはやめてください。ほら、あそこに「不審者通報用」の魔導ゴーレムが来ましたよ』

現代で「理事長」として落ち着いていたパパだったが、異世界に戻った途端、中二病を再発。

だが、現れた警備ゴーレムにパパが拳を振るう前に、忍三(暗殺者)が音もなくゴーレムの動力源を抜き取っていた。

忍三:『……パパ、うるさい。……レオとの新婚旅行、邪魔しないで』

レオはステータス画面を確認する。

名前:レオ(三度目の正直)

職業:5つ子の夫(兼・伝説の勇者)

称号:魔王の義理の息子、時空の迷子

【スキル】:家内安全、五等分の抱擁、義父の鎮圧

(……職業が『夫』ってなんだよ! 勇者は副業か!)

そこに、一台の豪華な飛空艇が着陸し、中から「ギルド職員」を名乗る少女が現れた。

「そこの皆さん! 未登録の高エネルギー反応を確認しました! 密入国ですか? それとも……新種の召喚獣ですか?」

パパ:『何だと!? この俺を召喚獣呼ばわりするとは……! よかろう、俺が誰か教えてやる! 俺はかつてこの世界を恐怖させた――』

レオ:『……バブ(すんません、このおじさんちょっと頭打ってる親戚なんです。今すぐ登録するので見逃してください)』

ウィンドウが更新される。

[メインクエスト:異世界での新婚生活拠点を確保せよ]

[現在の目標:パパが指名手配される前に、ギルドに登録する]

勇者レオ、三度目の人生。

かつてのホームグラウンドは、嫁5人の買い物欲と、義父の再征服欲によって、早くも崩壊の危機に瀕していた。

第31話、お読みいただきありがとうございました!

舞台は現代から「未来の異世界」へ。

5つ子たちは「新婚旅行」気分ですが、パパだけは「魔王としての再評価」を求めてやる気満々です。

レオの苦労は、世界を跨いでも終わる気配がありません。

さて、次回は第32話!

「ギルド登録! 嫁たちのランクが計測不能エラーで、パパのプライドが粉砕!?」

レオ一行が冒険者ギルドへ。しかし、5つ子のスペックが高すぎて、ギルドの測定水晶が爆発する!

次回もお楽しみに!

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