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『勇者、再び。〜隣の五つ子が前世のパーティメンバーで、父親が宿敵の魔王だった件について〜』  作者: Zacku


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30/40

最終話:五等分の勇者! そして、三度目の人生へ!?

「勇者と魔王の娘たちが結婚するだと? そんなお伽話、俺が認めるわけ……認めるわけ……ぐすっ、お幸せになぁぁ!!」

高校の卒業式。壇上で号泣しながら答辞を読むパパ。

前世で剣を交えた宿敵が、今、バージンロードで手を取り合う。

誰か一人なんて選べない。五等分の愛を抱えた勇者が辿り着いた、究極のハッピーエンドとは!?

3月、桜が舞い散る真央学園。

卒業式を終えた校庭には、真っ白なタキシード姿のレオと、五者五様のウェディングドレスに身を包んだ一華、乃二、忍三、輪四、結五が立っていた。

(……やれやれ。前世では魔王城を落としたが、今世では魔王の娘5人を同時に嫁に貰うことになるとはな)

レオの隣には、燕尾服に身を包み、バケツ一杯分の涙を流している真央パパ(魔王)の姿。

パパ:『……レオくん。いや、レオ。……娘たちを、頼んだぞ。もし一人でも泣かせるようなことがあれば、俺は真央グループの総力を挙げて、お前を「冥界(別荘)」に強制送還するからな!』

田中さん(ボロボロのタキシード):『……部長、もう脅すのはやめてください。ほら、お嬢様方が呼んでますよ』

一華(賢者):『レオ、結婚生活のスケジュール表を作っておいたわ。一分一秒の無駄もなく、5人を愛しなさい。……まずは新婚旅行の行き先から、論理的に詰めましょう?』

乃二(聖騎士):『私、レオの隣は譲らないから!……あ、でも、たまには5人で手を繋いで歩くのも、悪くないわね』

忍三(暗殺者):『……レオ。死が二人を分かつまで……いいえ、死んでも、魂までストーキングする。……愛してる』

輪四(格闘家):『よーし! これからは毎日が特訓だね! 賑やかな家庭にしようよ、レオ!』

結五(聖女):『ふふっ……レオ様。私たちの愛の結晶が生まれたら、今度はパパが「おじいちゃん」として暴走するんでしょうねぇ……♪』

パパ:『お、おじいちゃ……!? 俺が、おじいちゃん……! 孫に「魔王学」を叩き込む準備をしなければ! 田中、今すぐ英才教育用のダンジョンを建設しろ!』

(……パパ。孫ができても、お前の教育方針は変わらないのか……)

俺は、空を見上げた。

前世で孤独な戦いを続けていた勇者には想像もできなかった、騒がしくて、温かくて、愛に溢れた光景。

ウィンドウが更新される。

[メインクエスト:二度目の人生、完全制覇コンプリート]

[最終報酬:5人の愛する妻と、永遠に続く騒がしい日常]

[称号:世界最強の婿養子]

レオ:『……行こう。俺たちの、新しい人生の始まりだ!』

俺が5人の手を引き、未来へと歩き出したその瞬間――。

空から眩い光が降り注ぎ、聞き覚えのある「神様」の声が響いた。

神様:『あ、おめでとうございまーす! 大団円ですね! じゃ、お祝いに……次は皆まとめて「異世界」へ転生しちゃいます?』

レオ・5つ子・パパ:『『『『『『ええええええええええ!?!?』』』』』』

【エピローグ】

数年後。

異世界の王座に座るレオ。その傍らには5人の妃。

そして、異世界の「PTA会長」としてモンスターたちのマナー向上に努めるパパの姿があったという――。

【勇者レオの二度目の人生 〜五等分の花嫁(魔王の娘)〜】 —— 完 ——

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

「赤ん坊勇者」から始まった物語は、ついに異世界への再転生(!?)という新たな波乱を予感させて幕を閉じました。

レオの苦難(幸せ)は、これからも永遠に続いていくことでしょう。

魔王パパの親バカっぷり、5つ子たちの個性豊かな愛、そして何よりレオの「バブ(決意)」を応援してくださり、感謝いたします!

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