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『勇者、再び。〜隣の五つ子が前世のパーティメンバーで、父親が宿敵の魔王だった件について〜』  作者: Zacku


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第22話:制服の誘惑!? 13歳になった5つ子の波状攻撃

時は流れ、レオたちは13歳。

声は少し低くなり、身長も伸び、かつての「赤ん坊パーティ」は美男美女の「中学生パーティ」へと進化した。

しかし、思春期は魔王パパにとって最大の試練。

「異性交遊禁止! 門限は16時! レオくんとの会話は3秒以内!」

そんなパパの暴走をよそに、5つ子たちはそれぞれの「女性としての武器」を磨き、レオへの最終攻勢を準備していた――。

中学校の入学式。

紺色のブレザーに袖を通した俺、レオは、校門の前で深く溜息をついた。

(……やれやれ。中学生になれば少しは落ち着くかと思ったが、パーティの「圧」がさらに強くなってやがる)

俺の隣を歩く5つ子たちは、もはや街を歩けば誰もが振り返るほどの美少女に成長していた。

一華(賢者):『……レオ、制服似合ってるわよ。でも、ネクタイが少し曲がってる。……直しなさい(至近距離でのネクタイ直し)』

乃二(聖騎士):『ちょっと一華! 公衆の面前でベタベタしないで! レオ、私と一緒に部活の勧誘を見て回りましょう! 剣道部なら私が部長を飛ばしてエースにしてあげるわ!』

中学生になった彼女たちの「念話」は、もはや通信障害を起こすほど高出力だ。

忍三(暗殺者):『……レオ。図書室の奥……死角、見つけた。……昼休み、二人きり』

輪四(格闘家):『レオー! サッカー部の助っ人頼まれたから、一緒に行こうよ! 終わったらプロテイン奢るね!』

結五(聖女):『ふふっ……皆さん、制服だとより一層、独占欲が漏れてますよぉ……♪』

(……相変わらずだな、お前ら)

校門を抜けると、そこには中学校の「理事長補佐」という肩書きを手に入れた、真央パパ(魔王)が立っていた。

パパはサングラスをかけ、田中さんを従えて「全校生徒のカップル」に検閲の目を光らせている。

パパ:『……見たか、田中。今、3年生の男子が女子の肩に触れたぞ。即座に「放課後ボランティア30時間」の刑に処せ! そして、レオくんが娘たちの半径1メートル以内に近づいたら、この「高周波発生装置(パパの自作)」を起動させろ!』

田中さん:『……理事長補佐。もう辞めませんか、こういうの。私、中学生相手にSPやるの精神的にキツいです……』

そこに、転校生改め、生徒会長候補のザギ(四天王)が現れた。

ザギ:「……真央理事長補佐。ご安心を。レオの動向は、私と『風紀委員会』が24時間体制で監視マークします。……レオ、貴様に青春という名の浮ついた時間は与えない」

(……ザギ、お前まだガリ勉生徒会長キャラを貫いてるのか)

入学式後のHR。

俺の頭上のウィンドウが、思春期モードにアップデートされた。

真央 結五(聖女):【状態】発情……ではなく、深い慈愛(Lv.MAX)

【企み】:放課後の屋上で、前世の『契約(という名の告白)』を現代風に再現する。

(……不穏な単語が見えたぞ! 聖女様、中1でそれは早すぎる!)

勇者レオ、13歳。

新たな魔物「思春期」と、さらに権力を持った「魔王パパ」。

そして、本気で俺を攻略しに来た「5人の最強ヒロイン」。

俺の二度目の人生、中等部クエストは、これまで以上に「貞操の危機」に満ちていた。

第22話、お読みいただきありがとうございました!

中学生編、開幕です!

ビジュアルが成長した5つ子たちに、レオも流石にドギマギ……するかと思いきや、相変わらずの鉄壁パパとザギ。

一華の「物理的な距離感の詰め方」が、賢者というより魔性へと進化しています。

さて、次回は第23話!

「放課後の図書室! 忍三のサイレント・アプローチ」

忍三が仕掛ける、図書室の死角での「密室イベント」。

しかし、そこにはパパが設置した「不審者感知センサー」が……!?

次回もお楽しみに!

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