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俺流ChatGPTの育て方 ― プロンプト以前にやるべきこと ―  作者: 田舎のおっさん


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8/8

番外編:合わなかったケースの話

ここまでの話を読むと、

「じゃあ、ChatGPTは結局いつでも使えるのか」

と思われるかもしれません。


答えは、はっきりNOです。


実務で使ってきた中で、

明確に合わなかったケースもありました。


この番外編では、

「使えなかった理由」を誤魔化さずに書きます。


ケース①:感情の微差が成果を左右する仕事


まず一番合わなかったのが、

感情のニュアンスが成果に直結する仕事です。


クライアントとの関係がギリギリ


言い回し一つで印象が変わる


空気を読み違えると一発アウト


この手の仕事では、

ChatGPTの出力はどうしても安全側に寄る。


結果として、


無難


丁寧


でも踏み込めない


という文章になる。


ここは、人の経験と勘が勝つ領域でした。


ケース②:緊急性が高すぎる案件


納期が極端に短い案件も、

正直合いませんでした。


ズレたら修正する時間がない


前提を整理して渡す余裕がない


試行錯誤する猶予がない


こういう場面では、

自分で書いた方が早い。


ChatGPTは、

準備と対話の時間が取れるときに力を発揮します。


ケース③:「正解」を求められている仕事


マニュアル作成や、

明確な正解が決まっている文章。


法務


規約


定型業務


この領域では、

ChatGPTを“考える相棒”として使う余地が少ない。


補助にはなるけれど、

主役にはなりませんでした。


合わなかった理由は、能力ではない


ここで強調しておきたいのは、

「ChatGPTがダメだった」という話ではありません。


役割が合っていなかった。


思考を広げたい場面


判断を整理したい場面


そこでは強い。


でも、


繊細な感情


極端な制約


即断即決


この条件が揃うと、

人のほうが強い。


「使わない判断」も、実務力の一部


この番外編で一番言いたいのは、これです。


使わない判断ができるようになって、

はじめて使えるようになった。


万能にしない。

過信しない。

期待しすぎない。


それが、

ChatGPTと長く付き合うコツでした。


人に説明するための要約回


(このシリーズを一言で説明する話)


このシリーズを、

誰かに説明するとしたら、

長く話す必要はありません。


要点は、かなりシンプルです。


このシリーズで言ってきたこと


ChatGPTは、最初ほとんど使えなかった


プロンプトを集めても解決しなかった


態度と向き合い方で変わり始めた


判断軸を渡さないと一般論に戻る


実案件では一度必ず壊れる


それでも、思考は確実に早くなった


最低限のルールを決めたら安定した


合わない場面も、ちゃんとあった


一言で言うと、こういう話


ChatGPTを「答えを出す道具」だと思っていたら使えなかった。

「一緒に考える相棒」だと割り切ったら、実務で使えるようになった。


よくある誤解への答え


プロンプトが重要?

 → 最後でいい。最初じゃない。


AIに任せれば楽?

 → 判断を手放したら失敗する。


誰でも同じ使い方でOK?

 → 無理。だから「俺流」。


このシリーズの本質


この連載は、

ChatGPTの使い方講座ではありません。


仕事の考え方の話です。


曖昧さをどう扱うか


判断をどこで持つか


道具とどう距離を取るか


ChatGPTは、

その癖を浮き彫りにする存在でした。


最後に


もし誰かに

「ChatGPTって結局どうなの?」

と聞かれたら、


こう答えれば十分です。


ちゃんと向き合えば、思考は早くなる。

でも、雑に使うと必ず裏切られる。


それ以上でも、それ以下でもありません。

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