第7回:実務で使うために決めた最低限のルール集
ここまで読んできた人なら、
もう分かっていると思います。
ChatGPTは、
「うまく使えば最強」でもなければ、
「使えないゴミ」でもない。
運用を決めないと、必ず壊れる。
第7回は、
実案件を通して決めた
最低限これだけは守るルールをまとめます。
これは思想ではありません。
実務を止めないためのルール集です。
ルール①:最初から完成形を求めない
これは一番重要です。
ChatGPTに最初から
「そのまま提出できる文章」を
期待しない。
下書き
論点出し
構成案
視点の洗い出し
完成品は、最後まで人が仕上げる。
これを守らないと、
期待 → 失望 → 不信
のループに入ります。
ルール②:案件固有の前提は最初に全部渡す
実案件で壊れた原因の大半は、これでした。
誰向けか
どんな関係性か
NGワード
過去の経緯
今回のゴール
「聞かれたら答える」では遅い。
最初に全部置く。
これをやらない限り、
出力は必ず一般論に寄ります。
ルール③:「ダメ」を曖昧にしない
まあいい
悪くはない
修正すれば使える
この判断を続けると、
精度は頭打ちになります。
何がダメか
なぜダメか
どこがズレているか
理由付きで否定する。
感情的になる必要はありません。
判断基準を渡す作業です。
ルール④:良かった点も必ず言語化する
ダメ出しだけでは、
方向性が定まりません。
この切り口は良い
この言い回しは自分に近い
ここは使える
良かった点を固定する。
これをやらないと、
毎回ゼロからになります。
ルール⑤:プロンプトは「最後」に使う
プロンプトは便利です。
でも、順番を間違えると毒になります。
思考が固まってから
判断軸が共有されてから
整理が必要になったとき
仕上げ・整理の段階で使う。
考えが曖昧なままプロンプトに頼ると、
それっぽい一般論で上書きされます。
ルール⑥:最終判断は必ず自分が持つ
これは、実務で一番大事です。
採用する
捨てる
書き直す
この判断を
ChatGPTに委ねない。
ChatGPTは、
判断を助ける存在であって、
判断者ではありません。
ルール⑦:「使わない場面」を決めておく
万能にしない。
緊急案件
表現が極端に繊細な案件
人間関係が絡みすぎる場面
使わないと決めた場面を
あらかじめ作っておく。
これだけで、
無駄なストレスが激減します。
ルール⑧:壊れたら、一度距離を置く
ズレが続いたら、
無理に使い続けない。
期待値を下げる
役割を縮める
いったん外す
壊れたまま使い続けるのが、
一番よくない。
最後に:これ以上は「俺流」でいい
ここまでのルールは、
最低限の安全装置です。
これ以上は、
人によって正解が変わる。
書き手
業種
案件
性格
だからこそ、
このシリーズは「俺流」です。
他人のやり方を
そのまま真似する必要はありません。
このシリーズの締めとして
第1回から第7回まで、
一貫して言ってきたことは一つです。
ChatGPTは、
正しく使えば伸びるが、
雑に扱えば必ず壊れる。
そして、
育てているのはAIではなく、
自分の思考そのものでした。
ここまで読んでくれた人が、
プロンプト探しをやめて、
自分の基準を持ち始めたなら、
このシリーズは役割を果たしたと思います。




