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俺流ChatGPTの育て方 ― プロンプト以前にやるべきこと ―  作者: 田舎のおっさん


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第2回:プロンプトを集めても意味がなかった話

ChatGPTがうまく使えない。

そう感じたとき、多くの人が最初に向かう場所があります。


プロンプト。


「この一文を入れれば精度が上がる」

「最強の指示文」

「コピペで使える魔法の文章」


正直に言うと、

自分も例外なく、そこに行きました。


プロンプトを集め始めた頃の話


検索して、

記事を読んで、

良さそうなものを保存する。


役割を与えるプロンプト


思考ステップを書かせるプロンプト


出力形式を指定するプロンプト


確かに、それっぽくなる。


文章は整うし、

見た目も「AIっぽくない」。


でも、どこか決定的に足りない。


それっぽい。でも、使えない


プロンプトを工夫すればするほど、

奇妙な感覚が強くなっていきました。


正しそうだけど、信用できない


きれいだけど、腹落ちしない


無難すぎて、判断材料にならない


「これ、誰のための文章なんだ?」


そんな疑問が、ずっと残る。


プロンプトは“型”でしかなかった


ここで気づいたことがあります。


プロンプトは、

文章の型を整えることはできる。


でも、

中身の基準までは決めてくれない。


どこまで踏み込むのか


何を言わない判断をするのか


どのラインを「仕事としてOK」にするのか


この部分が共有されていないと、

どれだけプロンプトを重ねても、

出てくるのは「平均点の文章」でした。


なぜプロンプトに期待してしまったのか


今振り返ると、

プロンプトに期待しすぎていた理由はシンプルです。


自分で考える部分を減らしたかった。


迷いたくない


判断を間違えたくない


正解を先に知りたい


その気持ちを、

プロンプトに預けていた。


でも、それは

ChatGPTにとっても無理な話でした。


プロンプトを増やすほど、ズレが見えにくくなる


むしろ厄介だったのは、ここからです。


プロンプトを重ねるほど、

文章は「完成しているように」見える。


だから、

ズレに気づきにくくなる。


誰向けなのか


どのレベルなのか


なぜこの結論なのか


その確認を、

プロンプトが覆い隠してしまう。


問題は「何を書かせるか」ではなかった


このあたりで、

ようやく考え方がひっくり返りました。


問題は、

何を書かせるかではなく、

どういう基準で評価しているかだった。


これはプロとして出せるか


誰に出す文章か


自分は何を良しとしているか


それを、

一切伝えていなかった。


プロンプトを減らしたら、会話が増えた


そこでやったことは、意外と単純です。


プロンプトを増やすのをやめた。

その代わりに、会話を増やした。


ここがズレている


この言い回しは違う


方向性は合っている


人にフィードバックするのと同じように、

言葉で伝える。


すると、

少しずつ返ってくるものが変わり始めました。


プロンプトは「最後」でいい


今の自分の感覚では、

プロンプトはこういう位置づけです。


最初に使うものではない


問題解決の本体でもない


整理・補助のための道具


順番を間違えると、

遠回りになります。


この回で伝えたかったこと


この回で言いたかったのは、

「プロンプトが悪い」という話ではありません。


プロンプトに頼りすぎると、

考える力まで預けてしまう。


それが、一番の落とし穴でした。


ChatGPTは、

考えを代わりに持ってくれる存在ではない。


考えを映し出す鏡に近い。

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