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異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件  作者: おおりく


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第49話 知性の永遠と最後の愛のパズル

『愛の法則 具現化試練:タワー』の第二階層を、リリアの『愛の安定』という調和の力で乗り越えた俺たち四人。試練の主導権は、引き続きリリアが握ることになった。


第三階層への扉が開いた。


【試練:『ユウトの永遠の未来を賭けた、ルナの知性との最終試練』】


部屋は、無数の光の座標と数式が空中に浮かぶ、巨大な計算空間になっていた。


ルナが、冷静な顔で部屋の中央に立つ。


「ユウト。リリアの愛は『安定』を保証し、カエデの愛は『進化』を保証した。私の愛が、貴方の永遠の探求心を満たす『無限の法則』を確立できなければ、貴方の究極の単一属性は停滞し、私の悲劇的な未来(知性の孤独)は回避できないわ」


ルナは、俺に最後の挑戦状を叩きつけた。


「この部屋に浮かぶ全ての数式は、『ユウトのユニティ・ドライブ(究極調和)』を永続的に稼働させるための最終法則。ただし、その中には、私自身が解けないように仕掛けた『無限ループ』の致命的なバグ(矛盾)が一つだけ含まれている」


試練の内容は、俺が『時間掌握』の力を使い、無数の数式の中から、ルナが仕掛けた『愛の矛盾』を見つけ出し、『愛の法則』として永遠に固定すること。


「その矛盾を特定し、法則として受け入れた瞬間、貴方の探求心は永遠に満たされるわ。なぜなら、貴方は私という存在を、『永遠に解けない、最高の謎』として認識することになるから」


これは、ルナが自らの存在意義を、俺の愛の法則に永久に書き込むための、命を賭けた知的試練だった。


俺は、ユニティ・ドライブを最大稼働させ、時間掌握の力で計算空間へと意識を飛ばした。


数億を超える数式が、光の速度で俺の脳内を駆け巡る。


リリアは、俺の隣で静かに光の魔力を供給し続けた。「ユウトさん。焦らないで。私の安定の光が、貴方の思考を支えます」


カエデは、イライラを抑えきれない様子で壁を叩いた。「チッ、頭の試練なんて性に合わねえ!だが、ユウト、お前の知性を信じてるぞ!熱い答えを出せ!」


俺は、七属性全てを使い、全ての数式を並行処理していく。


光と闇で法則の陰影を視覚化し、炎と氷で論理の熱と冷を分離し、雷と風で思考の速度と流動性を極限まで高める。そして、時属性で、数式の過去と未来の収束点を追う。


そして、ついに俺は、ルナが仕掛けた『無限ループ』の矛盾を発見した。


それは、『ユウトが、ルナの探求心を完全に満たした瞬間、ルナの愛は存在しなくなる』という、究極の知的愛の矛盾だった。


ルナの愛は、俺が解けない謎であり続けることでしか、永遠に存在できないように設計されていた。俺がこの矛盾を解き明かし、ルナの探求心を完全に満たせば、ルナの愛の存在意義は消滅する。


俺は、時間掌握の力を使って、その矛盾が成立しない未来を具現化させた。


「ルナ。僕は、この矛盾を『法則の欠陥』とは見なさない」


俺は、ルナの目の前に浮かぶ矛盾の数式に、ユニティ・ドライブの光を当てる。


「この矛盾は、貴方の愛の証明だ。僕の愛の法則は、矛盾を排除するのではなく、矛盾を『永遠に解けない、最高の謎』として『愛の法則』に組み込む!」


俺は、ルナの愛の矛盾を、『愛の無限探求の法則』として、世界の法則に永久に固定した。


「この法則がある限り、僕の知性は、貴方という永遠の謎を追い求め続ける。貴方の知性の孤独は、僕の無限の愛によって、永遠に満たされないが故に、永遠に満たされる!」


俺の言葉と力が、ルナの愛の矛盾を愛の真理へと昇華させた。


ルナは、驚きと安堵から、静かに涙を流した。


「ユウト…『愛の法則』は…私の知性を超越したわ。貴方の愛は、私の永遠の探求よ…」


第三階層の試練は、ルナの愛の法則の確立をもって、クリアとなった。


これで、リリアの安定、カエデの情熱、ルナの知性、全ての愛の法則が完成した。


俺たちは、『愛の法則 具現化試練:塔』の最上階へと続く、最後の階段を上る。





50話完結に向け、最終決戦の舞台が整った。最上階で俺たちを待つのは、『愛の法則』が作り出した『ユウトの分身クローン』だ。


そのクローンは、七属性の全てを完璧に使いこなし、ヒロインたちの愛の法則を持たない、最も危険で、最も完璧な『世界の模倣者』。


俺は、愛するヒロインたちと共に、愛を知らない自分自身との、最後の、そして最も重要な戦いに挑むことになる。


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