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エルフの陽光

作者: 如月七瀬
掲載日:2025/09/16

2作目です!よろしくお願いします!

評価やお気に入り、お待ちしております!

 ひだまりの中、目覚めた。エルフの私は神樹の木の幹に暮らしている。

 ここにはピアノがあって、私はそれをよく弾いている。

 ひだまりの中、暖かさに包まれながら。

 最近人間の男が私のもとを訪ねてくる。


「君はピアノをどこで覚えたの?」


「さあね」


「楽譜もないのにどうやって曲が弾けるの?」


「適当」


「君はキレイだね」


「ありがとう」


 こんな会話をつらつらと、している。


 ある日男は私のもとに来なかった。

 次の日も、その次の日も。

 私は寂しいと感じた。悲しいと感じた。


 一種の煩わしさすら感じていたのに、

 その考えがひっくり返った事に驚いた。寂しい、会いたい。

 そう思って夜が長く感じた。

 

「今日はピアノを弾かないのかい?」


 目覚めたとき、男がそこにいた。


 エルフは男を抱きしめた。

 それはひだまりを抱きしめたように暖かった。


「君はどうしてこんなに温かいの?」


「他の人達が僕を温めてくれるからだよ」


 男は優しい笑顔で答えた。


「君のピアノ、素敵だった、ありがとう」


 そう言って、花の冠をエルフの頭に乗せた。

 「僕はあまり手先が器用でなくてね、作るのに随分かかってしまった」


 エルフは花の冠を頭から手に取りそれを見つめた。

 心の中が温かくなるようだった。


 エルフは再び頭に花の冠を乗せ、ピアノを弾き始めた。

 男は目をつむった。


 神樹に差し込む陽光が一段と強くなった。

 私はそんな気がした。

 

エルフの話が描きたかったので

描いてみました!

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