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黒鉄戦士の冒険録   作者: 工藤
序章は過ぎ、魔境の王が目を覚ます
5/96

“勇気”の王

ヤバい、話が進んでない気がするぞー

真っ暗な空間で2人、座ってる

何もない空間で2人、座ってる

目の前に先ほど俺の身体に入ってきた奴が二回りくらい小さくなってちょこんと座ってる。

真っ白な髪で、目が灰色の眼をしている。容姿を見るに、人間だと思った。

それくらい人間に似(・)て(・)い(・)る(・)と俺は思った

そして目の前のヤツが喋り始める。

「まったく、まさかお前神域技(スキル)もちだったのかよ。クソッ、お前のせいでここまで弱体化しちまったじゃねえか。」

はーあとため息をした後、真面目な眼差しでこちらを睨む。

「お前そ(・)れ(・)をどこで手に入れた?」

俺は、ドキッとした、

「お前あ(・)い(・)つ(・)を知ってるのか?」

おそるおそる聞くと

「あぁ、かなり昔ドンパチやりまくって締められたからな」

苦虫を噛みつぶしたような表情をした。

「まぁ僕のことは、後でいいまずは、お前の事だ。」

「神域技《あのスキル》を持つ事ができるのは、直(・)接(・)神(・)に(・)合(・)わ(・)な(・)い(・)と(・)い(・)け(・)な(・)い(・)はずなんだが?」

「もう一度聞こう、それをどこで手に入れた?」



これは、答えた方が良いのだろうか?

だが俺にも事(・)情(・)がある。

「わかった答えよう、だがこの(神域技)情報は話して良いのかわからない。それに、まず名乗らないとお互いにわからないだろう?」

うーわめっちゃクサイ台詞言ってもうた。

だが纏武装(創破)(スクラップビルド)については、どうやら喋る事にも少し制限がつくようだ。

だが、相手の人が乗り気じゃなかったら普通に死ぬかもしれない。


「はーー、しょうがねぇ確かに一理あるな。

僕は、魔鏡を統べる六(・)王(・)の(・)、(・)七(・)番(・)目(・)、勇気の王(サマエル)だよろしく。」

すっと、手を差し伸べる。

ガシッと俺は握る。しっかりと

「俺は、石原陽平だよろしく」

その名を聞くとサマエルは、ギョッとした顔で俺を見る。

「お前転生者か?」

いきなりそう聞かれ、

「えっうん」

つい反射的に答えてしまった。

「あー、納得だわ、転生者と、僕(・)た(・)ち(・)以外であ(・)そ(・)こ(・)にたどり着けるやついないもんね」

「だが、お前が転生者だということは、他の人間に言うもんじゃねえからな」

「どこぞの王国じゃ《勇者》の召喚に失敗したらしいからな」

もしかして俺、勇者説あるんじゃね?

なんて浮かれてたら、チョップを喰らった

「ふざけんな」

「先に言っとくが今のお前じゃこ(・)の(・)状(・)態(・)の(・)僕(・)にすら勝てないんだからな」

「えっそんなに強いの? そのー、六王とかが?」

「あぁ」 即答であった。

「そ(・)の(・)状(・)態(・)の(・)お(・)前(・)だったら、30、50人いたって変わらないね」

ん?今不思議な言い方したな、

「なんか俺に、状態異常(デバフ)でもついてんの?」

そう聞くと、うーんと唸った後、

「正確には、(呪い)の類いだな、それもかなり上のもののな」

「はっ?」イヤイヤ、なんかの見間違いじゃないんすか?

軽く受け流してたら、

「お前が、受けている呪いは、全部で三つある

一つ目は、神域技(スキル)の使用制限。

二つ目は、魔力量の上限、及び魔力の出力が十分の一に(固定)

三つ目は、全てのステータスが、常時十分の一まで縮小される

これらの呪いは、神域技(スキル)と共にお前の魂(・)に刻まれている呪いだから、解呪は不可能だ」



・・・・・・

マジかよ、なんだよこの状態異常(デバフ)の嵐は、ヤバいだろ!

「まぁ落ち着け、僕から見て無視できる呪いがある、

まず一つ目は、無視して良いこの使用制限は最大重量が、(自分の体重)なんだからこれは良いだろ?」

「それに、二つ目の魔力制限だがこれも無視して良いお前の神域技(スキル)は、無機物であれば魔力は消費しないんだろ?」

たっ確かに

「お前頭良いんだな」

「何?バカにしてる?」

黒い世界は、ヒビが入り終わりを告げる

そして、去り際にボソッと呟く

「君(・)は(・)、(・)生(・)き(・)残(・)れ(・)る(・)か(・)な(・)」

そして目が覚めた。

目の前には、少女が座っていた





次でようやく学園が書ける!

長かった。

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